今回は、コミックシーモアの先行配信作品『悪役令嬢の矜持～婚約者を奪い取って義姉を追い出した私は、どうやら今から破滅するようです。』の1話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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悪役令嬢の矜持【1話】ネタバレ
悪女ウェルミィ
「今日は人生最高の日ね」
姉イオーラの婚約者を奪ったウェルミィは、笑みを浮かべていた。
イオーラは腹違いの姉で、ウェルミィとは美貌も中身も対称的。
婚約者を妹に奪われたイオーラは、新たな婚約者の元へと売られていく。
その相手は、女嫌いと噂されている冷酷なエイデス・オルミラージュ侯爵だ。
親にも見捨てられたイオーラを、追い打ちをかけるように蔑むウェルミィ。
しかし、その半年後にどん底へ叩き落されるのだった。
姉との出会い
ウェルミィの母親は伯爵の愛人で、平民の出だ。
8歳のとき初めてイオーラに会い、その美しさに目を奪われたウェルミィ。
イオーラはウェルミィに優しく接してくれていた。
姉妹に対する両親の扱いが変わったのは、10歳のとき。
川でウェルミィが溺れてしまい、両親はイオーラを激怒したのだ。
両親はそれからウェルミィに優しくなり、イオーラはぞんざいに扱われ始める。
ウェルミィも、惨めな姉を見下すように接するようになったのだ。
婚約者を奪う
ある日、イオーラと婚約したいとやってきたのは、次期伯爵のアーバイン。
美しかったはずのイオーラは見る影もなく、アーバインはがっかりしてしまった。
そんなアーバインをウェルミィが慰めたことで、2人の距離が縮まる。
「アーバイン様や私に近づいてこないでよ」と、ウェルミィは学校で姉に釘を差した。
アーバインに悪い噂を流され、イオーラには友人が1人しかいなかった。
そんなイオーラに、ある男性が声をかけてくる。
アーバインやウェルミィは、その男性を貧乏男爵とバカにし、イオーラへ近づくなと忠告する。
「なぜイオーラに構う？」と、男性がウェルミィに問う。
「貴方ごときの臆病者に、もったいないのよ」とウェルミィは答えた。
断罪が始まる
ウェルミィは、イオーラを高値で売れる先を探していた。
そして、エイデス・オルミラージュに目を付けた。
こうしてイオーラがエイデスのもとへ売られた半年後。
エイデスに手を引かれ、美しい装いで夜会に現れたのは、まさにイオーラだった。
元婚約者のアーバインだけでなく、周囲がその美貌にざわつく。
ウェルミィがイオーラを蔑む言葉を発すると、エイデスは怒りを見せた。
「お前たちの罪を、暴いてやろう」
イオーラに対するウェルミィや両親の悪行を断罪するつもりだ。
窮地に追い込まれたウェルミィ…だがそれでも、笑みを浮かべる。
「私の狙い通りだわ」
悪役令嬢の矜持【1話】感想
悪役令嬢とヒロインという王道シンデレラストーリーかと思いきや、違います！
ウェルミィは自分を悪役令嬢に仕立てあげている様子でした。
婚約者を奪い、冷酷な相手へ売り、そして自分たちが断罪されるまでが計画のようですね。
なぜここまでして、自分を悪役に仕立て上げようとするのでしょうか？
もしかしたらウェルミィは、イオーラが大好きなのかもしれません。
初めて出会った時、イオーラの美しさに目を奪われてしましたよね。
イオーラが幸せになるように計画しているのだとしたら、泣けますね…。
ウェルミィが一体何を考えているのか、続きが気になって仕方ありません！
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