こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『アルキメデスの大戦』243話のネタバレ感想を紹介していきます。
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アルキメデスの大戦【243話】『奇襲のその後』のネタバレ
真珠湾攻撃の後
真珠湾攻撃を成功させた後は、どうやってアメリカと戦うつもりか、と問う櫂。
皆の表情が一様に固まる。
主計の君が考えることではない、と言われるが、主計だからこそ申し上げるのです、と櫂は言い返す。
真珠湾攻撃は、アメリカとの開戦を意味する。
日本は人材と資源を投入して戦う必要がある。
見通しを立てて予算を確保することは、海軍の懐を預かる主計の責務です、と。
この意見に反対し、話し合い終了を申し出る者もいたが、長官は真珠湾攻撃のその後についても考えるいい機会だと言って続けさせるのだった。
特別に、櫂は参加を許可されたのだ。
まずは黒沼に、「真珠湾攻撃のその後」について尋ねる長官。
黒沼は、オアフ島を占領するという案を出した。
オアフ島を抑えることで、アメリカ軍の西海岸攻撃の拠点とする。
さらに、ハワイにて、アメリカ本土と西太平洋を分断し、制海権を掌握する。
アメリカ本土攻撃の危機や、軍事的対抗手段の消失が明らかになったところで、アメリカ政府に講和を提案する。
応じればハワイから撤退し、応じないなら本土攻撃。
3ヶ月で戦争を終わらせる、と豪語する黒沼。
櫂の意見
その意見に意を唱えたのが櫂だった。
櫂は、3ヶ月で終わるような生易しい戦争ではないと言った後、「アメリカは必ず反撃してきます」と目を鋭くした。
櫂の見立てでは、アメリカ海軍の主力はサンディアゴにある。
日本は前に、油槽船を同行させて洋上補給することで、航続力の問題を解決した。
それならアメリカも同じ手を使ってハワイを守るはず、と言う。
その意見を聞いた者たちは、高い技量が必要だからアメリカには無理だと思っていた。
そもそも奇襲で真珠湾を壊滅すれば、米国は戦意を失う、と。
でも櫂は、アメリカ人を甘く見るべきではない、と強く言う。
「彼らは講和になど応じない。必ず反撃してくる」
そして櫂は、アメリカの国民性について語り出す。
真珠湾に奇襲攻撃を受けて、アメリカ国民が黙っているはずがない。
敵が降伏するまで、攻撃をやめない、と。
「それがアメリカという国です」
櫂の脳裏に、アメリカのトップたちの顔が思い浮かぶ。
あの連中が他国に屈服するはずがない。
櫂の強い言い分を聞き、長官は話をまとめた。
「要するにアメリカは、サンディエゴから油槽船を引き連れて、主力艦隊が向かってくるというんだね?」
「必ずや」と櫂。
長官は再び、黒沼に意見をうかがう。
「艦隊決戦は望むところです」と黒沼。
すると長官は、兵棋演習でその海戦をやってみよう、と言い出した。
青軍日本の司令官は黒沼が、赤軍アメリカの司令官は櫂に任せる、と。
「そこまでアメリカが反撃してくると言い張るのだ、実際の作戦を見せてもらう」
櫂は表情を引き締め、司令官を引き受けるのだった。
アルキメデスの大戦【243話】『奇襲のその後』の感想
アメリカの強さや怖さを知っている櫂は、日本軍のトップ相手にも怯むことなく自分の意見を貫きます。
学校では習えない歴史の一幕を学べる漫画だけあって、やはり緊迫感が違いますよね。
次回以降、櫂と黒沼が、それぞれの才能をぶつける様子が描かれます。
演習とはいえ、櫂の才能がいかんなく発揮されるはず。
どんな戦略を披露するか、次回以降も目が離せませんね。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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