こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『GANMA!』のオリジナル作品『地雷なんですか?地原さん』第2話のネタバレ感想を紹介します。
『地雷なんですか?地原さん』を読みたい方は、『GANMA!』で読むことができますよ〜!
1話のネタバレは以下をどうぞ!
地雷なんですか?地原さん【第2話】『何がしたいんですか?地原さん』ネタバレ
左の手首
今日も黒木の隣の席には、地原舞が座っている。
舞は、じっと自分の左手首を見て、僅かに口角をあげた。
(ん? 笑った?)
教室の隅では、そんな舞を見たクラスの女子が騒ぎ始めた。
「えっ! ちょっと、今の見た?」
「見た、見た! 手首見ながらニヤッって…」
「えー、ホントに?! なんかヤバくない?」
「でもさ~、地原さんって、血生臭いってイメージが…」
「わかる~! 修羅場とか?! 」
そんな会話を聞きながら、黒木は思った…
(地原って、やっぱり、そういう印象だよなー。
見た感じが、アレだから、そういう状況が、しっくりくるというか…)
プレゼント
放課後、黒木が1人で廊下を歩いていると、目の前に舞が現れた。
他に人影は無く、至近距離で、舞は黒木をじっと見つめる。
「えっ、ち、地原さん…?」
変な汗をかきながらも、黙っている舞に話しかけた。
無言で、右手を差し出す舞。
その手には、なが~いガムが…
固まる黒木の頭の中は、クエスチョンマークでいっぱいになっている。
「地原さん、それ…俺にって事?」
黒木の問いに答えを返す事もせず、舞は、袋を開け、ガムをもぐもぐ食べ始めた。
(…自分で食うんか?!)
心の中で、そんな事を考える黒木に、舞は食べかけのガムを差し出した。
(これを俺が食べたら、間接的なアレになるじゃん…
あ~っ!!こんな事を考える自分がキモいけど、舞い上がってしまう…!
よく分からないシチュでも、こんな状況初めてだし!)
あれこれ悩んだ末、やましい気持ちは、捨てる事にした。
断っても感じが悪いので、食べかけのガムをいただく事に。
相変わらず舞は、無言のままだ。
「うまい! …俺、昔、これくらいの箱に入った小粒のガムをよく食べてたんだ。
それと同じ味で…なんか懐かしい」
黒木は親指と人差し指を使って箱の大きさをイメージしながら言った。
「…キキキ………!」
ずっと黙っていた舞が、突然、奇声を出して笑う。
ドン引く黒木。
「残りのガムはあげる! く、く、黒木くん、また明日ね」
そう言うと舞は背を向け、黒木の前から姿を消した。
(…地原さんって、やっぱり面白いよね…)
左手首の真実
その後、誰もいない教室戻った舞。
自分の席に座り、油性のペンを取り出した。
そして、自分の左側の腕にペンを走らせる。
そこには、ウイッシュリストが…
『あいさつする』の横には、バツマーク。
『隣の席の子と仲良くする』の横には、はなまるマークが記されていた。
舞は、それを見ながら、少し満足げに微笑んだ…
地雷なんですか?地原さん【第2話】『何がしたいんですか?地原さん』感想
ウイッシュリストだったとは…!
最初は、クラスの女子と同じ事を想像してしまいました。
舞の行動は、リストに基づいたものだったんですね。
最後に、答えが分かってスッキリしました。
今回も、無言の舞に振り回され、勝手な妄想を膨らませる黒木が面白かったです。
まだまだ、舞については、謎が多く、興味が沸きます。
次のお話では、舞のどんな一面を見る事が出来るのでしょうか?!
3話のネタバレは以下をどうぞ!
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