こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『できるメイド様』1話ネタバレ感想を紹介していきます。
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できるメイド様【1話】のネタバレ
できそこないの娘
少女は生まれた時からできそこないで、何一つまともにこなすことができなかった。
周囲の人からも、身分の低い血筋だから何もできないと蔑まれていた。
彼女はクローヤン国王の娘だったが、母親は正妻ではない。
母が死んでから、王女として王宮入りするが、周りの評価は何一つ変わらなかった。
そのクローヤン王国は、帝国によって滅ぼされ、少女は捕虜として帝国に連れて行かれることになった。
下級メイドへの転身
少女は、身分を隠してマリと名乗り、皇宮で下級メイドをしていた。
王家の血筋を引いていると知られたら、帝国軍が生かしておく訳がないからだ。
下級メイドとして雑用をこなす日々だが、前向な性格が幸いして頑張ることができた。
囚人との出会い
ある日、マリは囚人の看病をする仕事を任されることになった。
看守の案内で囚人がいる牢屋に連れて行かれるマリ。
そこに立ちこめる臭気を嗅いだ瞬間、母が死んだ時と同じ死の臭いを感じ取る。
「どうせすぐに死ぬから適当にやっといてくれ」
髭を生やした年老いた囚人は投げやりに命じる。
マリは囚人の反応に戸惑った。
（どうせ死んでしまうから…？）
死を間際にした囚人の姿を見たマリは、床に伏せていた母が残した言葉を思い出す。
「あなたは、おっちょこちょいなところもあるけど。人を助けられる人間になってね」
幼い頃、病気で痩せこけた母が泣きじゃくるマリに向かって優しい顔で告げたあの言葉。
（私がこの人を助けなかったら、一人寂しく死んでしまう…）
囚人のことを放っておけないと思ったマリは、血を吐いている囚人の看病を始めた。
病に冒された囚人を見つめながら、昔の母の姿を重ねて涙ぐむ。
マリの願い
「ありがとう」
マリに看病されていた囚人がお礼を言う。
「最期に君のためにお祈りをしよう」
囚人はマリに名前を尋ねる。
「マリです」
「マリ、君の願いは何だね？」
どんな願いでもいいと言われて、マリは答えた。
「どんなこともこなせる万能な人になりたいです」
「具体的には？」
メイドの仕事を上手くできるようになりたい…。
マリは、次々と叶えたい望みを口にしていく。
「もし、その望みが叶ったら、君は何をするんだい？」
「…私は、意味のある人生を送りたい。誰かを幸せにする人生を送るのが私の願いです」
マリの願いを聞いた囚人は「優しい人だね」と褒める。
「君の本当の名前は、何て言うんだい？」
神に祈る前に囚人がマリに問いかける
（本当の名前…。私の正体を知ってる人なんていないはずなのに…）
マリが偽名であることを指摘されて内心驚く。
「君のお願い事を神様に祈りたいんだ」
嘘偽りを感じさせない囚人の真っ直ぐな瞳を前にしたマリ。
二度と口にすることはないと思っていた本当の名を口にする。
「…モリナ」
最期の別れ
囚人の牢屋から立ち去るマリ。
この人とは、もう二度と会えないという予感があった。
1日を終えて
看病の仕事から戻ったマリは、自室のベッドに横たわる。
（明日も早くから仕事だわ…。きっとたくさん叱られるのね…）
明日のことを考えながら、眠りについた。
（でも…、今日出会ったあの人に話したように、有能なメイドになれたらなぁ…）
回想～囚人の祈り～
囚人に自分の本当の名を告げたマリ。
「いい名だね」
そう言うと、囚人はマリの頭に手をかざし、神に向かって祈りを捧げる。
神様、どうか彼女の願いを叶えてください…
彼女の名は、モリナ・ド・ブランデン・ラ・クローヤン。
ただ一人残された、クローヤン王国の継承者―。
できるメイド様【1話】の感想
過去に捕虜として捕らわれたマリは、上手く逃げ出してメイドになったんでしょうか？
その辺のいきさつについて説明がなかったので気になりました。
看病の際に出会った囚人は謎な人物でしたね。
ずっと隠していたマリの正体をなぜ見抜いたのでしょう。
あの囚人自体が神の使いだったりするのでしょうか。
何か特別な効果を発揮しそうなお祈りでしたが、次の日に目覚めたマリの生活は間違いなく一転するのでしょうね。
願いを叶えたマリがどんな風に人を幸せにするのか、先が楽しみです！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
