こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』11話のネタバレ感想を紹介していきます。
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復讐の赤線【11話】のネタバレ
俊人が全て暴露する
「こいつは父さんを誘惑するような汚らわしい女なんだ。いつ頃からか、父さんの書斎から夜な夜なこの女が出てくるのが多くなってな」
ただ黙って聞いている頼子、いっぽうの父は声を張り上げた。
「俊人、やめるんだ」
父に一喝されても俊人の言葉が止まらない。
「それで僕は見たんだ。この女は父さんの股の間に顔を埋めてたんだ、気持ち悪い!」
回想
俊人がいうとおり、椅子に座った父の股の間に、頼子が顔を埋めていた。
「優しく、歯を立てずにな」と父。
すぐに父は、「もう少し強めでもいいんだぞ」と言って頼子のあたまをガシッと掴んだ。
「手も離すんだ」と父に言われ、頼子は両手をだらりと下げた。
「いいよ、ユキちゃん」と、頼子の母の名を呼ぶ父。
父と頼子の母はいとこだが、どうやら父は、頼子の母に密かな願望を抱いたいたようだ。
父と頼子のそんな様子を、陰でこそこそ覗き見している俊人。
家族が壊れる
「どんな状況なら、股の間に顔を埋めるってんだ?」と俊人。
俊人の暴露によって焦る父は、顔中から冷や汗を流している。
そんな父を横目で見る母は、なんとも言えない表情。
恵子はすっかり青ざめて、おぞましそうな目で父を見下ろしている。
何も言えない頼子を見て、篤人は弟の俊人を問い詰める。
「お前、頭おかしくなったのか?」
母がパニックになったかのように立ち上がり、髪の毛をわしゃわしゃと掻きむしりながら「なんてこと」と呟いた。
「世話をなるばかりか、うちの人に手を出すなんて。どこまで図々しいんだい?」
睨み付けるように頼子を見た母は、爪を立てて頼子の頬を引っ掻こうとした。
それは掠めただけだったが、すぐに母は頼子の首を両手で締める。
篤人が止めるが、母の気持ちはおさまらない。
恵子に塩を持ってくるように命じ、頼子と突き飛ばして塩をまく母。
まるで砂かけ婆のように、何度も何度も頼子に塩をかけ続ける。
「出ていけ」と繰り返しながら。
口を固く結んだ頼子は、ついに家を飛び出して行った。
すぐに追いかける篤人。
その場にがっくりと倒れる母は、まるで抜け殻になったかのように青ざめていた。
「あああああああああああ」と奇声を上げ、畳に泣き伏せる母。
父はただ無言を貫いている。
俊人は「あはははは」と笑い声を上げ、してやったりとばかりに切り出した。
「みろ、あの女を追い出してやったぞ。みんな、僕を認めるんだ」
俊人の笑い声が、夜の空に鳴り響く。
庭に出た頼子
庭で立ち尽くす頼子の背中に、篤人が声をかけてきた。
暗い空の中、微妙な距離を保って立つ篤人。
復讐の赤線【11話】の感想
壮絶ないじめの末に、俊人の暴露によって家族崩壊を迎えた杉山家。
悪いのは全て杉山一家ですが、自分たちが悪いとは思ってもいないのでしょう。
ただ一人、長男の篤人だけは頼子の味方です。
しかしもう、頼子の心も限界に近いはず。
タイトルの通り、復讐劇が始まっていきそうな予感がしますね。
12話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。