こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』16話のネタバレ感想を紹介していきます。
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復讐の赤線【16話】『頼子の決心』のネタバレ
篤人とすれ違う
デパートで恵子と寄り添っていた篤人。
頼子とすれ違うときも、気付いてはくれなかった。
それだけに、夢子は篤人に良い印象を抱かなかったようだ。
先輩娼婦たち
口紅やおしろいなど、散らかった棚の上を忙しなく探す先輩娼婦の笑子。
開店時間が来てしまい、慌てて準備をすすめている。
もう一人の先輩娼婦、おさちが、床を掃除する頼子を見下ろしてこんな嫌味を言ってきた。
「下働きなら、支度に忙しい私たちを見て、代わりに買ってくるって言ってくれてもいいのにね」
頼子は申し訳なさそうに謝るが、おさちと笑子の口撃は止まらない。
「下働きなんて店に貢献してないわよね。ワタシたちが稼いだ金でタダ飯食ってんだもんね。ったく、母さんもなんだってこんな穀潰し入れちゃうんだか」
穀潰し、という言葉を聞いて、杉山家の母が見せた鬼の形相を思い出す頼子。
そこへ、このお店『百合の花』で最も人気がある娼婦『蘭子』が姿を表した。
「もうよしな。文句言ってる暇があったら、お客様を喜ばせる努力したら?」
蘭子に言われちゃ、おさちも笑子も言い返せない。
蘭子は頼子にも言う。
「あんたも、早く稼げる娼婦になれるといいね」
その言葉を受け、頼子は思う。
いつまでも下働きじゃ、あの家にいたときと変わらない
いつかは娼婦として生きていかなくちゃ
決心を言葉にする
『百合の園』の経営者、おかみさんとかお母さんと呼ばれる『橋本芳子』を訪ねた頼子。
掃除が済んだと言う頼子に、「あんたは若いのに手際がよくて助かるよ」と言ってくれた。
頼子は決心を口にする。
「私もそろそろ、お楼(おみせ)に出たいと思います」
「たまげた。覚悟はできたのかい?」
「はい。ここにおいていただいたときから、娼婦になる覚悟はできていました」
いつまでもみなさんのお世話になってばかりもいられません、という頼子を見て、おかみさんは言う。
「いい目になったじゃないか。最初は捨てられた子犬みたいな目だったが、今じゃ獅子みたいだ。何かあったのかい?」
頼子の脳裏に、デパートですれ違った篤人の姿がよぎった。
「このままじゃ何も変わらないと思ったんです。いつまでも皆さんのお世話を受けてるのでは、あの家にいたころと同じですから」
そして頼子は、体を売ってお金を稼げば、自立して自分の人生を歩いてゆける、そのために私は娼婦になります、と宣言した。
納得したおかみさんは、「よしわかった」と言うが、そこへ夢子が割って入った。
「高塚さんが来てるよ」という。
入ってきた高塚という男性は、いつか頼子が道でぶつかった、背の高い若い男性だった。
高塚のほうは頼子に気づいたようだが、頼子は忘れている様子。
(簡単な説明:高塚修は高利貸しで、冷酷非道な性格)
「ちょどよかった、お願いしたいことがあるの」とおかみさんは言う。
「この娘を水揚げしてくれる男を紹介してくれないかい」
水揚げとは、娼婦になる準備として経験豊富な男性の手ほどきを受けることである。
それを聞いた夢子は、「まだ早いって」と反対した。
「本人の希望だから止められないだろ」とおかみさん。「信頼ある高塚さんにこの子の純潔捧げたいけど、商売女は抱かない主義なんだろ」
それなら高塚の見込んだ男に任せたい、とおかみさんは続けた。
夢子は頼子に、本当にそれで良いのと聞くが、頼子の決心は固かった。
「私も夢ちゃんみたいに、自分の力で生きていけるようになりたい」
その会話を聞いていた高塚は、
「それなら、俺が相手になろう」と言い出した。
びっくりして目を見開くおかみさんと夢子。
頼子もたじろいで、「え?」と目を丸くしていた。
復讐の赤線【16話】『頼子の決心』の感想
下働きで、主に掃除を任されていた頼子。
これでは杉山家にいた頃と同じと思い、ついに娼婦になる決心をします。
まだ早いと反対する夢子ですが、頼子の決心は揺るぎません。
最初の相手は、背の高い二枚目の男性、高塚に決まりそうです。
商売女は抱かない主義らしいですが、どういった心境の変化でしょうか?
単に頼子が好みのタイプだった?
それとも、頼子に大きな可能性を感じた?
どちらにしても、高塚の指導によって、頼子は殻を破って大きく羽ばたくのではないでしょうか。
17話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
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