こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』19話のネタバレ感想を紹介していきます。
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18話のネタバレは、以下をどうぞ!
復讐の赤線【19話】『はじめての反抗』のネタバレ
18話の続き
頼子がただの娼婦の枠におさまる女ではないと見抜いた高塚は、俺がお前を開花させると告げる。
冷たい眼差しで頼子を見つめながら、「お前を奴隷扱いしていた杉山家に復讐しないか?」と持ちかけた。
いびられる頼子
百合の園の店内で先輩娼婦のおさちと笑子が店に出る準備をしている。
着る服がなかなか決まらないおさちが床に服を投げ捨てていく。
頼子は雑巾がけをしながらその光景を不満げな表情で眺めていた。
「いつまで掃除してるの?」
おさちが嫌みたらしく頼子に声をかけ、笑子が水揚げされて調子に乗っているとバカにする。
(※水揚げ=男性経験のない女性が経験豊富な男性から手ほどきを受けて、娼婦になる準備をすること)
頼子は、高塚と交わり女の痛みを知った日のことを思い出していた。
あの日、私は変わった…
今までのような弱いだけの頼子じゃない…
高塚に水揚げされてつけ上がっていると頼子をいびるおさちと笑子。
意を決した頼子は、自らを奮い立たせるように握っていた雑巾をギュっと握りしめて言い放った。
「やってます!掃除してるのに次々と服を投げ捨てられたら、終わるものも終わらないですよ!」
鼓動を高鳴らせておさちと笑子を睨みつけていた頼子がハッと我に返る。
とっさに二人に詫びて、後でまた掃除に来ると言い残し部屋から出て行った。
迷いを断ち切って
廊下で頼子とすれ違った夢子が異変を察して「どうしたの?」と尋ねる。
頼子は、おさち達に言い返してしまった出来事を話し、先輩に楯突いたことを反省する。
事情を把握した夢子は、後で二人に謝ろうとする頼子に謝らなくてもいいと話す。
「二人が先輩でも遠慮はいらないよ。出発点はみんな同じ、白紙の状態。そこから客が多くついてたくさん稼げれば強いし、稼ぎが少なければ弱い。それだけのことよ?」
娼婦の年数は関係ない。頼子がおさち達より多く稼げば何も言えなくなる。
そんな夢子の言葉を頼子は不安げな表情で聞いていた。
たくさん稼ごうと思えば、それだけ多くのお客さんを相手にしなければいけない。
自分の気持ちを確かめるように胸に手をやり、言い聞かせる。
…もう迷わない、恐れはしない
私のことを見下していた人よりも偉くなってみせる…
迷いと不安を振り切り、もっと強くなると決意する頼子。
一皮剥けた様子の頼子を見た夢子が先輩に言い返した時にスッキリしたかと尋ねた。
「気持ちが昂ぶっていて実感がないの。どうすればいいか分からなくなって逃げちゃった…」
頼子の答えを聞いた夢子がフフッと楽しそうに笑いながら、頼子は意外にそういう気質があるのかもしれないと指摘する。
不思議そうな顔をしている頼子の両肩にポンッと手を置いて諭した。
「言い返しても大丈夫だよ。これはあんたの人生だ。譲れないことはハッキリ言えばいい。ここでは我慢しなくてもいいんだよ」
励ますような明るい表情で頼子を見つめる夢子。
その笑顔を見た頼子も口元に笑みを浮かべる。
…そうだよね
ここは杉山家じゃないんだから
もうあの頃の私とはサヨナラしたんだもの…
夢子の言葉を噛みしめていると、おかみさんの芳子がやって来て頼子の名を呼ぶ。
「頼子、ちょいといいかい?話があるんだ」
復讐の赤線【19話】『はじめての反抗』の感想
高塚に抱かれて娼婦の道を踏み出した頼子。
杉山家では上の者の言いなりになって虐げられてきましたが、店では先輩達に意見が言えるくらい精神的に強くなりましたね。
夢子のセリフからして、頼子は元から剛胆な性格なのかもしれません。
これから娼婦としてのし上がっていくんだと思いますが、どのように変わっていくのか見物ですね。
それにしても、高塚の復讐の話はどうなったんでしょうか。
頼子がどんな返事をしたのかお預け状態なので、そっちの続きも早く読みたいです。
20話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。