こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』34話のネタバレ感想を紹介していきます。
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復讐の赤線【34話】『引き返すなら今』のネタバレ
33話の続き
母親の貴重品を売って資金繰りをしていた俊人。
いよいよ売る物がなくなってしまい、どうしたものかと思案する。
「お金が要るんですか?それなら用立てしますよ」
そこへ、金髪の美男子が現れて俊人に金を貸すと申し出た。
功の失踪
店に遊びに来た俊人の帰り支度を手伝う頼子。
俊人との会話から、杉山家の功が帰って来ないと耳にする。
「役所の連中がやって来たんだ。無断欠勤してるらしい」
「職場にも家にも居ないなんて、どうしたんでしょう…」
心配そうにする頼子に「ちゃんと働いてくれないと家に金が入らない」と俊人が話す。
頼子が「おじ様が働いてくれているから、私たちも会えるんですものね」と頼子が同意する。
しかし、俊人は「親はもう金を出してくれない」と言い出した。
「それなら、ここのお金はどうされているの?」
「この店を紹介してくれた人が貸してくれてる。利子もいらないって言ってるんだ」
親切な人だと感心しながら話す俊人。
「利子がいらないなんて、奇特な人もいるんですね」
頼子は不思議そうな顔で相づちを打っていた。
その時、女将の芳子がふすま越しにノックして声をかける。
高塚の知らせ
頼子がふすまを開けると、そこに女将の芳子と高塚が立っていた。
「高塚さん、どうしたんですか?」
「急ぎの知らせがあってな。…杉山家の功が自殺した」
突然の知らせにしばらく呆然とする頼子。
「…自殺ですって?」
俄には信じられないといった表情で高塚に問いかける。
「職場にも家庭にも居場所がない人間が行き着く先はそういうものだ」
功を調べていた部下からの情報によると、杉山家の自宅にも警察から連絡が入っているだろうと説明した。
「おじ様が…自殺なんて…」
功の悲報を耳にした頼子の顔から血の気が引いていく。
「喜ばないのか?」
「人の命が絶たれたのに?そんなの嬉しいわけないじゃない」
復讐したいと思っていても、人の命を奪うようなやり方は考えていないと訴える頼子。
高塚は頼子の両肩を力強く掴み「お前は甘いな」と詰め寄った。
「杉山家に人生を無茶苦茶にされたんだろう?命で償うのは当然だ」
「そんな…」
「復讐することに怖じ気づいたのか?」
気落ちした様子の頼子に向かって高塚は辛辣な言葉を吐く。
今回の件は、職場の噂が原因で頼子が直接手を下した訳ではない。
復讐を続ければ、また同じような出来事が起こるかもしれない。
恐れるなら、ここで手を引く方がいいだろう。
頼子は、躊躇するような表情で押し黙っている。
「決断をくだすのはお前自身だ。
ここでやめるのも自由だが、お前の人生を取り戻せないまま終わることになるな」
その言葉にハッとする頼子。
「復讐をやめても後悔しないと言うならそれでいい」
あの日の覚悟と現実の狭間で
頼子の脳裏に娼婦の道を生きる決意をした日の出来事がよみがえる。
娼婦となって毒を隠し持ちながら、自分の人生を取り戻す。
あの日に覚悟を決めた。
でも…。
本当にそれでいいの?こんな結末は望んでいなかった…
ただあの人たちに償って欲しいと思っただけなのに…
こんな不幸がまた繰り返されたら、耐えられる?
でも、ここで引き返したら、杉山家に奪われた私の人生は一生戻ってこない…
…一体どうすればいいの…
厳しい現実を目の当たりにした頼子の心は揺れ動く―。
復讐の赤線【34話】『引き返すなら今』の感想
憎んでいた杉山功の死を知った頼子。
復讐する覚悟を決めたはずの頼子ですが、現実に人が死ぬとなると迷う気持ちも分かります。
恨みを晴らすって言っても、せいぜい一家が破産するとか離散するとか、その程度の復讐を思い浮かべていたんでしょう。
高塚は頼子の前では優しく振る舞うので忘れがちですが、初期設定を思い返すと冷酷非道な高利貸しですからね。
覚悟の程度が頼子とは全く異なるんだと思います。
そう考えると、俊人にお金を貸している金髪イケメンも高塚の部下なんでしょうか?
利子も取らずにお金を貸すなんて、後から何かありそうで逆に怖いです。
俊人はまだ父親の死を知らされていないのですが、これから杉山家がどうなっていくのか気になります。
35話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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