こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』35話のネタバレ感想を紹介していきます。
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34話のネタバレは、以下をどうぞ!
復讐の赤線【35話】『君も家族の一員なんだ』のネタバレ
34話の続き
功の自殺を頼子に告げる高塚。
頼子は、人の死を前にして復讐を躊躇する。
「復讐が怖くなったのか?
ここで引き返したら、自分の人生を取り返せないまま終わる。後悔しなければそれでいい」
高塚は、復讐を続けるかやめるか自分で決断するよう頼子に迫る。
頼子の結論
今ならまだ引き返せる…
でも、復讐をやめたら、杉山家に奪われた人生は戻ってこない…
頼子は思い悩む。
自分の人生を歩み始めたばかりなのに、後悔するのは嫌だと考える。
杉山家の人たちは、私の人生を奪った…
だから、どんな最後を迎えようと償ってくれないと…
…私は幸せになれない
結論を出した頼子は、高塚に自分が間違っていたと謝り「復讐を続ける」と告げる。
「それがお前の結論だな」高塚が念を押す。
二人の会話を聞いていた女将の芳子が「復讐がどうしたって?」と尋ねる。
高塚は「何でもない」と答えて帰っていった。
この先にある現実
話を終えて室内に戻る頼子。
一人で待っていた俊人が何の用だったのか問いかける。
頼子は「夕食に何か取り寄せようかと話していたの」とごまかした。
「それなら、好きなものを頼め。奴隷のご飯を用意するのは主人の役目だ」
俊人の言葉に、頼子が嬉しそうにお礼を言う。
「娼婦に好きなものを食べさせるなんて、甲斐性無しの兄さんには真似できないだろうな」
愉快そうに高笑いする俊人。
そんな俊人の姿を頼子は密かに哀れんだ目で見つめていた。
機嫌よく過ごせるのも今だけね…
家に帰れば、大黒柱の死を知らされるんですもの…
可哀想な俊人さん…
頼子は、心の底から俊人に同情していた。
突きつけられた正論
その翌日。
夢子と頼子が『百合の園』のカウンターに座り、この時間は客がいないと話し合っていた。
さすがの俊人さんも父親の死を知ったら、ここには来ないわよね…
頼子は心の中で俊人の身を案じる。
「頼ちゃん、居てくれてよかった!」
その時、篤人が店にやって来た。
「一体、どうしたんですか?」突然の来訪に頼子が尋ねる。
「父さんが死んだんだ…」と悲痛な面持ちで篤人が告げる。
明日、葬儀があるから、早く杉山家に帰ってきて欲しいと伝える。
「なんで、頼子が杉山家の葬式に出ないといけないのよ!」
非常識な篤人の言動に夢子が怒り出す。
篤人は「頼ちゃんも家族の一員だからだよ」と言って、葬儀に出席するよう促す。
「…帰りません。お悔やみは申し上げますが、葬儀には出ません」
頼子は葬儀の参加を拒絶する。
納得できない篤人は「どうしてだ」と頼子に詰め寄る。
「父さんの世話になったのに…。実子のように可愛がってもらっていただろ?」
「いい加減にしなよ!行かないって言ってるだろ!!」
見かねた夢子が割って入り、篤人に抗議する。
篤人は、部外者は黙ってくださいと反論する。
「これは、家族の問題なんで」
一瞬、呆気にとられる夢子。
その直後に「あははは」と笑い出して、ポンッと篤人の肩を叩く。
「杉山家では、家族をいじめるのが普通だっての?」
怒りを滲ませながら、夢子が詰問する。
「…そ、それは…その…」
正論を突きつけられた篤人は、しどろもどろに口ごもる。
復讐の赤線【35話】『君も家族の一員なんだ』の感想
篤人の言動が日に日に酷くなりますね。
自分の残酷さに無自覚なのか、現実から目をそらしているだけなのか…。
ある意味、篤人も精神的に壊れてきているのかもしれません。
それにしても、俊人は娼婦の頼子と再会してから本当にキャラが変わりました。
傍で見てると、ただの裸の王様です笑
杉山家で頼子を虐げていた過去さえなければ、女慣れしていない言動がとても初々しくて可愛らしい人なんですけどね。
頼子のことを奴隷だと言いながらも、俊人なりに大事にしようとしてる気持ちは伝わってくるんで、自己中な篤人よりは好感が持てます。
それにしても、一家の大黒柱を失った杉山家は今どんな状態になっているんでしょうか。
もし、頼子が葬儀に参加することになったら、一波乱ありそうです。
36話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。