こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線~私を奴隷にした家族を許さない~』36話のネタバレ感想を紹介していきます。
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35話のネタバレは、以下をどうぞ!

復讐の赤線【36話】『夢想家の追憶』のネタバレ
35話の続き
杉山家の父・功の死を知らせに来た篤人は、頼子も葬儀に参加するよう求める。
頼子は誘いを断るが、篤人はしつこく頼子を説き伏せようとしていた。
見かねた夢子が止めに入ると「家族の問題ですから」と篤人が突っぱねる。
「家族?笑わせないでよ。杉山家は、家族をいじめるのが普通だと言うの?」
夢子の鋭い言葉に篤人は思わず口ごもる。
夢見る家族の姿
篤人は、夢子の指摘に対して切々と訴える。
母さんたちは不器用だから、意地悪しているように見えたのかもしれない。
でも、本当は頼ちゃんを家族として受け入れていた。
杉山家で起きた出来事は、誤解なんだと言い訳を始める。
頼子が母親に穀潰しとののしられていたのは、頼ちゃんが強く生きていくための厳しい指導だったと言う。
恵子に引っぱたかれ、俊人には奴隷と呼ばれ、足蹴にされていた日々についても、接し方を間違ってしまったと主張する。
恵子や俊人も、頼子と仲良くしたかったけど、照れがあってきつく当たってしまったと言う。
あまりにも支離滅裂な主張に夢子は呆気にとられる。
「一緒に過ごす時間がもっとあれば…きっと本当の家族になれた」
頼子と家族が仲良くしている姿を夢想しながら篤人が語る。
「何それ…。頭の中、お花畑なの?」
夢子が「意味が分からない」と嫌悪感を露わにした。
すると、頼子がもう大丈夫だと夢子をなだめて、決然とした表情で篤人と向かい合う。
「篤人さん、何を言っても私は葬儀に参加しませんし、杉山家には戻りません。どうぞお帰りください」
頼子にはっきりと拒絶された篤人は愕然として、頭を抱えながら訴える。
「一体どうしたんだい?昔の頼ちゃんなら、そんなこと言わないだろう?」
こんな掃き溜めにいるから毒されてしまったんじゃないのかと、まくし立てる。
奴隷は誰のモノ?
「頼子は居るか!?」
店の入り口から、頼子の名を呼ぶ声がする。
篤人が振り返ると、弟の俊人が立っていた。
「俊人?お前がどうしてここに…?」
思いがけず現れた俊人に驚く篤人。
「頼ちゃんは、知ってたのか!?」と頼子に詰め寄った。
俊人が頼子の肩を抱き、自慢げに篤人を見下す。
「おい、奴隷。お前は兄さんにも買われていたのか?」
「この人に買われるなんて、そんなこと一度もないですよ」
俊人の問いかけに、わざと恋仲のような眼差しを向ける頼子。
篤人は、そのやり取りを無言で見つめる。
ここは女を買う娼館だ
「兄さん、娼館の作法を教えてやる。女を買わないなら帰れ」
「俊人、お前は何を言うんだ…」
女を買わない男はここでは不要だと篤人を邪険に扱う俊人。
夢子に「女将に渡しておけ」と金を渡し、今晩の頼子の時間を全て買うと告げる。
「買うなんて…。穢らわしい」
嫌悪感を滲ませながら、篤人がつぶやく。
「やめるんだ、俊人!」
俊人の片腕を掴み、止めに入る篤人。
「父親が死んでるのに娼館に来るなんて、どうかしてるぞ!」
「そういう兄さんもここに来てるじゃないか」
蔑むように鼻で笑いながら、俊人が指摘する。
篤人は、我に返ったように目を見開いた―。
復讐の赤線【36話】『夢想家の追憶』の感想
篤人がここまで現実逃避する人だとは思いませんでした。
杉山家での頼子の扱いを長年見てきて、時間をかければ頼子も本当の家族になれるって、どれだけおめでたい脳みそしているんでしょう。
頼子を家族として受け入れられる優しさがあれば、人を下に見るような言動は最初から取りません。
あまりにも夢を見過ぎてて、篤人の言動が怖かったです。
ただ、俊人に関しては、照れがあって接し方が間違っているというのは、あながち間違いではないと思うんですけど笑
娼館で再会してから、頼子のことを女性として意識しまくってるのに、プライドが邪魔をして未だに奴隷扱いですからね。
頼子を巡って、篤人と俊人の立場がすっかり逆転しているのが面白いです。
37話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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