こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『復讐の赤線～私を奴隷にした家族を許さない～』49話のネタバレ感想を紹介していきます。
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48話のネタバレは、以下をどうぞ！
復讐の赤線【49話】『脆く儚い決意』のネタバレ
48話の続き
丸橋宝石の藤原から、特別な婚約指輪を購入した母信子。
藤原は、婚約指輪を注文してくれたお客様にお祝いの席を設けていると話す。
「杉山家の当主にふさわしいお祝いの席を頼むよ」
「分かりました。ご長男様にふさわしい席を整えさせていただきます」
申し出を快諾する信子に向かって、藤原は意味深に答えた。
婚約者との顔合わせ
お見合い当日。
立派な料亭の一室でスーツ姿の篤人が一人で婚約者を待っていた。
母さんは、自分勝手だ…
誰も結婚するなんて言ってないのに話を進めて、料亭まで予約するなんて…
気乗りしない表情を浮かべながら、心の中で愚痴っている。
まだ顔すら合わせたことのない女性と二人で食事するなんて…
でも、本人同士の方が都合はいいか…
親が居ない方が結婚は断りやすい…
篤人が結婚を断る算段を考えていたところ、ふすまの外から声がかかる。
女中が静かにふすまを開くと、フリルの黄色いワンピースを身に纏った可愛らしい女性が現れた。
「はじめまして。杉山篤人さん…ですよね？」
照れ臭そうにおずおずと尋ねてくる女性に、篤人を思わず目を奪われる。
「は…はい、そうです」
「鴻池小百合です。今日はお食事にお招きいただき、ありがとうございます」
嬉しそうに破顔する小百合。
その笑顔を見た瞬間、篤人は昔の頼子のあどけない笑顔を思い出し、小百合の姿と重ね合わせていた。
無邪気な彼女を前に
百合子が篤人の向かいの席に正座する。
一瞬、二人の間に沈黙が降りる。
「写真で拝見したより、素敵な方で驚きました」
屈託のない笑顔で小百合が篤人に話しかける。
「杉山のおば様から、いろいろ話しをうかがっていたから、お目に掛かるのを楽しみにしてましたの」
「そうですか…」
小百合の勢いに押され気味になる篤人。
その時、女中がやって来て、料理を運んでもいいかと尋ねる。
小百合は、篤人の前でお腹がペコペコに空いていると漏らし、はしたないことを言ってしまったと我に返る。
彼女の無邪気な姿を見た篤人は、本人の前で婚約を解消したいと言い出せずにいた。
思いきった本音
二人の前に料理が運ばれる。
小百合が「まぁ、美味しそう」と嬉しそうに箸を運ぶ。
食事に手をつける様子がない篤人に向かって、小百合が「どうかされたんですか？」と尋ねる。
「…食欲がなくて」
篤人は苦笑しながら言い訳をした。
その言葉にハッとした小百合は、申し訳なさそうに謝罪する。
「…ごめんなさい。杉山のおじ様が亡くなられたばかりなのに、私ったら一人で浮かれてしまって…」
手にした箸を置き、思わず涙目になる。
「ち、違うんです！そんな理由ではなく、ただ…」
篤人が誤解を解こうとするが、本心を言い出せず口ごもる。
「…何か違う理由があるんですか？」
様子がおかしい篤人に百合子が問いかける。
しばらく沈黙した後、篤人が思いきったように口を開いた。
「あの…あなたは…俺と本気で結婚したいと思ってますか？」
ポカンと篤人を見つめる小百合。
篤人は、その沈黙に耐えられないような気まずそうな顔で押し黙った。
復讐の赤線【49話】『脆く儚い決意』の感想
篤人の婚約者が初登場です！
大人っぽい清楚系のお嬢様をイメージしていたのですが、予想に反して裏表のなさそうな可愛らしい女の子がお相手ですね。
無垢で無邪気なところが昔の頼子のようで、篤人が次第に小百合に惹かれていくのかな？と思いました。
小百合は天然っぽい子に見えるんで、篤人が結婚を断ろうしても上手く伝わらず、婚約話が進行していきそうな雰囲気です。
50話のネタバレは、以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※11話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
