こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』135話のネタバレ感想を紹介していきます。
第134話のネタバレは、以下をどうぞ!

ゴッド オブ ブラックフィールド【135話】のネタバレ
阿久津と権藤
神代に電話をかけた恭弥は、ネクサスホテルと聞いて青ざめる。
何も起こらねえだろうな…
不安に思いながらも、さっそく出向いた。
玄関前で松田のお出迎えを受け、神代がクラブにいるとの報告を受ける。
「ラウンジで待ってると伝えとけ」
うるさい場所は苦手な恭弥だった。
ソファに腰掛けて待っていると、正面から神代がやってきた。
神代は、恭弥にとって初対面の男を2人ほど連れていた。
「俺の兄貴分だ」と紹介してくれた。
横浜の阿久津、さいたまの権藤。
どちらも強面だが、相手を脅しかけるような表情はしていない。
恭弥のほうも神代に紹介され、2人に握手を求められた。
がっしり握ると、4人は腰掛けて話し始めた。
権藤から切り出してきた話題は、恭弥が潰した山本組と後藤組、それに新田組についてだった。
恭弥は一瞬、喧嘩をふっかけられているのかと思ったが、権藤の快活な笑いでその考えは吹っ飛んだ。
「若ぇくせに、大したヤツだ。ワハハハ」
権藤はすぐに表情を引き締め、話を続けた。
「暴力団同士で争うのはいいが、政府まで動くとなると話は別だ」
阿久津が続ける。
「中国などの海外勢を相手にするには、頭数や資金力で負けるわけにはいかんのだ。それをお前さんは、3つも潰した」
恭弥は冷静に、敬語で答える。
「先に手を出してきたのは、向こうです」
その辺りは、権藤も阿久津も理解していた。
だけどせめて、事前に報告して欲しい、というのが権藤たちの希望だった。
そうすれば、こっちで解決するから、と。
「これからは、そうします」
やけに素直に答える恭弥を見て、神代はちょっと不思議がっていた。
来週には組の行事があるからと、権藤は恭弥の参加を促してきた。
「顔出しとけば、喧嘩をふっかけられたりもしなくなるからな」
そう言い残して、2人は去っていった。
残った神代は、会話の内容から何かを察したらしく、こんな質問をしてきた。
「お前、何者だ? 総理でもバックについてんのか?」
「バカ言え」
せっかくだからと、クラブで酒はどうだと、恭弥を誘う神代。
「うるさい場所はごめんだ」
それならと、神代は近くの店ならどうだと言う。
しかし、恭弥は渋い表情…
「暴力団の酒は飲めねえってか?」
「いや、問題はそこじゃねえ」
神代の馴染みの店
店の席についた2人。
恭弥は暴力団の酒が飲めないのではなく、年齢のせいで飲めないのだった。
気に入らない神代は、なんとかして恭弥に飲ませようと説得する。
そんな説得には応じず、恭弥はコーラ入りのグラスを持って言う。
「乾杯してやるから、見逃してくれ」
しょうがねえな、って感じで、神代は諦めた。
そこへ、半分ほど白髪になった女主人が料理を持って登場。
神代に対し、「ちょくちょく顔を店にきな」と、突っかかるような口調をしてみせた。
「これからは来るって」
女主人が去ると、神代は店との関係を話してくれた。
この店は、神代が幼い頃からよく通っていた居酒屋とのこと。
「金に困ったときはタダで食わしてくれてよ。出世してからは、店にくるチンピラどもを蹴散らしてやってんだ。俺の母親みたいなもんさ」
神代の本音
だいぶ酒が入り、頬もほてってきた神代。
裏家業から足を洗うって話も、少しずつ進めているらしい。
「五十嵐の意識が、まだ戻らねえんだ。代わりに俺が刺されてりゃ…」
そしてまた、酒をぐいっとあおる。
「だが、俺が刺されたら、俺の嫁と娘はどうなる? そうだ、そんときゃ、お前が守ってくれ。足を洗えっつった責任があんだろ?」
ラノックからもアンヌを頼まれ、今度は神代からも似たような頼みを受けたことに、恭弥は内心で思う。
なんでオレに任せんだ…
眠りかけた神代に、女主人が説教しにきた。
「寝るなら家に帰ってからにしな」
すっかり酔って眠りこけた神代を見て、恭弥は松田に連絡を入れた。
神代を迎えにきてくれ、と。
ゴッド オブ ブラックフィールド【135話】の感想
ネクサスホテルと聞いて、嫌な予感がしながらも、恭弥は出向きます。
すると神代から、2人の兄貴を紹介されました。
横浜の阿久津に、さいたまの権藤。
2人とも恭弥に対して、フラットな気持ちで対面してくれます。
海外の勢力に対抗するため、組は今、力を蓄えている。
それなのに恭弥が組をつぶすから、ちょっと困っているわけですね。
恭弥は正当防衛してるだけなので、2人はその点も理解しているようです。
ってことで、もうちょっかいを出されないようにと、恭弥は組のイベントに参加を求められました。
近いうちに、暴力団の集会に参加する回が描かれるのかも?
その後、神代の馴染みの居酒屋でサシ飲みします。
酔っ払った神代は、本音をぶちまけました。
またしても家族を頼まれた恭弥は、ちょっと憂鬱そうな雰囲気を見せます。
頼られる男だけが感じる、ぽっかりした空虚感みたいなものでしょうか。
どちらかといえば、まったりとした内容でしたが、なかなか味のある回だったような気がします。
神代のキャラクター性が見えた、貴重な話でしたね。
第136話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は 23時間ごとに1話ずつ読めます。