こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』161話のネタバレ感想を紹介していきます。
第160話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【161話】のネタバレ
区隊長はジェラール
飛行機内にはすでに、軍服に身を包んだ12人の精鋭が揃っていた。
両脇にある椅子に6人ずつ腰掛けている。
いちばん手前にいた男は、ジェラールだった。
「あんたがくると思ってたよ」と、ジェラール。
区隊長であるジェラールは、フランス語でみんなに恭弥を紹介する。
「今回の作戦は、この人が指揮を執る。コードネームは、ゴッド・オブ・ブラックフィールド」
そしてジェラールは、恭弥の隣に座ったダエルにもコードネームを尋ねた。
「ダエル」
思わず本名を口走ったダエルを見て、ジェラールは表情を引き締めた。
その後、恭弥がジェラールに、ブリーフィング(状況説明)を求める。
「朝7時にダルハン軍基地着陸、ヘリでオロンへ移動する。山岳を6時間進めば目的地だ」
説明を聞いた恭弥は、即座に行動の道筋を立てた。
到着したら軽く偵察し、体を休めてから夜に奇襲、と。
「撤収は?」
「作戦が終わり次第、無線でヘリを呼ぶ」
ヘリと聞いて、恭弥は危険を察知した。
他の脱出ルートも考えておかねば、と。
恭弥はみんなに、とりあえず今は体を休めるようにと伝えた。
ダエルと会話する
恭弥の指示通り、各自が思い思いの時間を過ごす。
会話するもの、横になって眠るもの。
1人だけ、オロオロとした様子で左右に行ったり来たりする者もいた。
ダエルと会話する恭弥は、脱出ルートについて相談していた。
ふと見ると、向かいの椅子に座ったジェラールが、ずっとこちらを見ている。
「ダエル」というコードネームを聞いて、怪しいと思ったようだ。
そんなジェラールに構わず、2人は会話を続ける。
「銃火器がないのは不安っすね」とダエル。
「装備の不足はいつものことだ。いいから、オマエももう寝ろ」
ダエルが眠るために席を外すと、恭弥はふと、窓の外を見ながら考え始めた。
「いつものこと」という自分のセリフが、ちょっと心に引っかかったのだ。
ふと見ると、立ち上がったジェラールが恭弥を見下ろしていた。
「オマエも寝たらどうだ。区隊長の気が立ってると、隊員も不安になる。表情や雰囲気で、行動の指針を与えろ」
「そんな助言をくれる能力が、あんたにあるのか?」
恭弥は冷静に言い返す。
「指揮官はオレだ」
「それは資格に過ぎない。能力があるかを聞いてるんだ」
恭弥は一瞬、やんわりとした表情を浮かべて息を抜いた。
しかしすぐに厳しい目を向け、忠告した。
「部下を死なせたくないなら、無理にでも寝かせろ。あと、オマエ自身も寝ておけ」
ジェラールは不満そうだったが、それでも部下に、寝るようにと命じるのだった。
生きていてくれ
ダルハン軍基地に到着すると、恭弥は舞台の先頭に立って歩みを進めた。
どうか、生きていてくれ、と願いながら。
ゴッド オブ ブラックフィールド【161話】の感想
飛行機に乗り込んだ恭弥は、ジェラールと再会します。
ジェラールのほうも、恭弥が来ると予感していた様子。
作戦名が「ゴッド オブ ブラックフィールド」なのですから、何か引っかかるものも感じているのでしょう。
ジェラールはまだ、恭弥が転生したことは知らないため、今後の展開でいつかは知ることになるんでしょうね。
ダエルのコードネームを聞いて、ジェラールはさらに怪しいと思ったようです。
ダエルとジェラールの関係も、いずれは描かれるのでしょう。
かつての先輩後輩の間柄なので、ジェラールは思い切り感動したりして。
さて、12人の精鋭たちの中に、1人だけオドオドしていえる人物がいました。
その他の11人が割とリラックスしている雰囲気なのに、1人だけ忙しなく動いたり、考え込む様子を見せたりしてるんですね。
この人物が、作戦を成功させる上で、何らかのキーパーソンになりそうな予感がします。
危機に陥ったこの人物を、恭弥とジェラールが協力して助けるとか?
第162話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。