こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』162話のネタバレ感想を紹介していきます。
第161話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【162話】のネタバレ
地図を確認
(飛行機内で)恭弥はジェラールに地図を要求し、確認した。
恭弥の抜け目なさを目の当たりにし、ジェラールはちょっとばかり感心した様子だ。
地図を確認しながら、恭弥はジェラールに忠告する。
「区隊長のオマエが、あの新入りをフォローしてやれ」
目の前には、冷や汗に塗れ、どんよりした表情の新入りがいる。
恭弥はテキパキと、ジェラールに指示を出した。
「この川がアルファ、こっちの山中をベータとする。問題が起きて離脱する羽目になったら、いずれかに移動しろ。必ず助けに行く」
さらに恭弥は、班を二手に分ける案を口にした。
「アルジェリア人のダエルがいる班には、アラビア語ができる隊員を回せ」
「ダエルは日本人じゃないのか?」
ジェラールに詰め寄られ、恭弥は自分のうっかりに気づいた。
とにかく今は、それどころじゃない。
恭弥はすぐに話題を変えた。
隊員の命や作戦の成功が先だ、と。
「全員が生きて帰るんだ。わかったな」
平原から林へ
ヘリからロープを垂らし、一人ずつ平原に降りてゆく。
ひらけた場所だけに、警戒しても大した意味はない。
警戒に気を使うより、降りたらすぐに木々の間へ移動したほうがよい。
ということで、降り立った隊員たちは、すぐさま林へと移動した。
最後に降りた恭弥は、着地時点でこけてしまった新入りを見かけた。
林まで移動する間にも、新入りはすでに息を切らしていた。
緊張し過ぎて、呼吸が荒くなっているのだ。
恭弥はすぐに、発破をかけた。
「全力で走れ。死にてえのか?」
林の中を移動する
すでに息の上がった新入りに目を向けながら、無線で第二班と連絡を取る恭弥。
木々の中を進む途中、ジェラールは新入りに忠告を入れた。
「息を殺せ。呼吸の音は、自分だけに聞こえるように」
ジェラールいわく、かつては自分も同じ言葉を言われた、とのこと。
日本人から言われたそうだ。
先陣を切って前進する恭弥は、ほんの微かな音を聞きつけ、ライフルを構えた。
直後、ダエルとジェラールも、同じ動作をした。
その様子を見て、部下たちは?を浮かべる。
(恭弥たちの感覚がいかに鋭いかがわかるシーン。)
一瞬だけ恭弥に引けをとったダエルは、ちょっとばかり不満そう。
ジェラールのほうは、恭弥の反応速度に、驚くばかりだ。
実際、狙いの先にいたのは敵ではなく、鹿だった。
とりあえず息を抜き、さらに前へと進む。
火薬の匂い
途中、空気中に漂う違和感を感じた恭弥は、振り返って合図を送った。
「戦闘準備だ」
火薬の匂いを感じとったのだ。
部下たちも気を引き締め、敵の襲撃に備える。
しかし、ここはまだ、敵の駐屯地ではない。
なのに武装した敵がいる…
まさか!
裏切りか?
恭弥の脳裏に、シャフランに裏切られたときの様子が浮かぶ。
ゴッド オブ ブラックフィールド【162話】の感想
前回、恭弥の能力について疑いを持つジェラールが描かれていました。
今回は、そんなジェラールの不安要素が、恭弥のテキパキした行動によって払拭されていくかのような様子が描かれていました。
地図をチェックし、退避の場所を指定するシーン。
微かな音を聞きつけた恭弥が、誰よりも早くライフルを構えるシーン。
ジェラールも少しずつ、恭弥の「能力」について納得し始めているようです。
新入りの一人が、ちょっと足手纏いになりそうな様子も描かれています。
緊張のために表情がこわばり、着地時にはこけてしまったり。
ちょっと移動するだけでも息が上がったり。
やはりこの新人は、「助けられ役」のような気がします。
あるいは、噛ませ犬かも?
最後には、裏切りの可能性が示唆されてました。
恭弥が思い出した光景は、シャフランの裏切りにあって命を落とした前世の記憶。
緊迫の一瞬が、すぐそこに迫っているのでしょうか?
第163話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。