こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』175話のネタバレ感想を紹介していきます。
第174話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【175話】のネタバレ
口を割った大熊
すでに2本の指を折られた大熊は、次の5秒が終わる前に口を割った。
「そうです、鳥山室長の指示です」
「証拠は?」と聞いてから、すぐにカウントダウン。
「会話はすべて、スマホに録音してあります。軍資金も、車のトランクに…」
車の鍵とスマホが棚にあると聞き出した恭弥は、すぐにチェックした。
そのときノックがあり、安西が姿を見せる。
数名の敵が来たらしく、始末したとのこと。
検察への処理も、すでに終わっているそうだ。
恭弥は礼を言い、大熊のスマホを手渡した。
「そのスマホに証拠の録音がある。見つけてくれ」
「ロックされてますね」
安西がそう言うと、大熊はすぐに4桁の数字を口にした。
スマホから、鳥山と大熊の会話が流れる。
西花恋が事故に遭いそうだ、というシーンの。
スマホからの会話が終わると、恭弥はもう一つの証拠を安西に任せるため、車の鍵を安西に渡した。
「しばらく刑務所にぶちこめますが」
「そうすると周防まで引っ張り出せない」
安西はとりあえず、大隈や叩きのめした敵を病院に搬送すると申し出た。
いろいろやってもらうことがあるから、と。
「後始末は任せる。あと、服も頼めるか? このまま(返り血まみれ)じゃ外に出れねえからな」
鳥山の元へ
着替えながら、恭弥は安西に向けて言い放つ。
「今から鳥山んとこに行くぞ」
安西の仲間(井川と宇野)に車を回してもらい、鳥山がいるビルに到着した。
井川は車を停めるために後で合流させ、先に恭弥、安西、宇野の3人が乗り込む。
エレベーターで移動し、鳥山がいる部屋の前へ。
しかしここにきて、扉の暗証番号がわからない。
大熊に聞いとくんだった、と内心で後悔する恭弥。
ドアをぶち壊せば、鳥山に何らかの対応をされてしまう。
すると安西がしゃしゃり出て、いきなりインターホンを押した。
鳥山の応答に対し、無表情のまま淡々と口にする。
「大熊の兄貴に指示されて来ました」
「何も聞いてないぞ」
「詳しくはわかりません。急遽ベトナムに行くことになったので、書類を届けてくれと」
そんなセリフを信じるわけがねえだろ、と思う恭弥をよそに、ドアが開いた。
「書類だけ渡してすぐ帰れ」と鳥山。
「わかりました」と言いながら、安西は懐から警棒のようなものを取り出し、ドアガードを叩き落とした。
いきなり鳥山に蹴りを入れて吹っ飛ばし、中に踏み込む。
ドアを閉めると、慄く鳥山に恭弥が尋ねる。
「オレが誰か、分かるよな?」
ゴッド オブ ブラックフィールド【175話】の感想
大熊は、3本目の指が犠牲になる前に、口を割りました。
大熊にしても、鳥山にしても、結局は自己中心的な人物なので、自分を犠牲にしてまで相手を守るほどではなかったようです。
少し前に、黒川が敵地で拷問を受けた際は、足の指をすべて犠牲にしても口を割りませんでした。
黒川の根性と比べると、大熊の意気地のなさが、よくわかりますね。
安西たちを連れて鳥山のもとに向かった恭弥は、ドアの前で対応上します。
そこで安西が機転を効かせ、鳥山に自らドアを開けさせます。
ドアガードがあるからと、鳥山はそれほど警戒せずに開けてしまったのでしょう。
でも安西は、ドアガートを突破する用意も万端でした。
いきなりやってきた屈強そうな男たちを前に、鳥山は慄くばかり。
自分が悪さをしてきたこともあり、懲らしめられるであろうことは、ちょっとは頭にあるのかも?
次回はきっと、大熊を締め上げたのと同じように、今度は鳥山のことを徹底的に締め上げるのでしょうね。
そしていよいよ、周防へのきっかけが手に入る?
第176話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。