こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』205話のネタバレ感想を紹介していきます。
第204話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【205話】のネタバレ
京極がお見舞いに
黒川と話していると、ドアがノックされ、京極が入ってきた。
京極が差し入れに持ってきた弁当を食べながら、話をする。
京極いわく、煉屋や神代が、恭弥の身を案じていた、とのこと。
許可を得て退院へ
夜が明けて、氷室院長に退院の許可を求める恭弥。
「本来なら絶対ダメなのですが、あなたは普通じゃないですからね」
ってことで、氷室は許可してくれた。
さっそく外に出て、タクシーを探していると、ダエルがやってきた。
ダエルもまた、自分で掛け合って退院許可を得たらしい。
恭弥はラノックの元に向かうため、ダエルとはその場で別れた。
ラノックの思惑は?
大使館にやってきた恭弥は、ラノックと食事しながら話し始めた。
まずは、セルパン・ブニムーからの要求を伝える。
「そいつは確かに、ザビエと名乗ったのだね?」
「はい」
するとラノックは、ザビエについて語り始めた。
「そいつは、セルパン・ブニムーのボス、パブリスクの養子なのだ。後継者のうちでも、もっとも残酷なやつだよ」
ラノックはさらに、自身がセルパン・ブニムーに伝えた要求を口にした。
テロで使われた武器、つまり爆弾やミサイルをどこから買ったか、取引先の情報をよこせ、ということだ。
「それくらい、調べがつくんじゃ?」
「ああ、時間はかかるがね」
ラノックの目的は、セルパン・ブニムーとその取引先に、仲違いさせることだった。
「断ったら、私と戦うことになる」
だからこそ、セルパン・ブニムーは追い詰められているのだ。
ラノックの考えを知り、恭弥も内心で感嘆した。
「それでも、俺が連中の立場なら、取引先の情報は売りません」
「だろうね」と、ラノック。
そしてラノックは、恭弥からセルパン・ブニムーに伝えるべき要件について話した。
「ザビエをボスにするなら、手を引くと伝えてくれ」
なんでも、ザビエはセルパン・ブニムーの後継者でありながら、アメリカのスパイでもあるそうだ。
ザビエが佐古田から情報を得れば、その情報はアメリカに渡る。
佐古田は中国国籍を持っているため、敵同士の潰し合いが勃発するだろう。
「スパイ戦が始まるのだ」
ゴッド オブ ブラックフィールド【205話】の感想
回復力の高い恭弥は、さっさと退院してラノックの元へ向かいました。
セルパン・ブニムーからの要望を伝えたことで、ラノックが何を考えていたのを知ることになります。
セルパン・ブニムーにしてみれば、武器の取引先情報は渡せない。
だけど、ラノックと戦うわけにもいかない。
どっちつかずの選択を迫られていたわけですね。
ラノックは、相手の実情を読み切って、妥協案まで用意していました。
しかしそれは、実際のところは妥協案なんかじゃなく、敵同士を戦わせる見事な戦略とも言えそうです。
スパイ戦が始まるとのことですが、つまりはお互いの懐具合を見据えた組織同士の頭脳戦が始まる、といったことなのでしょう。
ラノックが頭脳戦を仕掛けるからには、おそらくその先陣として活躍するのが恭弥のはず。
国家が動くレベルの頭脳戦がどのように描かれるのか、乞うご期待ですね。
第206話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。