こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ「ピッコマ」のオリジナル漫画、「ゴッド オブ ブラックフィールド」31話のネタバレ感想を紹介していきます。
第30話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【31話】のネタバレ
ひと休み
暴力団たちと別れ、手や顔についていた血を洗い落とした恭弥が、待合室で休憩していた。
紙コップの飲み物をのみながら時計を見ると、もう10時45分。
ひとまず家に連絡しようと、受付の看護婦に携帯を借りた。
なんて言おうか迷っていると、自分がすっかり高校生になっていることに気づく。
電話に出たのは父だった。
やや強めの口調で、どこにいるか聞いてきた。
その後ろからは、母の心配する声が聞こえてくる。
話は家に帰ってきたら聞く、という父。
看護婦に電話を返し、歩き出すと、父と母の思い出がめまぐるしく脳裏をよぎった。
今の恭弥に生まれ変わって最初に会ったとき、車の隣に座っていた母、運転していた父。
泣きじゃくる母を慰める父。
入院した恭弥の元に駆け込んできた母。
事業に失敗しそうでうなだれていた父。
仲睦まじそうに、体を寄せ合う父と母。
廊下で屯していた暴力団に声をかけた恭弥は、着替えを頼んだ。
さらに、明日の10時にホテルで待ち合わせがあると、神代と五十嵐に伝えるように頼んだ。
何かあったらすぐ知らせることも。
両親の元へ
ベッドで横になっていた母は、恭弥が帰ってくると知って、少し元気を取り戻していた。
恭弥のことがそんなに好きか? と父に聞かれ、
当たり前でしょ、と答える母。
父のスマホが鳴り、会社の者と通話を始めた。
父の発する言葉を聞きながら、不安そうにする母。
明日の午前10時に予定も入ったようだ。
そして最後に父は、「よくやった、ご苦労さん」と相手をねぎらった。
通話を終えると、放心状態になる父。
母に尋ねられた父は、50台分の契約金で、ゴント自動車の国内独占権を得られたと話した。
しかも、この先20年間も!
シープはもちろん、ゴント社で造られる全ての車が対象になる。
明日の午前10時に契約だ、と。
「でも、どうして?」と母も驚く。
「分からないが、恭弥のおかげらしい」
恭弥のおかげと知った父は、電話で恭弥にきつい言い方をしたことを少し悔いていた。
そこへ、恭弥が帰ってきた。
玄関まで出てきた両親。
母が恭弥の手を握り、何があったのと尋ねてきた。
ごまかす恭弥は、ちょっと困り顔。
リビングに移動すると、父は恭弥のおかげで契約できたことを知らせてくれた。
「いったいどうやったんだ?」と父に聞かれたが、
「人脈を利用して」と、恭弥はまたも困り顔でごまかした。
そんな恭弥に、母はガバッと抱きついてきた。
アバラを痛めている恭弥は、ちょっと苦しそうな顔を見せたが、震える母を見て表情を落ち着かせた。
母は恭弥に苦労かけてしまったことに、涙を流していた。
「オレはちょっと手伝っただけで、父さんのおかげです。契約のことより、母さんが元気なら…」
そう言いながら、恭弥も母を抱きしめた。
家族って、こういうものだったのか、と思いながら。
そのあと恭弥は、須賀先生が事故にあったため、お見舞いに行きたいと言い出した。
須賀先生の家族は地方に行ってて、看病する人がいないからと。
母は夜遅いからと反対するが、父が許可してくれて、一緒に外に出ることになる。
外のベンチに座って話す
一服するために外に出た父は、ベンチに座ってタバコを吸い始めた。
暴力団の力を借りたのか、と聞かれた恭弥は、きっぱり否定した。
暴力団じゃ海外の会社は動かせない、と理由もつけて。
父は納得したが、それならどうやったのかと聞いてきた。
「シャフランさんのほうから話があったんです」と恭弥。
でも詳しい話は今度します、と言って、父の追求を逃れようとした。
「これ以上は嘘をつくしかなくなるけど、そんなことはしたくないんです」
すると父は、お礼だけ言ってそれ以上は聞いてこなかった。
再び仁道病院へ
エレベーターから恭弥が降りると、1人の暴力団が頭を下げてきた。
「いい加減、挨拶はやめろ」と注意する恭弥。
相手は「はい」と返事し、須賀の意識が戻ったと教えてくれた。
表情を明るくする恭弥。
ゴッド オブ ブラックフィールド【31話】の感想
父と母がいる自宅に戻った恭弥は、家族の温もりを感じます。
おそらく戦場にいた前の体では、両親がいない人生を送っていたのかもしれません。
西モータースは、苦難を脱して大きな契約を得ることになりました。
契約は明日の10時ですが、また一波乱ありそうな予感もします。
シャフランが、このまますんなり恭弥の言いなりになるとは思えないんですよね。
第32話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。