こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』318話のネタバレ感想を紹介していきます。
第317話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【318話】のネタバレ
煉屋からの連絡
恭弥のもとに歩み寄ってきた屈強そうな男は、ひとつ頷いてからスマホを差し出してきた。
「煉屋さまから通話が入ってます」
どうやら、安西の代わりの護衛らしい。
そう思った恭弥はスマホを受け取り、会話し始めた。
恭弥の怪我について軽く触れたあと、煉屋は言った。
「西郷が連絡してきたんだ。隊員たちの様子がおかしいと」
なんでも最近の隊員たちは、かなりピリピリしているらしい。
「わかりました。これから行ってみます」
恭弥は、京極も一緒に来てくれるとありがたいと伝えて、その電話を終えた。
直後、今度は黒川に連絡して、須賀先生(ダエル)を呼ぶように頼んだ。
(そのスマホにはダエルの連絡先が入っていないから、いったん黒川を経由。)
このやりとりを見ていたミシェルに急用が入ったことを伝えると、ミシェルは潔く退散していった。
岩田とダエルの違い
ミシェルが去ってまもなく、京極が岩田を連れてやってきた。
「また何か起こったのか?」
「いいえ、おおごとじゃないですが」
恭弥は要点をまとめ、隊員たちがどうやらピリピリしていることを伝えた。
生死をかけた戦いのあとはよくあることだと、恭弥は知っている。
安西や成瀬が重症を負ったため、仲間内でよくない感情が芽生えてしまっているのだ。
いっぽう、そこそこの訓練を積んでいる岩田でさえ、北京での戦いのような極限の実践経験はないからか、戦闘後の不安定な気持ちはあまりわからないようだった。
ダエルも姿を現したが、ピリピリした様子もなく、相変わらず平然とした様子だった。
恭弥と同じく、戦闘経験が豊富だからだろう。
喝を入れる
兵舎にやってきた4人は、西郷に挨拶したあと、隊員たちがいる食堂へと向かった。
いきなりとびらを開け、何も言わずにトレーに食べ物をとって、席につく4人(と西郷)。
なるほど確かに、隊員たちはどこか重々しい雰囲気を漂わせている。
そんな不穏な空気感の中、恭弥は語り出した。
ロシアのスペツナヅ、イギリスのSBS、今回の中国での戦いなどに勝利したこと。
勝利のためには犠牲もあったが、誰かがそうなる可能性があったことは、皆もわかっていたであろう、ということ。
作戦における経験は、今後も部隊の中で受け継がれていくこと(負の感情でさえも)。
そして恭弥は、久住を指名した。
「もしお前が、今後の作戦で命を落としたら、仲間を恨むか?」
「決して恨みません」
「安西と成瀬も同じ気持ちだ」
恭弥はさらに、武藤を指名し、次に作戦があったときにすぐ出発できるかと尋ねた。
「死ぬとしても?」
「行きます」
それを聞いた恭弥は、世界に名をとどろかせる軍事組織がここの隊員たちに一目置いていると、声を張り上げて伝えた。
戦いのときにはすぐに出なければならないが、そうじゃないときは優良な国民であることも。
最後には、軍人の間で交わされるかのような締めの言葉を皆で異口同音した。
「国家を守ること、それが我らの幸せなり」
有事の即時態勢
食事をし始めた恭弥たち。
直後、西郷の電話が鳴り、席を外していった。
外に出た西郷は、相手の言葉を聞いて表情を引き締め、有事の即時態勢を整える、と発言した。
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ゴッド オブ ブラックフィールド【318話】の感想
激しい北京での戦いが終わったあとの、「戦後の揺り戻し」がとても印象的な回でしたね。
恭弥たちは、空港で包囲されながらも、作戦を成功させました。
しかし、その代償として、安西や成瀬が重傷を負ってしまいます。
そのためか、隊員たちがピリピリしてしまったのです。
勝ったから終わり、自分は無事だったからよかった、では済まない。
仲間が倒れた事実や、自分も次はそうなるかもしれないという恐怖が、静かに部隊全体へ染み込んでいる感じがしました。
そこで恭弥が兵舎に向かうんですね。
戦場を知っている者として、単に上から慰めるのではなく、隊員たちの心の乱れを正面から受け止めに行く。
安西や成瀬が重傷を負ったことで生まれかけていた罪悪感や恨みのようなものを、「あいつらも仲間を恨まない」と言い切って断ち切るシーンは、かなり重みがありました。
特に久住や武藤に問いかける場面は、恭弥がただの強いリーダーではなく、部隊を「次の戦いに進める状態」へ戻す存在なのだと感じさせます。
命を落とす可能性があると分かったうえで、それでも行くのか?
自分が倒れたときに、恨むのか?
そうした厳しい問いをあえて口にすることで、隊員たち自身に覚悟を取り戻させているんですね。
いっぽう、ダエルがいつも通り平然としているのも、キャラの筋が通ってる感じしました。
岩田には理解しきれない戦闘後の不安定さを、恭弥とダエルだけは自然に分かっている。
この差が、彼らがくぐってきた修羅場の数を物語っていました。
ダエルの軽さはいつも笑いどころでもありますが、こういう場面では逆に安心感になります。
そして最後に隊員たちが異口同音した言葉は、今回の話を象徴する一言だったと思います。
個人の感情や恐怖を消すのではなく、それを抱えたまま、それでも守るべきもののために立つ。
いかにも軍人らしいシーンでしたね。
ようやく気持ちを立て直した直後に、西郷の電話が鳴るラストが不穏すぎます。
休む間もなく次の事件が動き出したようですが、今度はいったいどんな難題が?
第319話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
