こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』322話のネタバレ感想を紹介していきます。
第321話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【322話】のネタバレ
安心させるため
父が恭弥に、今回のテロは恭弥を狙っていたのか、と尋ねてきた。
「おそらく違いますね」
恭弥は父を安心させるため、適当にごまかして説明した。
その後、隣の部屋が用意してあると言い残し、両親がいる部屋を出る。
廊下では、扉の近くで2人の警護人が。
すぐ隣の部屋にも警護人がいて、扉を開けて中に入ると大音量のイビキが!
ダエルだ。
快調そうなダエル
翌朝。
よく眠れたっぽいダエルに対し、あまり眠れなかった恭弥は、ちょっとばかり不機嫌そうにその理由を口にした。
とりあえずメシに行きましょう、というダエルに対し、恭弥はラノックに呼ばれているからと言って断った。
手回しの良いラノック
ラノックがいる部屋を訪れた恭弥は、昨夜のテロについて軽く心配の言葉をもらってから席についた。
ラノックはまず、楊帆について語り出した。
中国における実権は握ったが、まだ確固たる権力を手にしたわけじゃない、と。
(だから首斬り屋のような危険人物が出てくる、という意味もあるのだろう。)
「そこで君に提案がある」とラノック。「この事件については、一歩引いてみてはどうかな?」
ラノックの見立てでは、今回の件については内閣の力だけでどうにでもなる(つまり恭弥本人が片付ける必要もない)、と。
「浮いた時間を、研修に当ててみてはどうかな?」
「どういった研修です?」
「いろんな国の情報局を回ってみるんだ」
恭弥にとっても、内閣にとっても、未来につながる研修になるだろうから。
そんな言葉を踏まえながら、ラノックはサウジの動向について語り出した。
サウジは10月から、石油の生産量を2倍に増やす予定がある。
そうすることで、ロシアに経済的なダメージを与えるつもりらしい。
サウジは自国の原油価格を安売りすることによって、ロシアもそうしなければいけなくなる。
各国に売るための価格競争だ。
ロシアは世界第3位の石油生産国だが、サウジほどの圧倒的な余力はなく、価格競争になるとどうしてもサウジには引けをとる。
ロシアを追い詰めた後で、また価格を調整すれば良い。
サウジはそんなシナリオを描いているそうだ。
「その件と、オレの研修には何の関係が?」
「サウジがそんな動きを見せると、アメリカが日本に経済的な揺さぶりをかけてくる可能性があるんだ」
だからこそ、今のうちに情報室を強固にしなければ(つまりこの件について恭弥にも詳しくなってもらわねば)、と。
恭弥にしてみれば、そういった政治的な内容はまだ理解が追いつかない。
そこでラノックは、また別方向からの説明を始めた。
「ユーラシア鉄道が通る国と、そうじゃない国とでは、戦いが始まる可能性があるんだ」
ロシアや中国には通るが、サウジには通らない。
だからサウジは、今のうちからロシアなどの資源の動きを警戒している、と。
首斬り屋の情報
ラノックは部下に命じ、恭弥とダエルのスマホを持って来させた。
さらに、中国で恭弥を危険な目に合わせてしまったお詫びにと、ひとつの封筒を差し出してくれた。
さっそく中を見た恭弥は、目を見開いた。
首斬り屋の情報だった。
「衛生を3つも駆使したんだ」とラノック。
改めてラノックの凄さを感じた恭弥は、味方でいるうちは頼もしいが、敵になったら…と一瞬考えた。
真っ先に倒さねばならない相手だ、と。
ラノックいわく、恭弥が中国の空港で戦っていたときには、首斬り屋はすでに市原市に拠点を移していたという。
中国大使館にも訪問していたようだ。
「それならなぜ、楊帆は首斬り屋の動向を把握できていないんです?」
するとラノックは、「夜になると猫はみな灰色になる」というフランスのことわざを持ち出した。
楊帆もすべて把握できるわけじゃない、と言いたいらしい。
その後ラノックは、恭弥に人生の教訓めいた言葉をくれた。
その言葉を受けた恭弥は、礼を言ってから立ち上がった。
「まずは首斬り屋を片付けてきます」
ゴッド オブ ブラックフィールド【322話】の感想
激しいアクションとは一味違う、濃厚な「国際政治戦」と「次なる決戦への助走」が描かれている回でしたね。
両親を安心させた恭弥は、すぐとなりの部屋で、ダエルの大物すぎるイビキに直面します。
ダエルの快調なマイペースっぷりには、緊迫した状況の直後でも、思わず気が緩みそうな安心感をもらえますね。
そして、このエピソードのハイライトは、やはりラノックとの緊迫した会談ではないでしょうか。
サウジの石油増産戦略によるロシアへの経済的ダメージ、ユーラシア鉄道を巡る資源の動きなど、物語のスケールが世界規模の覇権争いへ。
恭弥自身が「まだ理解が追いつかない」と感じるほど複雑な世界の構図を、ラノックがすべて先回りして俯瞰している様子には圧倒させられます。
恭弥が「味方でいるうちは頼もしいが、敵になったら…」と本能的に警戒するのも頷けるほど、ラノックの底知れない知略と恐ろしさが際立っていました。
ただの政治的な対話だけでは終わらず、物語を次の実戦へと引き戻す構成が見事です。
ラノックから手渡された封筒、そこには首斬り屋の足跡が!
首斬り屋がすでに市原市に拠点を移し、不穏に動いていた情報も!
大切な要員たちを殉職させられ、復讐心を極限まで募らせていた恭弥が、どのように首斬り屋と戦うのか?
国を揺るがす巨大な陰謀を背景に、恭弥が自らの戦いへと身を投じる、そんな展開が描かれそうですね。
第323話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
