こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』329話のネタバレ感想を紹介していきます。
第328話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【329話】のネタバレ
ラノックの思惑
ラノックは、穏やかな表情を浮かべながら、政治に関する話をし始めた。
自分を拉致した中国への、制裁とも言えるような発言だ。
アンヌはまだ政治に関して詳しいわけではないが、とにかく恭弥が強いことだけは知っている。
それでも、恭弥が世界的な英雄になるのかどうかは、まだ確信がもてない。
なにしろ、恭弥の後ろ盾となる国(つまり日本)が、ちょっと頼りなさげに見えるから。
するとラノックは、ヴァシリがどうして恭弥に一目置いているのかについて語り出した。
(ヴァシリは、恭弥を本気で追い詰めようとしたら、おそらくできないわけではない、といったニュアンスの会話だ。)
「私もまた、彼の命を奪うことができる」
しかし、その犠牲もまた大きいことを、ラノックはよくわかっていた。
恭弥を亡き者にすれば、フランス情報局がこの先10年は大打撃を被ってしまう。
ビジネス的に、損失が大きいのだ。
「そうしてまで、彼を始末するのは正しいと思うかい?」
「いいえ、正しくないわ」
アンヌの意見に対し、ラノックは硬い表情でこう答えた。
「いや、状況次第では、そうしなければならないケースもある」
しかし、今じゃない、とも。
恭弥はいち個人でありながら、あまりにも強力な力を持つ可能性がある。
現状は友好的な関係であるが、もしこの先に関係が崩れたりした場合でも、せめて敵にならないようにすべき。
ラノックはさらに、日本はアンヌが考えているほど弱くはないことや、ヴァシリと恭弥の戦いが始まったとしても、それは国同士の戦いになるという意味ではない、ということについて話した。
もしヴァシリと恭弥が本当に戦うことになったら…
反ヴァシリ勢力はおそらく恭弥の側に回る。
恭弥が筆頭にいることで応援の価値が高まり、さらに勝ったときの利益があまりにも大きいから。
いっぽうのヴァシリは、勝っても得られるものなどほとんどない。
不毛な戦争になるという意味で、ラノックは「ピュロスの勝利になるだけ」という表現をした。
ここでラノックは話を変え、佐古田匠の処刑に合わせて航空母艦を送るという案について触れた。
それについてアンヌが、ちょっと大袈裟じゃないかな、といった感じの言葉を発する。
するとラノックは、神妙な面持ちで自分の立場を短く言葉にした。
「情報総局はラノックの指示に従う」
誰を殺し、誰を生かすか、そんな内容のセリフも。
さらには、もしものときには自分が身を引けばフランスは安泰を保てる、そのときの後継者はアンヌになるだろう、といった内容まで。
中国の動き
ネクサスホテルにて、恭弥とダエルは速報ニュースを見ていた。
日本の国会議員である佐古田匠に、中国側が死刑宣告を下した、という内容だ。
京極の後悔
西郷が殺害された現場にやってきた、京極と岩田。
京極は、この場でどれほど残忍な犯行が行われたか、頭の中で想像した。
「俺の責任だ」
かつて、首斬り屋を始末できるときに、京極が恭弥をとめたことで首斬り屋を生かしてしまったこと。
京極は、その後悔を口にした。
岩田に向けて、会社を任せる発言も。
「明日からは、君がUB,コップ社の指揮をとってくれ」
首斬り屋を倒すまでの間だけ、と。
しかし岩田は、その任務を拒否した。
会社の経営は自分より向いてる人がいるから。
そして、自分も戦う側に回りたいから、といった理由でだ。
中国側の狙いを探る
中国が佐古田匠を処刑すると発表したことで、沢村総理と楠木が、その思惑について話し合っていた。
佐古田には確かに、スパイ容疑がある。
しかし、日本の国会議員であることも事実。
中国はなぜ、リスクを冒してまで、隣国の議員を処刑すると発表したのか?
ゴッド オブ ブラックフィールド【329話】の感想
329話は、ラノックが恭弥についての本音を吐き出したシーンが、とくに印象的でしたね。
これまでも恭弥は、ヴァシリや各国の情報機関から警戒されていました。
今回はラノック自身が「必要なら私もムッシュ西を始末できる」と口にしました。
しかし、恭弥を倒した場合、フランス側も10年単位で大きな損失を受ける可能性がある。
つまり現在の恭弥は、ただの戦闘能力が高い人物ではなく、敵に回すだけで国家レベルの損害を覚悟しなければならない人物になっているわけですね。
恭弥本人が巨大な軍隊を持っているわけではないのに、恭弥とヴァシリが対立すれば、反ヴァシリ勢力が恭弥側につく可能性まであるとのこと。
戦闘力だけではなく、「この男についていけば利益がある」と各国に思わせるほどの存在になりつつあることが分かります。
ラノックがアンヌに後継の話までしていたところは、少し不穏でした。
「今は恭弥を敵にするべきではない」と考えているだけで、永遠に味方だとは限りません。
ここまでずっと頼れる存在だったラノックですが、国益を最優先する人物であることも改めて示されました。
恭弥とラノックがいつか本当に対立する展開もあり得るのでは?
と考えると、少し怖くなりますね。
京極の後悔も描かれていました。
首斬り屋との決着に動こうとする京極を見ると、ここからは恭弥とダエルだけではなく、西郷と関わった者たち全員による報復戦になっていきそうです。
後半には、中国が佐古田匠に死刑を宣告するシーンも描かれました。
沢村総理たちが疑問に感じているように、中国が日本の国会議員を処刑すると公表するのは、どう考えても普通ではありません。
恭弥への恩返しだけなのか?
それとも、中国側にも佐古田を利用した別の狙いがあるのか?
第330話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
