こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』332話のネタバレ感想を紹介していきます。
第331話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【332話】のネタバレ
老獪な目を見せる楠木
恭弥は、煉屋や楠木との会話で、今回の作戦について具体的に詰めていた。
作戦失敗でも助けは来ないことや、直近の催しが中止になったことなど。
その後、出発前の腹ごしらえとして、近くのお店から出前をとった。
食べながら、煉屋は黒川に、首斬り屋について尋ねる。
黒川は口を閉ざしながら、楠木の顔色を伺った。
その様子を見た楠木が、自分から話すと言って状況を語り出した。
「西さんが今回の作戦に成功したら、首斬り屋の勢力を一掃できます。情報室の裏切り者を謙虚したのと同じように」
さらに楠木は、中国の政治について述べる。
「中国の政治には、主に二通りの方法があります。関係性と名文です」
その語り口を見ていた恭弥は、楠木の目の奥に、シャフランのような老獪さがあることを見抜いていた。
薬殺刑
手錠で身動きを抑えられた佐古田匠が、2人の男に両側から腕を持たれて引っ張り出されていた。
「俺は日本の国会議員だ。俺の兄貴が何者か知らねえのか?」
喚き散らしながらも、無情にも処刑台に寝かされてしまう。
両手両足を拘束ベルトで固定され、それでもまだ命乞いを続ける。
中国を称える言葉を発したり、日本の機密情報を話すから許してくれと懇願したり。
その間にも、恐怖のあまり失禁まで。
いっぽう、処刑する側は冷静な対応で、注射器の準備を進めていた。
いよいよ腕に注射針が刺されると、佐古田匠の声の勢いも弱まっていった。
全員が志願
夕暮れ時。
軍服を着た精鋭たちが集まった場所で、恭弥が今回の任務について語り始めていた。
国籍がなくなることや、現地には救援が表れないこと、ターゲットが北朝鮮の国防相・張広沢であること。
強制される作戦ではなく、参加するかどうかはそれぞれの意思に任せる、と言いかけたところで、全員が数歩ほど前に出た。
立候補の意思だ。
それをみて、恭弥はニヤリと笑むのだった。
一瞬の戸惑い
いったんダエルの車で帰宅する途中、佐古田匠の処刑について、ラジオの声を聞く。
中国で日本の国会議員を処刑されたことについて、反発するような言葉が並べられていた。
確かにそれも一理ある、と恭弥は一瞬だけ戸惑った。
しかし、佐古田(兄)への警告として、これほど効果的な方法もない。
そう思って、ラジオのスイッチをオフにするのだった。
両親への報告
自宅に帰った恭弥は、また新しい仕事が入ったことを告げていた。
今回は習志野へ、と。
危険はないことを伝えながらも、胸のうちでは騙しているようで、ちょっとだけ気が引ける。
具体的な侵入作戦
黒川の元にやってきた恭弥とダエル。
黒川から、今回の作戦にあたって、、3つ侵入ルートが提案された。
韓国の東海岸から入る海上ルート。
韓国の西海岸にある群島から侵入するルート。
中国側から潜入するルート。
ゴッド オブ ブラックフィールド【332話】の感想
332話でいちばん心に残ったのは、任務の説明が終わる前に、隊員たち全員が前へ出た場面です。
救援もなく、身分まで失う危険な作戦。
それでも迷わず志願する姿には、胸が熱くなりましたね。
西郷を失った悔しさと、恭弥への信頼が、言葉を重ねなくても伝わってくる場面でした。
以前、恭弥は使命感から生まれる衝動が、チームを危険にさらすことを説いていました。
今回は隊員たちにとっても、大切な人を奪われたあとの任務です。
前へ出た彼らを見て笑む恭弥には、その思いを受け止めながら、全員を生きて帰す指揮を期待したくなります。
そんな仲間たちの結束とは別に、楠木の言動には少し引っかかるものがありました。
黒川が顔色をうかがう様子もそうですが、恭弥がその目にシャフランのような老獪さを感じたとなると、何かちょっとした裏がありそうな予感もしてきますね。
かつて黒川の説得を受けて楠木を信じることにした経緯があるだけに、ここで改めて警戒心を抱かせる描写が入ったのは気になりますよね。
裏切りと決めつけることはできませんが、恭弥たちにはまだ話していない事情があるのでは、と勘ぐってしまいます。
佐古田匠の処刑シーンは、かなり重い感じでした。
正直なところ、具体的に描かれることはないかな、あとで処刑は完了しました、くらいの言葉で済ませるのかな、という気もしていました。
これまでの行動に同情はしにくくても、取り乱す本人と、淡々と準備を進める側の温度差にはぞっとしました。
だからこそ、その後に恭弥がラジオを聞いて一瞬戸惑うところが印象的です。
この処刑を依頼した本人であっても、日本の国会議員が他国で処刑されたことへの批判には、うなずける部分がある。
恭弥の中にも割り切れなさが残っているように感じました。
それでも佐古田への警告として必要だったと考え、ラジオを切る。
その短いやり取りに、今回の報復が単純な爽快感では終わらないことを感じます。
両親に「危険はない」と伝える場面も切なかったですね。
救援すら来ない任務だけに、安心させるための言葉が余計に苦しく響きます。
最後には三つの侵入ルートが示され、いよいよ作戦が現実味を帯びてきました。
西郷への思いを胸に集まった隊員たちが誰一人欠けず、任務を終えて戻ってくる姿を見たいですね。
第333話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
