こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』のオリジナル漫画、『ゴッド オブ ブラックフィールド』98話のネタバレ感想を紹介していきます。
第97話のネタバレは、以下をどうぞ!
ゴッド オブ ブラックフィールド【98話】のネタバレ
大柴の思惑
「ケアフルすればノープロブレムってことだよ」と大柴は口元を緩めた。
「そういう意味だったんですね」と薫。
「でもあのガキはかなり凶暴なので、気をつけたほうがいいですよ」
「ハイスクールじゃ不良のリーダーってとこだろう。ミーのブラザーは本物のギャングだ」
大柴のスマホが鳴り、局長から到着したとの連絡が入った。
愛子はまだ局長の元に来ていないらしい。
「(愛子は)カミングスーンじゃなかったのか?」と、電話を終えた大柴は薫に尋ねた。
「絶対来ますよ。あの子、私に逆らう度胸なんてないですから」
愛子の選択
自宅で着替え中のミシェル。
白いキャミソールに、紺色のスカート姿だ。
スマホが鳴り、ベッドに腰掛けて受信する。
「愛子」と相手の名前を読んだ後、表情が一変した。
恭弥の怒り
自室のベッドに横になる恭弥は、父に話せて気が楽になったと感じていた。
スマホが鳴り、受信する。
「愛子から連絡があったの」
そう切り出したミシェルは、相談された内容を打ち明けてゆく。
薫から連絡を受けた愛子が、お酒の席に呼ばれたこと。
練習生の美咲も一緒に連れてくるよう言われたこと。
「DIを救うにはそれしかないって言われたそうよ」
「2人とも行ったのか?」と恭弥。
「ううん、悩んで私に連絡してきたみたい」
「お前はどう思う? 2人が行かないとヤバイのか?」
「(会社が)潰れることはないだろうけど、経営が厳しくなるのは確かよ」
「だからって2人を行かせるってのか?」
「そうじゃなくて…」
やや困惑の表情を浮かべていたミシェルだが、表情を引き締めてこう続けた。
「大変なことになるから、ボスにも覚悟してもらうために連絡したの。汚い真似するためにこの仕事はじめたわけじゃないでしょ」
恭弥もキリッとした表情で答えた。
「ああ、それでこそミシェルだ」
「DIのことは心配すんな。俺が潰させねえ」
スマホをハンズフリーにした恭弥は、愛子と美咲を連れて今すぐ事務所に来るようにと伝えた。
着替えながら、表情を厳しくして覇気をみなぎらせる。
「それから、デイビッドとかいうクソ野郎の連絡先を調べといてくれ」
宣戦布告
事務所についた恭弥を、ミシェル、愛子、美咲の3人が出迎える。
恭弥はすぐに、ミシェルからデイビッドの連絡先を聞き、さっそくスマホで電話をかけた。
つながると、こちらの言い分だけ伝えてゆく。
「要件だけ言う。今から1時間後、アリオンにオマエをぶっ潰しに行く。1時間で準備しておけ。金・人脈・力、総動員してオレを止めてみろ」
相手の言葉など一切聞かずに電話を切ると、恭弥は3人に、一緒に来るよう伝えた。
「一緒に戦えってんじゃない。ただ見てろ」
さらに恭弥は愛子に対してこう伝えた。
「ミシェルに連絡したのは正解だ。その勇気がどんな結果につながるか、自分の目で確認しろ」
感激した愛子は俯き、涙を流した。
一歩目を踏み出した恭弥は、勇ましく言い放つ。
「しっかり見せてやるよ。オマエらが怖がってる権力や金や暴力が、どんなにくだらねえものなのかってことをな」
ミシェルは、別のことを心配していた。
「でもアリオンが警察に通報したらどうするの?」
「心配ねえ」と恭弥は言った。
薫の期待
大柴は、額に血管を浮かべて憤っていた。
「警察に連絡して何になる? あのガキにワーニングして終わるだけだ」
宣戦布告されたことを侮辱と感じ、すぐさま行動を起こした。
スマホで社内にいる者に撤退するよう命じ、防犯カメラもオフ、これからここでフィジカルファイトがあることも伝えた。
「信じていいんですよね」と、薫は大柴のグラスにお酒を注いだ。
「ドントウォーリー。プロファイターでも敵わない本物のギャングを揃えてやる」
「私も見に行っていいですか? アイツの泣き顔を見たいんです」
期待に胸を膨らませる薫に、「オフコース」と大柴は笑って答えた。
ギャングと対峙
ギャングたちが、続々とアリオンに集結する。
地下の駐車場には、黒い車が並んでいく。
いっぽうの恭弥は、別の駐車場に車を停め、3人の気持ちを確認した。
「怖いなら、ここで待ってるといい」
でも3人とも、ついてくると言葉にした。
美咲だけは勘違いしているようで、恭弥が相手を説得し、謝罪させるつもりなのだと思っているようだった。
これから激しいバトルがあるとは、夢にも思っていないのだ。
美咲の勘違いを知った恭弥は、どっちにしても謝罪させるつもりなのだからと、特に何も言わなかった。
建物に向かう途中、立ち止まった恭弥は、3人に背中を向けたままこう言った。
「何があってもオレの後ろにいろ。オマエらの安全は保証する」
いざ、アリオンの玄関に達し、自動ドアを通り抜ける。
中は電気が落としてあり、暗闇になっていた。
恭弥を先陣にして、3人の女性はびくつきながらついてきた。
暗がりの奥に、ソファに座る大柴と薫の姿があった。
「仲間はどうした?」と大柴。
「これで全部だ」と恭弥が言う。
「ユーのほかにレディが3人? 少なすぎるんじゃないか?」
「こっちのセリフだ」
恭弥がそう言うなり、室内の電気がつけられた。
大柴と恭弥との間に、すでに何人ものギャングが立ちはだかっている。
恭弥は臆するどころか、余裕の表情で言う。
「たったそれだけでオレに勝てると思ってんのか?」
ゴッド オブ ブラックフィールド【98話】の感想
悩んだ末、愛子は薫には従わず、ミシェルに相談するという選択をしました。
経緯を知った恭弥は、すぐさま動き出します。
「1時間後につぶしに行く」という、フットワークの軽さ!
自分が代表を務める会社のためだからか、ダエルにも京極にも助けは求めず、たった1人で解決に向かいました。
待ち受けていたのは、なう手のギャングたち。
大柴は自信を持って待ち構えていますが、その余裕の笑みもいつまで続こことやら?
第99話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は 23時間ごとに1話ずつ読めます。