こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『はじまらない結婚』10話のネタバレ感想を紹介していきます。
9話のネタバレは以下をどうぞ!
はじまらない結婚【10話】のネタバレ
自分のことしか考えられないから…
住谷のことを頼らずに自分でしっかりやっていくと言う陽。
その言葉を聞いた住谷が怒り出した。
「どうしてですか!こんな時にしっかりしなくてもいいんですよ!!頼ってくれたら、それで嬉しいのに…」
住谷はそっと陽を抱き締めた。
(そう出来ればいいけど、それは出来ないんだよ…)
住谷に気持ちを伝えてもらっても、今は自分とお腹の子供のことしか考えられないから、住谷を頼ることは出来ないと陽は思った。
住谷の家に誘われて
その後、このままだと風邪を引くからと住谷の家に誘われた。
住谷の家に行くと、住谷が自分の言動はキモかったと謝る。
「そんなに想ってもらえるなんて嬉しいよ!…だから、余計に気持ちを無視できない」
「そういうところがずっと好きなんです」
住谷は、陽に初めて会った時のことを覚えているかと尋ねた。
陽と住谷の出会い
物を捨てられない住谷が収納アドバイザーのプロである陽に部屋の片付けの仕事を頼んだ。
今は使っていなくても、使っていたことがあったから、物が捨てられないと話す住谷。
「情に厚いんだね」
住谷の話を聞いた陽はそう答えた。
自分が困らないなら情に厚いのはいいことだ。でも、それに困るようになっても手放せないなら、プロに任せるのが一番いい。
「判断力がありますね!」
住谷の物が捨てられない性格を陽はそう評してくれた。
それでも頼って欲しい
その時の出来事を思い出しながら、住谷は話す。
自分のことばかり考えている人は、そんな人のことをちゃんと見ていない。
「今だって俺の気持ちなんか考えなくてもいいのに…。陽さんは、よく見てて愛情深いです。大好きです」
改めて住谷に告白された陽は、一瞬沈黙した後に答えた。
「…ごめん」
住谷は、陽に何度も断らせてしまったことを謝った。
「でも、俺に頼ってください。そういう存在がないと成り立たないこともあるから」
陽が信じたいもの
住谷と別れて帰宅する陽。
(どうして断ったの?まだ木に期待しているの?)
陽は帰りの電車の中で自問自答する。
ひとりで子供を産んで、仕事を続けるのは無理だ。
(決断しなくちゃ…)
しかし、どれだけ追い詰められても自分の何かを諦めることになっても、人の気持ちを踏みにじって自分のために子供を産むのは嫌だった。
陽が自分の名前が好きなのは、太陽のように真っ直ぐ光っていたいから。
そういう自分を大切にして生きてきた。
それで星のように恨まれることもあれば、住谷のように好いてくれる人もいた。
(それなら、私が何を信じたいかじゃないの?)
決断の時
電車を降りた陽は、帰り際にスマホを取り出して逡巡する。
(どうすればよかったの?)
星のSNSアカウントを眺めながら、ブロックするか考える。
(いい人でいたい訳じゃないから。私とは違う場所で輝いてね)
家に帰宅した陽はひとりつぶやく。
「この部屋どうしようかな」
私はどうしようかと今後について考え込む―。
はじまらない結婚【10話】の感想
ストーリーが進むほどに、住谷が一途ですごくいい人だってのが伝わってきて、木の良さが更に分からなくなりました笑
それでも、この機に乗じて住谷の気持ちを利用しない陽の真っ直ぐさに好感が持てました。
星のSNSをブロックしたのか明確な描写はなかったのですが、あのセリフからして縁は切った感じですかね。
こんな状況にされても、星に恨み辛みを言わずに幸せを願って関係を絶てるところが、陽の魅力なんだろうなと思いました。
陽の中では、気持ちの整理が進んでいますが、木とは別れてシングルマザーの道を選ぶのでしょうか。
最後の決断がどうなるのか、とても気になります。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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