こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ「マンガmee」のオリジナル作品、「ハジメテノサツジン」44話のネタバレ感想を紹介していきます。
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ハジメテノサツジン【44話】のネタバレ
回想
ため息をつきながら、「なんで私が、こんな子の面倒なんて」と不平を漏らす女性の背中を、手で押して階段から突き落とす何者かの姿。
スカート姿から、犯人は女子高生であるのは間違いなさそうだ。
インタビュー
吉川家の葬儀が行われる「ゆすらぎホール」には、マスコミのカメラやアナウンサーの姿もあった。
女性アナウンサーが、名門私立女子校の教師であった吉川雪乃について語り、生徒の群れをみつけてマイクを向ける。
インタビューされた繭は、まさか自分にくるとは思ってなかったようで、私?と思ってしまう。
でもそこへ、石井先生が割り込んできて、「勝手にインタビューしないで。警察呼びますよ」とアナウンサーを止めに入った。
葬儀が始まる
生後も顔を揃え、マスコミや警察がきていることを噂しながら、葬儀の場に赴く。
お坊さんがお経を読む間、生徒はお焼香のために列を作った。
女子生徒たちはみな、すすり泣くようなそぶりを見せ、目に涙も浮かべている。
そこへ割り込むようにやってきた石井先生が、「吉川先生」と呟きながら棺桶に抱きついた。
他の先生に止められてもなお、涙を流して嗚咽をもらす石井先生。
そんな様子を見て「最高」と呟く音。
でもすぐに音は、泣き顔の演技を見せて、お焼香に臨むのだった。
それを見ていた繭は、なんでそんな顔できるの、と心で呟く。
そしていよいよ、繭のお焼香の番が来た。
ちゃんとしなくちゃ、と思いながら、棺桶の前で手を合わせる。
その間にも、お坊さんのお経は続いている。
と、棺桶の中から、吉川の声が聞こえてきた。
「水口さん」と連呼され、吐き気を催す繭。
口元を手で押さえ、なんとか堪えた。
ふと見ると、音は吉川先生の両親に挨拶しているところだった。
次に繭も挨拶すると、両親はこんな話をしてくれた。
「あの子は子供の頃から先生になるのが夢でね。ちゃんと先生をやれてたようで、よかった」
繭は涙を流しながら、私が・・・と心で繰り返していた。
トイレで
トイレの便器を前にして、吐き気を催す繭。
涙を流しながら、「このまま生きてくなんて、できない」と思っていた。
そこへ悠がやってくる。
扉を挟んで、繭を心配する悠。
出てきた繭は、「死んでお詫びしたい」と涙ながらに呟いた。
そんな繭の姿を見て、悠は思わず抱きしめ、「ダメ」と言うのだった。
ハジメテノサツジン【44話】の感想
音と繭、2人の対照的な性格がよく描かれている回でしたね。
お葬式ですら楽しんでいる雰囲気の音に対し、繭の後悔は計り知れないものがあるようです。
吐き気を催し、本当の涙を流して、自分も死んでお詫びしたいと言う繭。
まともな神経じゃない音は、この先も何かを企んでいるのでしょうか?
続きが気になりますね。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。