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漫画ネタバレ

ハコヅメ~交番女子の逆襲~【141話】『聖子の知らない物語』ネタバレ感想!昌也の辛い過去!

こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。

今回は、『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』141話のネタバレ感想を紹介していきます。

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ハコヅメ~交番女子の逆襲~【141話】『聖子の知らない物語』のネタバレ

町山警察署の武道場で

土曜日の朝稽古に引っ張り出されたサブは、ブツクサ文句を言いながら着替え始めた。

彼女と別れた如月昌也に、自分ができちゃった婚した話をするサブ。

当時は「人生終わった」くらいに思い詰めたが、自分の子供を産んで育ててくれる姿をみているうちに、自然と思いも強くなる、と。

すると昌也は、「サブちゃんにはわからんでしょ」とポツリ。

真顔だが、聖子には昌也が怒っているのがわかった。

それに気づいたサブも、素直に謝るのだった。

「サブちゃんが謝るなんて」と聖子が驚く。

「俺のせいで如月が起こったんなら、悪いのは俺だ。これが藤なら悪いのは大抵お前だが」

「何それ」と聖子は突っかかる。

同級生に会う

黒川駐在所に勤めているという同級生にあった昌也。

その管内には、中川和彦って変態がいる。

聖子がそのことを尋ねると、同級生は「いるよ」と答えた。

中川は、聖子が小学生のとき襲われそうになった男だ。

あやういところを昌也に助けられ、黒川駐在所に勤務していたサブに捕まったのである。

同級生が言うには、中川は今でも公園で子供を眺めているそうだ。

男の子好きの変態、という言葉を聞いて、違和感を感じる聖子。

中川は、小学生は男女で体型に違いがないから女の子で代用することもあるけど、男の子の方が好きだし、被害を黙っておく傾向があるから都合がいい、と考えているらしい。

ただ当時は捜査しても被害にあった男児が一人も特定できず、立件できなかったそうだ。

同級生は、「当時の中川の供述を聞くと、親なら頭おかしくなるくらい惨い」と困惑の表情で語った。

その後、昌也と2人になった聖子は、昌也の顔が見られなくなっていた。

昌也もまた、中川の被害者だからだ。

でも昌也の方から、「会いに行ってみよう」と言われ、ちょっと驚く。

中川に会いに

車で2時間。

黒川公園にやってきた2人は、ベンチに座る中川を発見する。

相変わらず鳥みたいな目で、ただ子供たちを見ているだけだった。

聖子は頭の中で、昌也の過去を思い起こす。

昌也は人一倍の努力家で、いつもみんなに優しかった。

両親が大事に積み上げてきた昌也の人格を、中川は一瞬にして踏みにじった。

一緒の時間を過ごして、何度も私を助けてくれた昌也の心の傷に、私は全く気づくことができなかった・・・

「私、こいつを死なせたい」と正直に言う聖子。

昌也は中川の隣に座り、15年前に会ったことを覚えてますか、と声をかけた。

中川は視線も合わせず、ただぶつぶつ呟いていた。

「そんな奴の隣、汚い」と聖子。

その後も昌也は、外は寒くないかとか、いい天気ですねとか声をかけた。

最後には自販機でお茶も買って、中川に置いていくのだった。

去り際、怒りの表情を見せる聖子。

「あんなクソ野郎に、信じられない」

でも昌也は、「大人になった今だからこそ、聖子と一緒に会ってみたかった」という。

そして昌也は、自分の思いを語る。

小学生のころは、中川への恐怖と嫌悪でいっぱいで、情けない自分が許せなかった。

だけどあの日、中川への恐怖よりも聖子を見捨てることが怖くて、思い切って声を出した。

聖子があの事件を乗り越えていく姿を見るのが好きだった。

俺は聖子があの男のことを考えるなんて嫌だから、大事な人に目を向けていてほしい。

目覚めた昌也は、自分の思いに整理がついていないのに気づく。

大人になって中川に会えば整理がつくと思ったのに。

あの男に物として扱われた、汚い生ゴミだ。

これまで好きな人ができても、汚物みたいな俺が大事な人に触れるのが嫌でしょうがなかった。

「もう、生きてくのもやめたい」

でもすぐに、母さんを泣かすわけにはいかない、と思い直す昌也。

麻依と話す

町山警察署で麻依と話す昌也。

麻依が教えてくれた「俺様イケメン壁ドンパラダイス」を一気読みしたと伝えると、麻依は「どうでした」と詰め寄ってきた。

「風間先生がかっこよかった」と感想を述べる昌也。

「まさか本当に読んでくださるなんて。いい人ですね」と麻依。

でも昌也にしてみれば、朝になったら麻依に漫画を読んだと伝えることで、どうにか神経を保ち、眠れない夜をしのげたのだった。

ハコヅメ~交番女子の逆襲~【141話】『聖子の知らない物語』の感想

暗い過去をもつ昌也ですが、それでもなんとか今日を乗り越え、些細な楽しみを見出して生きていくんですね。

子供の頃に、中川のような人物に出逢ってしまったのは不運としか言いようがありませんが、それを乗り越えるだけの強さも持っているんですね。

いっぽう、聖子の怒りも理解できますよね。

大切な人が、中川みたいな変態のせいで酷い目に遭わされたら、それは怒りも感じます。

ちょっと考えさせられる回でしたね。

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。

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