今回は、コミックシーモアの先行配信作品『変な家』の5話前編について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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変な家【5話前編】ネタバレ!
間取り図についての推測が飛び交う!
埼玉の家には地下室があった可能性が!
地下室の可能性
栗原に、「埼玉の変な家には、地下室があったのではないかな」と言われて驚く私。
うつむく栗原が、唐突に一言。
「ご飯にしましょう」
徹夜明けで空腹も相まって、頭が回らなくなってきたようだ。
私に対し、少し待つように言いながら、栗原はエプロンをつけた。
そして栗原は、本格的に蕎麦を打ち始めた。
寝不足の人間なのに、とその行動力に驚いた私だが、とにかく一緒に食べることにした。
栗原が続きを話し出した。
埼玉の変な家には、車庫がない。
レンタカーや貸し駐車場を使っていたのかもしれないが、その場合は車を家の脇に止めて作業しなくてはならない。
誰かに見られるリスクがある行動だ。
殺人のために入念な家づくりをするような人が、そんなハイリスクを許容するとは思えない。
そうなると、どうやって遺体を運び出していたのか?
「もしかしたら、遺体は家の中に置いてあったのではないか?」と栗原が推測した。
死体置き場の条件としては、以下が挙げられる。
- 一定の広さがあり、匂いが漏れない密閉性
- 人間の居住空間から距離があること
- 外から見られない場所であること
地下室は、これらを満たしている。
1階の脱衣所にある謎の空間は、2階にある子供部屋からの通路であるとともに、地下室の入り口だった可能性もある。
夫婦は、風呂場の死体を地下室に引きずり込むことで、死体の処理を完了させていた?
そのような目的のために、地下室は使われていたのではないか?
三角部屋はなぜ作られたのか
推測はしてみたが、間取り図には地下室が描かれていない。
間取り図は、不動産業者が情報サイトが載せていたものだ。
「売りに出す前に、地下室は埋めたのでしょう」と栗原。
「ということは、まさか今でも地下に遺体があったりするのでしょうか?」と疑う私。
「その可能性は低いでしょう」
地下室を埋める前に、遺体は別の場所へ移したはずだと。
そうなると、なぜ三角部屋が作られたのか、依然として謎のままだ。
部屋を増築するとなると、工事業者が入ったり、近所の人の注目を浴びるリスクがある。
しかし答えは出ないまま、お昼時となった。
東京の変な家
「東京の変な家を内見しにいきましょう」と、私は栗原を促した。
「それよりも、間取り図の謎を解き明かすほうが先です」
とくに、二つの家の間取り図の違いを考えることが重要だと。
変な家【5話前編】感想
地下室がなぜ作られたのか、栗原の推測がキレキレです!
さすがはミステリーマニアだけあって、推測する内容がこと細かい!
ひとつひとつに意味があり、読んでいて納得させられるから、すごいですよね。
物語の緻密な構成ばかりじゃなく、建築家としての知識があってこそ、これだけの作品ができあがるのでしょう。
実際に漫画を読んでみると、2人で謎を解き明かしていく過程がより細部まで伝わってきます。
次回はどんな展開が待っているのでしょうか?
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5話後編のネタバレは、以下をどうぞ!
ネタバレまとめ(全話)は、以下をどうぞ!