今回は、コミックシーモアの先行配信作品『変な家』の6話後編について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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変な家【6話後編】ネタバレ!
片渕家には、子供が2人いた!
推測は一気に進んでいく。
二重扉の謎
会話中、人形遊びをしていた女の子が、笑顔で何の話をしているのか話かけてきた。
この子の親はどうしているのかと思った私は、店内を見渡した。
どうやら、親同士での談笑に夢中のようだ。
間取り図を指さした子供に、「なにこれ?」と聞かれ、栗原が変な家の説明を始めた。
人形を使って、明るく元気に育てられたひろとちゃん。
そして、両親の作り出した、理想的な家族像について。
いっぽう、この家には誰にも見られていない闇があったと説明する。
秘密のお仕事をしていた、もう一人の子だ。
光と闇が同時に存在するこの家には、光と闇を繋ぐ場所があった。
子供部屋を繋ぐ、二重扉だ。
外に連れて行ってもらい、明るい部屋で育てられたひろとちゃん。
窓のない独房のような部屋で、殺人代行をさせられたAくん。
Aくんは、子供部屋、浴室、謎の空間で過ごしていた。
光と闇の交わる場所
光と闇、二つの環境が交わる場所が一箇所あった。
秘密の子供部屋に繋がる、二重扉だ。
埼玉の家は二重ではないのに、なぜ東京の家は二重扉なのか?
それは、Aくんにひろとちゃんを見られないようにするためだった。
食事を運ぶ時など、扉が一つしかなければ、秘密の子がひろとちゃんを見てしまう。
もしAくんが、自分と正反対の環境にあるひろとちゃんを見たら、嫉妬から危害を加えるかもしれない。
夫婦は、秘密の子を支配しながら、秘密の子に怯えていたのではないだろうか?
ダブルベットの謎
店内で声をかけてきた子に栗原がそんな説明をしていると、子供の両親がやってきて、一緒に去っていった。
帰り際、女の子がふとつぶやいた。
「ひみつの子が、かわいそう」
私は、複雑な表情を浮かべた。
ともあれ、変な家の一家に子供が二人いたとなると、ダブルベッドの謎も解ける。
埼玉の寝室ではシングルベッドが二つ並び、東京ではダブルベットになっていた。
「東京では、ひろとちゃんと母親が、一緒にダブルベッドで寝ていたんじゃないだろうか」
もしそうなら、ひろとちゃんの世話をしながら、子供部屋を監視できる。
また、万が一、子供部屋から秘密の子供が出てきても、ひろとちゃんを守ることができる。
寝室から脱衣所が丸見えなのも、母親が脱衣所にいる時に、ひろとちゃんの安全を確認できるためだったのだろう。
父親は、玄関の近くの寝室で、家を守る役割を果たしながら寝ていたのではないか。
ではなぜ、部屋に監禁されていた秘密の子が、埼玉の家では隣人に見られたのか?
栗原は、なにかその日に、異常事態が起きたのだと推測する。
変な家【6話後編】感想
子供が2人いた事が判明し、一気に推測が進みましたね!!
夫婦がどんな人物なのか想像もつきませんでしたが、少し具体像がイメージできるようになってきました!
我が子を精一杯守る側面だけを見れば、ごく普通の親だったといえるでしょう。
いっぽう、Aくんを監視したり、ひどく残忍な仕事をさせたりする側面は、まさに異常者です。
特徴的な間取りから、家族の秘密を読み解いてゆく栗原の推理は、まさに圧巻です!
まだまだ見どころいっぱいなので、ぜひ漫画で読んでみてくださいね!
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7話前編のネタバレは、以下をどうぞ!
ネタバレまとめ(全話)は、以下をどうぞ!