今回は、コミックシーモアの先行配信作品『変な家』の6話前編について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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変な家【6話前編】ネタバレ!
序盤の謎が、少しずつ解明されていく。
二人の子供の違いも見えてきます。
2人の子供
とあるファミレスに、私は来ていた。
子供が遊べるスペースには、人形遊びをする子供たちがいる。
栗原が現れ、「人形遊びが好きなんですか?」私に問いかけてきた。
「小さい頃、好きだったんです」と照れる私。
「人形遊びは、子供の発達上、良い影響があるんですよ」と、栗原。
人形遊びをさせてもらえる子は幸せだと。
その言葉を聞いて、私の脳裏に浮かんだのは、秘密の部屋に閉じ込められた子供のことだった。
近所のおばさんに聞いた話を、栗原に共有する。
2人の子供がいる可能性は栗原も見落としていたが、そうなると、間取りの謎が一気に解明される。
東京の変な家に、2人の子供が住んでいたのならば。
時系列を整理する。
- 2016年:埼玉の家が建てられ、片渕家族が住んでいた。
- 2017年:ひろとちゃんが生まれる。
- 2018年:東京の家が建てられ、引っ越す。
「殺人代行をさせる子供以外に、ひろとちゃんがいることで、間取り図の謎が解けたと話す栗原。
埼玉の家には、夫婦と子供Aが住んでいた。
そこに、ひろとちゃんが生まれる。
「三角部屋は、ひろとちゃんのために作られたのではないでしょうか?」
夫婦の気持ち
「長男を殺害に利用するような夫婦が、もう一人の子供ために、わざわざそんなことを?」と私。
たしかに片渕夫婦は、ひろとちゃんを外に連れ出したりして可愛がっていた様子。
栗原は、「Aは実子ではなく、戸籍のない子供だった可能性がありますね」と推測した。
実子は可愛がり、Aには殺人代行をさせる。
夫婦にはそんな二面性があったのではないか、と。
「これは想像ですが」と話し出す栗原。
日常的に殺人が行われてる家の中で、愛するひろとちゃんを育てたくはなかった。
「別の家で育てるわけにも行かず、妥協案として三角部屋を作り、明るいその部屋でひろとちゃんを育てたのではないでしょうか?」
首謀者の存在
「でも、ひろとちゃんの幸せを願うなら、殺人をやめるべきでは?」と私。
「首謀者がいるのかもしれません」
そんな生活は罪悪感にまみれていて、地獄だろう。
もちろん、ひろとちゃんにとっても。
夫婦は、ひろとちゃんに自分たちの人生を託し、唯一の希望として育てた。
そう考えると、間取りの謎にも納得がいく。
東京の変な家は、殺人と育児を両立させる家だったのだ!
変な家【6話前編】感想
序盤に出てきた、間取りがたくさんある謎が解けてきましたね!
変な家の謎とともに、住んでいた一家の謎も、徐々に明らかになってきました。
それでも、まだまだ隠された謎はありそうです。
一体この夫婦は、どのような人だったのでしょうか。
血の繋がりがない子供には、残酷なことを強制する。
いっぽう、血のつながった我が子には、我が家で行われている残酷な事実から目を背けさせる。
夫婦ともに、親としての愛情と、人間としての欠落感が、ないまぜになったような人格だったのでしょう。
サディスティックでありながら、ドメスティックでもある、その究極系を絵に描いたような夫婦です。
次回もまた、栗原と私の推理合戦が繰り広げられるのでしょう。
漫画だとより詳細まで楽しめるので、ワクワクしながら読んでみてくださいね。
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6話後編のネタバレは、以下をどうぞ!
ネタバレまとめ(全話)は、以下をどうぞ!