こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『ヒットマン』118話のネタバレ感想を紹介していきます。
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ヒットマン【118話】『命を懸ける』のネタバレ
3者のレーダーチャート
ジャンヌ=ルイーゼ・ミシェル
・画力:10
・ストーリー:10
・運:10
・構成:10
・生産量:8
・画力:9
・ストーリー:10
・運:8
・構成:10
・生産量:6
小鳥遊翼
・画力:7
・ストーリー:6
・運:10
・構成:6
・生産量:9
●今週もタッチアップが首位
45号おもしろアンケードでも、タッチアップがぶっちぎりの首位だった。
タッチアップ:43.8%
ラブレター:34.4%
オルレアンの乙女:32.0%
2位以下をガンガン引き離しているとあって、編集部でもタッチアップの噂が絶えない。
でも2位につけているラブレターも、ショートラブコメでこの成績はかなりすごいのだった。
タッチアップは、今週出てきたキャラが、30巻くらいで怪我してフェードアウトしていたキャラだった。
主人公がピンチになったら戻ってくる、と言い残していたキャラだ。
そんな噂話を耳にして、八神は思い出す。
桂木がかつて言っていた言葉を。
「漫画を描いてて1番楽しい瞬間は、どんな時かわかるか?」
伏線の回収
龍之介とミシェルが、2人で話している。
「伏線の回収」と龍之介が呟く。
最近の桂木先生は、これまで張り巡らしてきた膨大な数の伏線を一気に回収している。
ベテラン作家だけが持ちうる優位性を使うことによって、勝ち回を連発しているのだ。
それに対してミシェルは、まだ連載を始めて一年にも満たないの新人作家である。
どうしたって次の展開に向けた『溜め』や『フリ』を作りながら勝負しなければならない。
ベテラン作家だけが持ちうる優位性、それによって抜かれたとあって、ミシェルも納得するのだった。
「でも、小鳥遊先生まで私より順位が上なのはなぜです?」
ラブレターは6巻、オルレアンは次が4巻、ストーリーの進展も伏線の数も大きな差はない。
「なのに、なぜ?」
龍之介は答える。
「小鳥遊は言ってたよ、桂木先生に勝つには命を掛けるしかないと」
「そういった意気込みでしたら、私だって」
「違う。そういう意味じゃない」と龍之介。
「本当に燃やすんだ、命を」
作家たちの葛藤
桂木の大躍進によって、それぞれの作家たちのにも焦りの色が出始めていた。
「さすがにこれ以上付き合い切れないわ」
「これは負けじゃない、トップを取るための戦略的撤退だ」
「悔しいけどこれ以上は無理。小鳥遊先生みたいに特攻する勇気は、ウチにはない」
連載終了
再び、龍之介とミシェルのシーン。
龍之介が話す。
「伏線を回収することによって勝ち回を連発すること、命をかけて挑むこと、それが意味するものは・・・」
ミシェルは答える。
「連載作家にとっての作品は自分の命みたいなもの。それを燃やして命を賭けるってことは、つまり」
連載を終わらせること!
意気揚々と描く桂木
そのころ桂木は、いままでにないほど楽しそうに漫画を描いていた。
「ジャンヌ=ルイーゼ・ミシェルっていったっけ、どんなヤツか知らんが、フランスからはるばる俺に喧嘩を売りに来やがった。でも感謝してるぜ。こんなに楽しい思いをさせてくれて」
桂木は手を動かしながら続ける。
「お前は間違いなく天才だ。これから先はマガジンのトップとして君臨すればいい」
しかしそれは、俺がいなくなった後の話だ!
小鳥遊翼の回想
お風呂に入りながら、翼は子供の頃の父親を思い出していた。
外食で出かけても、漫画の話ばかりしていた桂木。
「タッチアップって作品はな、父が息子を認めた瞬間・・・」
そんなことを言っていた。
「何年先になるかわからんが、タッチアップは桂木マサト最後の作品だ」
翼はつぶやく。
「これが、桂木マサトと戦える最後のチャンス」
絶対に、タッチアップの最終回をマガジンのトップで終わらせたりしない!
ミシェルの冷笑
龍之介はミシェルに、無理して張り合う必要はないさ、と言う。
「違います」とミシェル。
「桂木先生は、20年間の伏線を回収することで、1位のまま連載を終えようとしてるんですよね? だから困ってるんです」
うっとりとした冷笑を浮かべるミシェル。
「私、その夢を打ち砕いてしまうかも。面白いアイディアが次から次に浮かんで止まらないんです」
ヒットマン【118話】『命を懸ける』の感想
トップを独走する感じの桂木の背中を、ヒットマンとして銃で狙うミシェル。
アイディアが止まらないというのも、きっと形にして桂木を脅かすのでしょう。
恍惚の冷笑を見て、龍之介もびっくりしています。
ミシェルの真骨頂は、ここからが本領発揮のようですね。
また次回の展開に期待しましょう。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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