今回は、『ほどなく、お別れです(妊婦編)』の1話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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ほどなく、お別れです(妊婦編)【1話】ネタバレ
葬儀場でのアルバイト
主人公の美空は、就職活動中の大学四年生だ。
終わりの見えない就職活動に、焦りを見せていた。
美空は、家の近くにある坂東会館という葬儀場でバイトをしている。
半年ぶりに顔を出したためか、社員の陽子は喜んだ。
時給や立地の良さで決めたバイトではあるが、今や居場所になっていた。
見えてしまう美空
仕事に追われていたある日、4階で急なお通夜が執り行われることに。
そこには特殊な葬儀を担当する、漆原という葬祭ディレクターが来ていた。
漆原と若い僧侶が話していたので、お辞儀をする美空。
すると僧侶は、なにか言いたげに、一瞬足を止めた。
すると美空の近くにやってきた陽子が、小さく耳打ちをする。
「急な式って、焼身自殺された方だって」
陽子の言葉に、美空はゾクッとする。
実は美空は霊感があるため、「何か」を感じやすい体質だったのだ。
ご遺族のための葬儀
不安に思いながらも、手伝いを頼まれたので4階に向かった。
緊張しながら部屋の中へ声をかけると、若い僧侶と、上司である漆原が出てきた。
僧侶と漆原のやりとりで気が紛れたものの、部屋に入った瞬間ゾッとした感覚に陥る。
「怖くないから、大丈夫」と、美空に声をかけたのは僧侶だ。
亡くなった方やご遺族の話を聞いて、美空は、葬儀は遺族のためにあるのだと察した。
「葬儀とは、後悔の念を昇華する場でもあるんだ」
漆原の言葉に、美空は故人と遺族に思いを馳せたのだった。
就活をお休みする
僧侶は、かなり「見える」人だ。
美空は驚きながらも、自宅へ帰った。
すると、先週受けた就職活動の結果が届いていると、両親から知らされた。
恐る恐る手紙を見ると、そこには不採用の文字が…。
泣き崩れる美空に、両親は少し休んで視野を広げてはと励ましてくれる。
面接を落ちたこと、そして就職活動を休むことを、祖母に報告した。
「美空にはお姉ちゃんがいるから大丈夫」
祖母の言葉に、美空もうなずいた。
姉の美鳥は、美空が生まれる前日に亡くなっていたのだ。
ほどなく、お別れです(妊婦編)【1巻】感想
葬儀場がテーマですが、明るいキャラの登場人物ばかりで楽しく読めました。
就職活動に悩みながらも奮闘する美空には共感します。
最初は霊感があるのに葬儀場で働くなんて、大丈夫かな?とハラハラしました。
実際に、特殊な亡くなり方をしたお部屋では寒気を感じていましたね。
しかし僧侶や漆原の話を聞いて、残った思いは遺族のものだったのだと理解します。
葬儀は遺族が前に進むためのものだと、2人は言いたいのでしょう。
漆原と美空はこれからもタッグを組んで現場に出そうですね。
今後も葬儀場にやってくる遺族たちのエピソードで話が進んでいくのかなと思いました。
親しい人の「死」を扱う葬儀場のお話なので、涙なしには見られないかもしれません!
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