今回は、『蛍火艶夜』の1話について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
『蛍火艶夜』を試し読みするなら、1話丸ごと無料試し読みOKで、しかも初回70%OFFクーポンを利用できるコミックシーモアがおすすめです!
\シーモアで1話丸ごと無料試し読み/
蛍火艶夜【1話】ネタバレ
特攻基地での出会い
1945年3月、カメラマンの淀野は徳島にきていた。
特攻隊の報道写真を撮るためだ。
淀野は特攻基地で、1人の若者と出会う。
名前を田中志津摩といい、人懐こい性格の一飛曹だ。
淀野はプロパガンダ用の宣伝写真を撮るため、若者が憧れる男前な特攻隊を探していた。
「きみ、凄くかっこいいね!」
そう志津摩に声を掛けてから、懐かれてしまうのだった。
志津摩という男
志津摩は、特攻隊の象徴である白絹のえり巻きをつけない。
白いえり巻きをつけて欲しいと頼む淀野に対して、すねた顔をする志津摩。
淀野は無理強いすることなく、プロパガンダに使えない写真を撮り続けた。
可愛らしい志津摩を撮影する時間に、淀野は癒やされていたのだ。
心がすり減る淀野
特攻するために、厳しい特訓をする特攻隊。
死ぬために特訓をし、死ぬために計画を練る。
淀野は特攻基地で過ごすうちに、精神をすり減らしていた。
ある日、タバコを吸う淀野のもとに、志津摩がやってくる。
落ち込む淀野の気持ちに寄り添うように、隣に座って話をした。
そして志津摩は、自身が巻いている黒えりの秘密を教えてくれる。
「先に逝った人からもらったえり巻きなんです」
切ない顔を浮かべた志津摩は、その男との関係を教えてくれた。
「男女間でしないことを、した関係でした」
志津摩の願い
淀野が戸惑っていると、志津摩は体を近づけてくる。
首の匂いをかぐ志津摩に、淀野は赤くなった。
歯止めがきかなくなった志津摩は、さらに積極的に密着してくる。
興奮した志津摩は、「強く噛んで欲しい」と懇願してきた。
淀野は開き直ったかのように、志津摩の願いをすべて受け入れた。
絡み合い、果てた瞬間の志津摩は、涙を流して黒えりにすがりつく。
「やぎさんに会いたい…」
執念で探す写真
あの日から淀野と志津摩は気まずくなり、それからほどなくして志津摩は特攻していった。
やがて戦争は終わり、本当のことを公にできるようになる時代がやってきた。
しかし淀野は、志津摩の写真を表に出すことはなかった。
5年経っても、10年経っても淀野は忘れられない。
淀野は黒いえりを巻いた「やぎ」を見るまで、特攻隊の写真探しを辞められなかった…。
蛍火艶夜【1巻】感想
本作品は、戦争末期の特攻隊を舞台にしたBL作品です。
志津摩の可愛らしい表情や笑顔には、キュンとしますね。
淀野と絡み合っても、志津摩が想うのはやぎのことだけでした。
そう思うと切なくなりますし、先に逝ったやぎの存在が気になります。
だから淀野はやぎに嫉妬し、何年も忘れられなかったのでしょう。
特攻隊の抱える寂しさや恐怖、そして誰かに向けられた愛情が読める作品となりそうですね!
『蛍火艶夜』を試し読みするなら、1話丸ごと無料試し読みOKで、しかも初回70%OFFクーポンを利用できるコミックシーモアがおすすめです!
\シーモアで1話丸ごと無料試し読み/
2話のネタバレは、以下をどうぞ!
ネタバレまとめ(全話)は、以下をどうぞ!