こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ガンガンONLINE』で配信中の作品、『いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？』10話-1のネタバレ感想を紹介していきます。
『9話-2』のネタバレは以下をどうぞ！
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【10話-1】『監視』のネタバレ
迫り来る電車に…
詩織は、電車の踏切前で暗い表情を浮かべながら突っ立っている。
脳裏には、元部活メンバーや南雲、由美から投げかけられた言葉が思い浮かぶ。
向こうから電車がやって来た。
目の前を勢いよく通り過ぎる電車に詩織は我に返り、その場に座り込む。
（私、何を考えていたの？）
自分の行動を思い出して身震いする。
責任から逃げたいんでしょ？
「鈴木、どうしたんだ？」
その時、踏切の向こうから、相沢が笑顔で詩織に声をかける。
「お前が電車に飛び込むんじゃないかと思って心配したよ」
どうして相沢がここにいるのかと詩織が問い質すと、相沢が詩織の方に歩いてきて、帰り道がこっちだからと答えた。
相沢が詩織の行動について何か言おうとすると、詩織が相沢を責め立てた。
「私が飛び込むとでも思ったの？修学旅行で私を陥れたのに、今さら心配とかするんですか！？」
黙り込む相沢に向かって、詩織は畳みかけるように非難する。
「先生は、面倒ごとを避けたいんですよね。もし私が自殺して、自分の責任問題になるのが嫌だから…」
「バカなことを言うんじゃない。お前に対してそんなこと考えていると思うのか？」
相沢は真顔で詩織に問いかける。
一瞬、詩織は考え込み、動画を撮影した南雲の件では、先生は関与していなかったのかもしれないとつぶやく。
「でも、面倒なことに巻き込まれたくなくて、見て見ぬふりをしてたでしょ！！」
相沢が何か言おうとした時、詩織の電話が鳴り、父親の鈴木から連絡が入った。
先生の本心は…？
帰りが遅い詩織を心配した鈴木は、友達と一緒にいるのか？と尋ねた。
「電話を代わろうか？」
手を差し伸べる相沢を無視して、詩織は友達と一緒にいるとウソをついた。
電話を終えて家に帰ろうとする詩織に、家まで送るという相沢。
詩織が相沢の申し出を断り、ひとりで帰ろうとすると、相沢が背後から声をかけた。
「先生は、お前の味方だから」
相沢の言葉を背中に聞きながら、詩織は思った。
（先生は、ウソをつく時に笑顔になる…。今はどんな顔でそれを言ったんだろうか…）
気づいてほしい
休日、詩織と鈴木は一緒に外食をしていた。
鈴木が修学旅行の話題を出し、まだ写真を見ていないと言う。
「お父さん、私学校で上手くいっていないの…」
詩織は思いきって、仲間はずれにされていて辛い状況だと父親に話す。
「…嫉妬だな」
詩織がイジメられていると訴える前に、鈴木は娘が嫉妬されていると言い出した。
鈴木は、そんなクズは相手にしなくていいと言い、名門の私立に進学すれば、詩織と同じレベルの素晴らしい友人ができると笑いかけた。
今の問題をただの嫉妬で片付ける父親に詩織が何か訴えようとした時、鈴木の顔色が変わった。
鈴木の視線の先には、笑顔で手を振る矢崎の姿があった。
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか？【10話-1】『監視』の感想
詩織が無事で良かったです。
相沢の真意はよく分かりませんね。
詩織をイジメている南雲には嫌悪感を抱いているようですが、積極的にイジメを止める訳でもなく、むしろ肩を貸している様子ですし。
相沢が前にいた学校でイジメの動画が拡散されたことから見て、相沢はイジメの状況を泳がせて、最後にイジメっ子を追い詰める形で復讐でもしているんでしょうか。
でも、そのやり方だとイジメられている生徒がいつ自殺するかも分からないので、得策とは言えないですし…。
一体、相沢は詩織をどうしたいのか謎ですね。
『10話-2』のネタバレは以下をどうぞ！
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