こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ガンガンONLINE』で配信中の作品、『いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?』20話-2のネタバレ感想を紹介していきます。
『20話-1』のネタバレは以下をどうぞ!

いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?【20話-2】『治外法権』のネタバレ
相沢の告白
今回のイジメの件で自分が行った行為を告白する相沢。
学校の教室や廊下、相沢が使用しているペンやネクタイに、隠しカメラを仕込んだと話す。
「その映像が誰かの手によって拡散された。それを告発した勇気に拍手を送りたい」
相沢は拍手をしながら、その行動は間違っていないと賞賛する。
我が子の本性
そして、詩織と南雲のスマホに細工を施したことも告白し始めた。
詩織のスマホには、追跡アプリを入れて位置情報を常に確認。
南雲には、スパイウェアを仕込んだスマホをプレゼントした。
「彼女の個人情報に不正アクセスするために」
その言葉を聞いた校長は、打ち合わせと違うことを話し出す相沢の姿に青くなる。
南雲の母親・京子は、その個人情報を元に娘を脅迫したと相沢に詰め寄った。
相沢は、その言葉を否定する。
「あなたの子供は、鈴木詩織の人生を狂わせるほどの動画を持っていた」
相沢は、それが拡散されることを阻止するために不正アクセスを行ったと話す。
「そんなのデタラメだわ!!」
「いい加減、認めたらどうですか?自分の娘が怪物(モンスター)だって…」
娘が自分の意志で犯罪行為を楽しんでいることを薄々気づいているんじゃないかと、相沢は京子に向かって指摘する。
校長の本音が暴かれて
「校長先生!これはどういうことなんですか!?」
京子が校長を怒鳴りつける。
校長が相沢に駆け寄って、壇上から引きずり下ろそうとする。
その時、相沢が校長との会話を録音した音声を流し出した。
「相沢先生、例の問題は解決できましたか?」
校長がイジメ問題について表沙汰にしないように念を押している声が体育館に響き渡る。
「まったく、勘弁してくれよ。もうすぐ定年なのにアホらしい」
その言葉を聞いた保護者達の厳しい視線に晒された校長は、弁明できずその場から逃げ出した。
相沢の本音
相沢は、校長を無視して話を続ける。
「学校は治外法権だ」
だから、暴行や器物破損が起きても、今まで通りの慣習で問題をもみ消そうとする。
法律よりも事なかれ主義を選び、まともな対策も取らない。
校内の監視カメラの増設や犯罪行為が起きた時の警察との連携など、イジメを抑制するために徹底すべきことがあるのに、それをしないと指摘する。
「だからと言って、自分の行為を正当化するのか!?」
「教師なら、良心に訴えて更正するよう指導しろ!」
保護者から一斉に非難を浴びた相沢は、反論する。
「生徒が皆良心を持っていると思ってるんですか?綺麗事はやめましょう。更正の余地すらないような人間もいるんですよ」
詩織はそんな人間の手によって精神的に追い込まれて、電車に飛び込もうとしていたと話す。
相沢は詩織の気持ちがよく分かると共感し、言葉を続ける―。
いじめるアイツが悪いのか、いじめられた僕が悪いのか?【20話-2】『治外法権』の感想
今回の相沢の言葉は、今の学校現場のイジメ問題に鋭く切り込んでいますね。
本当に、犯罪行為をイジメと片付けるのは止めるべきだし。
犯罪は犯罪として、警察に突き出すべきですよね。
中高生ともなれば、物の善悪は分かる年齢なんですから。
それと、子供を更正させるのは教師じゃなくて、まず親がやるべきことですから。
実際に今の親って、自分がやるべき子供のしつけや教育を教師に丸投げしてる人も多いんだろうなって思います。
相沢の言葉が共感できることが多すぎて、いろいろと感情移入してしまう回でした。
昔と比べると学校のイジメ問題もいくらかは風通しが良くなった部分もあるのかもしれませんが、本質的な所はまだまだ変わっていないんでしょうね。
『20話-3』のネタバレは以下をどうぞ!

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