こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の作品、『地味で目立たない私は、今日で終わりにします。』1話(1)ネタバレ感想を紹介していきます。
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※2話(1)以降は23時間ごとに
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地味で目立たない私は、今日で終わりにします。【1話(1)】のネタバレ
プロローグ~孤立した令嬢~
「エレイン・ノリス、お前との婚約は破棄する!」
そう言って、フレドリック殿下はエレインを突き飛ばした。
地味で目立たない少女のエレインが美しいサンドラの命を狙ったと責め立てる。
「何の話か分かりません…」
青白い顔でエレインが訴える。
すると、幼馴染のエヴァンがエレインの前に歩み寄る。
エヴァンはエレインの頭を勢いよく床に押さえつけて吐き捨てた。
「お前には、がっかりした!殿下を奪われて悔しいからって、サンドラを殺そうとするなんて…」
(エヴァン…貴女までそんなこと言うの?)
誰も味方がいない状況に、エレインは涙しながら、心の中で訴える。
(私は何もしていないのに!どうしてこんなことになってしまったの…!?)
過去の追憶
エレインは、貴族令嬢の頂点である公爵令嬢の生まれ。
防衛大臣の父親と隣国アルフォードの姫である母親の元で、何不自由のない幸せな生活を送っていた。
しかし、祖父は厳格な人で、エレインがお洒落をすることも化粧をすることも禁じていた。
やがて、エレインはフレドリック殿下の婚約者となり、学園に入学。
周囲からは、地味で青白い亡霊みたいな女だと陰口を叩かれた。
それでも友人や幼馴染のエヴァンに囲まれ、楽しい人生を送っていた。
サンドラが現れるまでは…
変わり果てた聖女
幼馴染のエヴァンに頭を押さえつけられながら、エレインは目の前のサンドラを見上げる。
学校行事に適していない豪華な衣装を身にまとい、フレドリック殿下からプレゼントされたと思われる大きなルビーを胸元に下げている。
頭には、エレインが王太子妃になる時に受け取る予定だったティアラが輝いていた。
(あなたが学園に入った頃からは想像できない姿だわ…)
エレインは、純朴であどけない少女だった一年前のサンドラの姿を思い出していた。
足の痛みを感じながら、頭を押さえているエヴァンに手を離すよう言い放つエレイン。
「あなたもサンドラの嘘を信じるのね…」
エヴァンに向かってポツリとつぶやいた。
「酷い!まるで私が嘘をついてるみたいじゃない」
サンドラがフレドリック殿下に泣きついた。
「嘘じゃなかったら、何なのですか?」
追求するエレインに向かって「黙れ!」とフレドリック殿下が口を挟む。
「聖女のサンドラがウソをつくはずないだろう!」
聖女であるサンドラの言葉を頑なに信じているフレドリック殿下に、エレインの言葉は届かない。
無実の罪
サンドラはこの国で「聖女」と呼ばれていた。
予言者が一年前にサンドラを聖女と称したことで、聖女として神格化された少女だった。
サンドラは、皆の前でエレインにいじめられたと嘘八百を並べ始めた。
エレインが嘘だと抗議しようとしても誰も耳を貸さない。
「私は知っている!お前がサンドラを殺すために刺客を放ったことを!!」
「そうだろ!?エヴァン」
フレドリック殿下に同意を求められたエヴァンは、エレインの前に一枚の紙を差し出す。
それは、サンドラを狙った犯人から押収した犯行指示書だった。
指示書には、エレインしか持っていないはずの特殊な青インクが使われていると言う。
身に覚えのない証拠を突きつけられて愕然とするエレイン。
「…一体、それはいつの話?」
フラフラと立ち上がりながら、必死に潔白を訴えようとする。
その時、エレインの顔にワインがぶちまけられた。
「見苦しい言い訳はよせ」
ワイングラスを手にしたフレドリック殿下が冷たく言い放つ。
言い訳すら許されない状況に思わず笑いが込み上げるエレイン。
(…誰も私の話を聞いてくれないのね。まるでヒロインを貶める悪役令嬢のようだわ)
心の中で自虐しながら、諦めの境地に立ったような表情を浮かべた。
地味で目立たない私は、今日で終わりにします。【1話(1)】の感想
昼ドラのようにドロドロしたプロローグから始まる漫画でした。
地味で大人しい雰囲気のエレインが聖女と呼ばれる美少女のサンドラに謀られて、自分の地位を追われているようですね。
まだ詳しい状況は分かりませんが、誰も味方がいない中で糾弾されているエレインの孤独な姿が痛々しかったです。
とは言っても、エレインは主人公なんで、これからどんな逆転劇が待っているのかワクワクします!
1話(2)のネタバレ は、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※2話(1)以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。