こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、呪術廻戦の132話『渋谷事変(49)』について、ネタバレ感想を紹介していきます。
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131話のネタバレは以下をどうぞ！
呪術廻戦 132話『渋谷事変(49)』のネタバレ
東堂の視点
虎杖悠仁と真人の戦いを、高みから見ている東堂。
傍目から見る冷静な視点で、戦いの様子を分析していた。
ーー黒閃を狙って放てる術師はいないーー
ーーしかし今の虎杖なら、「狙って放っている」と思わせる凄みがあるーー
ーー虎杖は黒閃を放つが、何も策がないままだとあしらわれるーー
ーーしかし俺は、すでに対策が済んでいるーー
逕庭拳
真人は、左型の顔、左胸、左肩、左腕の部分から「遍殺即霊体」を解き、代わりに呪力でカバーした。
ーー拳に呪力を集中している虎杖の首を、カウンターで狙うーー
真人の思惑通り、悠仁は真人の左肩に拳をぶつけた。
少し遅れて、真人の右拳が悠仁の左側を狙う。
ーー俺の勝ちだ！ーー
と真人が思った直後。
真人は左肩に、時間差による二重の衝撃を受けた。
悠仁は屈んで真人の右拳をかわし、次なる攻撃を狙う。
逕庭拳だ。
それは、悠仁の悪癖から生まれた技で、呪力操作の精度と引き換えに失った。
しかし、 脹相と戦ったときに再発したことで、悠仁は逕庭拳をモノにしていた。
不義遊戯は死んでいる
高みから見下ろしている東堂が、真人に対して語りかける。
「オマエが知らないことはあるまい。腕なんて、飾りだ。拍手とは」
ーー魂の喝采ーー
東堂は、手がなくなった左腕の先端と、右手とをかち合わせた。
瞬間、悠仁の体が物と入れ替わるはずと悟った真人は、右側に拳を繰り出していた。
しかし、悠仁の姿は入れ替わらず！
「俺の不義遊戯は、もう死んだんだ」と呟く東堂。
悠仁の拳が、ガードが甘くなった真人の左脇腹にクリーンヒットした！
黒閃！
真人は血を吐き、派手にぶっ飛ぶ。
崖の上部にぶつかり、そのまま崖の上に転がっていった。
逃げる真人、追う悠仁
追撃する悠仁を見て、「まだだ」と気力を見せる真人。
しかし口から液体を吐き出し、改造人間のストックもすり減っていることを実感していた。
真人のすぐ目の前に立った悠仁は、「認めるよ、真人。俺はオマエだ」と口にした。
「オマエの言ったことなんて知らねえって、否定したかった」
悠仁の言葉を聞く真人は、目に怯えのような雰囲気が見える。
「今は違う」と悠仁は続けた。「ただ、オマエを殺す。別の呪いに生まれ変わったら、ソイツも殺す。名前を変えても姿を変えても、何度でも殺す」
膝をつく真人を見下ろす悠仁は、穏やかな口調で続ける。
「もう、意味も理由もいらない。錆びつくまで、呪いを殺し続けていく。それが俺の役割だ」
次の瞬間、真人は悠仁に背を向け、逃げ出していた。
まるで、広い雪原で、狼に狙われたウサギのように。
その背中を、無言の悠仁が追いかける。
前屈みになって必死に逃げる真人と、自然な姿勢でゆうゆうと狩りをする悠仁。
次の瞬間、真人の前に現れたのは、夏油だった。
驚きの表情で、「夏油」とつぶやく真人。
その顔はボロボロで、目には気力もなく、髪も乱れている。
「助けてやろうか、真人」と夏油は冷たい視線で真人を見下ろしていた。
呪術廻戦 132話『渋谷事変(49)』の感想
悠仁の黒閃が、ついに真人の体にクリーンヒットしましたね。
不義遊戯を失っていた東堂は、実際に不義遊戯で悠仁を移動させたわけではなかったのですが、真人を迷わせるという意味で助力になっていました。
見事な連携プレーです！
敗れた真人が逃げおおせようとする様子は、今回の一番のハイライトかも！
狼に追われるウサギのイメージが、真人の脳裏に浮かび上がったのです。
見開き1ページの描写ですが、真人の心情がよく読み取れる素晴らしいワンシーンでした。
133話のネタバレは以下をどうぞ！
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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