こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『カイジ』370話のネタバレ感想を紹介していきます。
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カイジ【370話】『王様』のネタバレ
現金は無事か?
石高の車が開かず、カバンが取り出せない状況に焦るカイジたち。
コインロッカー移動作戦も、このままでは白紙に戻ってしまう。
するとレタスが、「もしかしたら石高さん、もうカバン見ちゃったんじゃ?」
はっとしたカイジは、すぐさま窓越しに車の中を覗いてみた。
カバンが積まれた形を見て、ほっとするカイジ。
実はカイジは、最後に車を離れる際に、カバンの積まれ方を記憶していたのだ。
一番上に積まれたカバンの形状や、持ち手の重なり具合、傾き具合からして、前と変わった様子はない。
これはつまり、カバンは動かされていない証拠である。
「でも危なかった」と、束の間のノーガードを危ぶむカイジ。
石高が木崎に、一刻も早くいせたいと気を揉んでいたのが幸いしたようだ。
「かろうじてセーフだったけど、次はわからない。こういったうっかりミスとか、石高さんの強引な覗き行為のリスクが常にある」
するとチャンは、そんな深刻な話じゃないと前置きしてから、
「石高さんからキーをもらってロッカーに行くだけ」と言ってきた。
でもカイジは、「1〜2時間で戻ってくればな」と表情を引き締める。
ほどほどの時間で帰ってくればそうなるけれど、夜になる頃に木崎さんも連れて帰ってきたら、多分そのまま酒盛りになってしまう。
「ちょっと待ってくれって言えば」とチャン。
「普通はそうでも、あの人は家ではキングなんだ」とカイジ。
石高のことを想像すれば、確かにそうだ。
用事より酒盛りを優先するよう、半ば相手に強制してくる性格なのだ。
キーだって渡してくれないだろう。
そこでカイジは、最悪の展開に備えて自分たちから動くことを提案する。
「俺、調達してくる」と言って、チャンになにやら耳打ちするカイジ。
「なるほど」とチャン。
その間にチャンとマリオは、車に張り付いて防御する。
石高からカバンを守るためだ。
そして、石高が帰ってきたら、すぐにキーをもらうこと。
でもチャンは、キーは渡してもらえないかもとカイジが言ったことを不安に思う。
でもそれは、酒盛りに参加しない場合だ、とカイジに言われて納得するのだった。
カイジはさらに、チャンに耳打ちした。
カイジの推察はドンピシャ!
石高の帰宅は7時になり、木崎を連れていたこと、酒に誘われたこと、それを拒むとキーは渡してくれないこと、すべてカイジの読み通りドンビシャだった。
そこでチャンたちが酒盛りに参加を告げると、割とすんなりとキーを手渡してくれた。
これもカイジの読み通りだ。
そのキーを、車の前輪に隠すチャン。
ここにきてようやく、石高はカイジがいないことに気づいた。
「買い物です」とごまかすチャン。
そして石高の家に向かって、すでにいた石高の両親も加えて食事が始まる。
おしぼりが熱すぎるってことで、母にイチャモンをつける石高。
それを見てチャンは、甘やかされてる石高の結婚が遠のくと心の中で心配するのだった。
カイジの行動
そのころカイジは、前輪に隠されたキーを手に取り、扉を開けてカバンを外に出した。
ペンチを用い、何かを施すカイジ。
宴会場に遅れてやってきたカイジに対し、石高は拗ねたように背中を向けた。
遅くやってきたことが気に入らなかったのだ。
でも石高の父が、カイジをいい若者と言ったことで、場が和んだ。
ビールで乾杯!
カイジ【370話】『王様』の感想
石高の性格や行動をドンピシャで当てたカイジ。
これまで何度も修羅場をくぐり抜けてきただけに、観察力や洞察力が向上しているんでしょうね。
チャンもちゃんと役目を果たし、とりあえずは一歩前進って感じです。
でも、そんな簡単に問題が解決しないのが、この漫画のすごいところ!
きっとここから、まだまだ無理難題が降りかかってくるはずです。
それらをどうやって切り抜けていくのか、カイジの腕の見せ所ですね。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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