こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『カラダ、重ねて、重なって』1話『不器用な君たちへ』のネタバレ感想を紹介していきます。
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カラダ、重ねて、重なって【第1話】『不器用な君たちへ』ネタバレ
トラウマ
29歳のOL『岡本みすず』は、5年前に彼氏から、「夜の営みがつまらない」という理由で振られていた。
あまりに突然の出来事に、みすずは心の整理もつかないまま、それ以来彼氏を作らずに過ごしてきた。
そしてこれから一生、彼氏ができることはないだろうと思っている。
元々真面目で、感情が表に出るタイプではないみすず。
そんなみすずを、職場の人間は「怖い」と思い、近づくことはない。
しかし、唯一ひとりだけ、みすずに話してかけてくる人物がいた。
2年前に転職してきた『御影匠真』だ。
彼は、そっけない態度を取るみすずにもいつもニコニコ話しかけてくれていた。
みすずは、どうしてこんなに匠真がいつも優しくしてくれるのかわからなかった。
みすずにとって、匠真は「ただ優しくて仕事ができる人」という存在だった。
しかし、ある接待でどんどん飲まされているみすずを庇って、匠真が代わりに飲み始める出来事があった。
匠真は、かなりの下戸なのにも関わらず、だ。
みすずが無理矢理飲まされそうになっていたという扱いを見て、匠真は腹を立てていたのだ。
それは、みすずが初めて見る匠真の怒った姿だった。
みすずは、純粋に自分を庇ってくれたことを嬉しく思っていた。
それからみすずは、匠真を見る目が変わり、特別な気持ちを抱き始めていることに自分でも気がつきはじめていた。
そんなある日、職場で取引先からとんでもない量の資料修正が入った。
しかも締め切りは2日後。
職場のメンバーは自分の仕事量や用事に手一杯で、誰も担当できる人はいない。
それを見たみすずは、自ら名乗り出て残業することになった。
1人で残り、膨大な量の仕事をこなしていくみすず。
すると、誰もいないはずのオフィスに、匠真が現れた。
そして、みすずの仕事を手伝い始めたのだ。
匠真はみすずに「先に帰った人に愚痴はないんですか?」と尋ねた。
みすずは正直に「やると決めたのは私ですから。それにこういう事はお互い様なので」と答える。
そんなみすずの言葉に、匠真も思わず表情が緩んだ。
両思い
泊まり込み覚悟で残業に挑んだみすずだが、匠真のおかげで何とか無事に仕事を終えることができた。
しかし突然、大雨が降り始め、悪天候により電車も全て運休となってしまう。
帰れなくなってしまったみすずを見て、匠真は「家に来ないか」と誘ってきた。
急の誘いにみすずは戸惑ってしまう。
匠真は、そんなみすずを見て正直な自分の気持ちを話し始める。
匠真はずっとみすずのことが好きだったのだ。
その想いを聞いたみすずも、自分の気持ちに正直になる。
5年前に彼氏に振られて以来、ずっと他人に踏み込むことを避けてきたみすず。
付き合うということは、もちろん夜の営みもあるということだ。
怖いという気持ちもあったが、匠真なら大丈夫という安心感もあった。
匠真の家に着いた2人は、そのまま唇を重ねていく。
ベッドに倒れ込み、みすずの服が匠真によって器用に脱がされた。
匠真なら大丈夫、そう思ったのに匠真は突然みすずから離れ、「今日はもう寝ましょう」と告げる。
やはり自分に原因があると思ったみすずは、大粒の涙を流し、過去のトラウマについて正直に話した。
しかし、原因はみすずではなかった。
匠真はいつも本番を迎えようとすると、あまりの緊張に襲われてしまうのだ。
みすずに「あなたは充分に魅力的だ」と言いながら、自分を責める匠真を見て、みすずは自分勝手な自分を恥じた。
そして、匠真を抱きしめると、「私も頑張ります」と伝えるのだった。
不器用な2人の恋は、始まったばかりだ。
カラダ、重ねて、重なって【第1話】『不器用な君たちへ』感想・考察
不器用すぎる2人の恋愛物語、とてもキュンとしましたね!
トラウマによって周りとの関係をシャットダウンしているみすずですが、そんなみすずの良さを匠真だけは見抜いていたんですね。
菩薩と呼ばれるぐらい優しくて、かっこよくてみんなの憧れの匠真も、みすずの前では顔を赤くしたり少し弱くなったり。
自分にしか見せない本当の顔って、とってもドキドキするし、嬉しいですよね。
自分たちのペースでゆっくり進んでいく、不器用な2人の恋愛はどうなるのでしょうか?
2人は無事に本番を迎えられるのか?
これからの2人の行方にドキドキが止まりませんね!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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