こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ガンガンONLINE』で配信中の作品、『氷属性男子とクールな同僚女子』1話のネタバレ感想を紹介していきます。
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氷属性男子とクールな同僚女子【1話】のネタバレ
雪女の末裔・氷室くん
冬月さんの会社の同僚、氷室くんは雪女の末裔だった。
氷室くんが発する冷気で職場は雪国のように吹雪き、天井にはつららが出来ていた。
「氷室くん…。ちょっと寒いんだけど…」
氷室くんの隣の席に座る冬月さんが寒さに凍えそうになりながら、注意する。
「あっ、ごめん。つい熱中してしまって」
そのひと言で氷室くんは我に返った。
氷室くんの悩み
雪女の末裔の氷室くんは、花が好きだが彼が近づくと花は凍えてしおれてしまう。
「俺が近づくものは、すべて凍ってしまうんだ…」
悩ましげな表情で氷室くんはため息をついた。
冬月さんの優しさ
そんな氷室くんを不憫に思った冬月さん。
翌日に会社の廊下で氷室くんを呼び止める。
「氷室くん、よかったらこの『ワラ』を使ってみてください」
そう言うと、氷室くんのためにネットで購入した純国産の敷きわらを取り出した。
(わら…!??)
真顔でワラを取り出す冬月さんに困惑する氷室くん。
「冬月さん、これは何ですか…」
「敷きわらです。植物が霜で枯れてしまうのを防いでくれる優秀な代物です」
冬月さんは、敷きわらのメリットを語った上で付け加えた。
「氷室くんが近寄った花が(それを見てショックを受けた氷室くんも)弱っていて可哀想だと思ったから…」
何か解決方法がないかと調べているうちに、敷きわらが効果的だと知ったと話す。
「冬月さん、この大きなワラをわざわざ担いで会社まで来たんですか?」
人間の胴体くらいの長さがあるワラを担いで電車通勤している冬月さんの姿を想像しながら、氷室くんが質問する。
冬月さんは、周囲に迷惑がかからないように始発で来たから大丈夫だと答えた。
こんなものを担いで通勤するのは恥ずかしくなかったのかと尋ねたかった氷室くん。
自分の恥より周りの迷惑を気にしている冬月さんの言葉に思わず微笑む。
「…冬月さん、いい人ですね…」
(…氷室くんが笑った)
ふんわりとした優しい笑みを浮かべる氷室くんを見て、冬月さんの胸はドキリとときめいた。
胸のドキドキ
(…今のドキって、何なんだろう?)
氷室くんの笑顔に自分の胸がときめいた自覚がないまま、冬月さんは氷室くんとの会話を終えて立ち去った。
その後ろ姿をじっと見つめる氷室くん。
(…あかん…。冬月さん、優しい…!めっっっちゃ好きっ!!)
顔を真っ赤にして、心臓をバクバク鳴らしながら、氷室くんは冬月さんにときめいていた。
(こんなん…俺溶けてしまうわ)
ワラを抱きしめながら、恥ずかしそうに身悶える氷室くん。
彼の周囲は、いつも以上にゴウゴウと吹雪が舞い、廊下までもが凍っていた。
雪女の末裔である氷室くんのハートが熱くなるほどに、周囲は凍てついてしまうのだった。
氷属性男子とクールな同僚女子【1話】の感想
雪女の末裔男子が普通に会社勤務しているのが面白いですね。
こんなに会社が吹雪いたり、凍ったりしているのに、よく就職できたなと思いました笑
冬月さんにときめいている氷室くんが心の中で関西弁(?)になっているのも謎です。
ふたりは、氷と冬のコンビで相性も良さそうですね。
でも、冬月さんは恋愛に鈍そうな印象を受けたので、氷室くんの恋は前途多難になるかもしれません。
ほのぼのしたラブコメで1話から癒やされました!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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