こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『未来と彼とパパ事情』1話『水に濡れたピンク』のネタバレ感想を紹介していきます。
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未来と彼とパパ事情【1話】『水に濡れたピンク』のネタバレ
父子家庭の女子高生
伊藤未来は、中高一貫校に通う女子高生。
2週間前に高校一年生になったばかりの15歳で、32歳の父親とふたり暮らしをしていた。
朝、登校前に朝食を食べていると、父親が話しかけてきた。
「今夜、結婚相手との初顔合わせだけど。大丈夫だよな?」
未来の父親は、未来が高校に入学したら、恋人と結婚して同居すると約束していた。
不安そうな表情を浮かべる父親の姿を見た未来。
結婚を嫌がっていると思われるのが嫌で安心させるように答える。
「私も結婚には賛成だよ。お母さんができるの楽しみにしてる」
すると父親は一瞬無言になり、どこか元気のない様子で会社に出勤した。
(私、何かおかしいこと言った?)
様子がおかしい父親の姿を見て、未来は疑問を抱いた。
学校の中で
学校に登校した未来は、友人に朝の一件を話す。
「ずっと家族がパパだけで寂しかったと受け取られたんじゃない?」
友人の安利はそう話す。
移動教室で廊下を歩いている最中、もうひとりの友人のほだかが未来に尋ねる。
「お父さん、今何歳になったんだっけ?」
未来の父親が32歳だと知った安利は、私達と同い年くらいの時に未来ができたのかと驚いた。
その時、廊下で未来は男子生徒とぶつかる。
男の子は何も言わず、未来を睨み付けて去って行った。
「今の子、かっこいい!」
安利がイケメンな男子生徒の姿に盛り上がる。
「隣のクラスの加々美継佐(かがみ けいすけ)くんだね」
ほだかが答える。
未来とほだかは中学からずっとこの高校だから、だいたいの生徒の顔と名前は分かると話す。
父親の結婚相手
父親の前では早く子離れするように言っている未来。
しかし、未来の方が父親とふたりで楽しく暮らす時間がなくなることに寂しさを抱いていた。
そんな子供じみた考えを反省して、父親離れして新しい母親と仲良くしようと決意する。
未来は、約束の場所で父親の結婚相手と顔合わせをした。
「この人が交際相手でこれから伴侶になる人だ」
父親が結婚相手を紹介する。
「はじめまして、未来ちゃん」
父親が紹介した相手はイケメンな男性だった。
彼の名は、井上祐史(いのうえ ひろふみ)。
父親より8歳年上で美容院のオーナー兼美容師だと言う。
未来の父はそこのお客で、ふたりは出会ったと話す。
呆気にとられている未来に祐史が話しかける。
「未来ちゃん、これからゆっくりお話させてもらっていいかな?」
上階のレストランで未来達はお互いの話しをする。
祐史と楽しそうに会話している父親は未来の父親ではなく、ひとりの若い男性に見えた。
「ちょっと、トイレに行ってくる!すぐ戻るから」
未来は突然席を立って、レストランを飛び出した。
「未来!?待って―!」
「絢矢、戻ると言ってるなら大丈夫。自分の子どもを信じよう」
未来を呼び止めようとする父親を祐史がなだめた。
ピンクの髪の男の子
(パパ…ごめん)
レストランの近くにある公園でひとりで泣く未来。
父親は、子どもの未来に恋人のことを話せず、いろいろ我慢していたんだろうと思った。
早く大人になりたいと思っていたのに、親離れしていないのは自分の方で、父親はとっくの昔に子離れの準備ができていたんだと気づいた。
その時、離れた場所で声がした。
「うわっ!!」
「えっ!?誰!!」
その声に驚いて、未来は声がした方に駆け寄る。
そこには、明るいピンク色の髪とピアスをした男の子が立っていた。
まだ4月の肌寒い夜なのに、噴水の中でっd水に濡れている姿は全身で泣いているように見えた。
未来は、男の子の姿から目が離せなくなった―。
未来と彼とパパ事情【1話】『水に濡れたピンク』の感想
父親の結婚相手に男性を紹介されたら、すぐに受け入れられないのは当然の反応だと思います。
元々、ゲイだったのか、たまたま好きになったのが男性だったのか…。
未来の母親の情報もまだないので、すごく謎ですね。
最後に出会った男の子も、何か訳ありで噴水の中に居たんでしょうか?
ふたりが最初にどんな会話を交わすのか気になります。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。