こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』11話『杏子の憂鬱①』のネタバレ感想を紹介していきます。
マンガMeeのアプリをダウンロードするだけで、今すぐ無料で読めますよ〜!
※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
10話ネタバレは以下をどうぞ!

モラルハザード【11話】『杏子の憂鬱①』のネタバレ
イライラの原因を思い出して
真琴のメールを読んだ後、杏子はイライラしていた。
(あぁ、腹が立つわ…)
今日は、真琴の顔も奈美の顔も見たくない気分だったが、真琴のメールがきっかけでその原因を思い出した。
周りの子供よりデキる娘
杏子の娘の莉伊佐がプリスクールに通い出したのは生後半年の頃だった。
向日葵は、1歳になる前。斗夢はスクールに入学可能なギリギリの年齢である1歳5か月の頃にスクールに通い出した。
同じクラスの生徒の中では、莉伊佐の入学が一番早かったこともあって、莉伊佐は周囲の子供達より成長が早かった。
「莉伊佐ちゃんは、すごいね!」
何をやっても皆よりも早くできる莉伊佐のことを周囲のママ友も褒め称えてくれていた。
向日葵に追い抜かれて
しかし、最近になって向日葵が莉伊佐を追い抜いた。
向日葵は飲み込みが早く、プリスクールの学習内容を誰よりも早く的確にこなしている。
今まで一番だった莉伊佐が向日葵に負けてしまい、杏子は悔しい思いをしていた。
(莉伊佐…。頑張って!!)
向日葵に負けないよう、心の中で莉伊佐を応援していた。
莉伊佐が突き飛ばされたのに
ある日、莉伊佐がボール投げをしていた時。
ボールを投げようとする莉伊佐を向日葵が突き飛ばした。
それを目撃した杏子が止めに入ろうとする。
奈美は、ママ友に向日葵の成長の早さを自慢していて、無反応だった。
杏子が莉伊佐の元に駆け寄る直前、真琴が莉伊佐が泣いている事に気づく。
「莉伊佐ちゃん、どうしたの?」
真琴の声で、莉伊佐の様子に気づいた奈美が言った。
「ボール投げ、上手くできなかったのかな」
向日葵のせいなのに、そしらぬ顔でそんなことを言う奈美に杏子は腹が立った。
その日、奈美からランチに誘われた杏子は、用事があると言って断った。
本当は用事などなかったが、そうでもしないと平静を装うことができなかった。
子供のしつけをしない奈美に苛立って
そのボール投げのトラブルが起きたのが今日のことで、杏子はランチを断って家に帰る途中だった。
プリスクールで起きた出来事は忘れたかったのに、真琴からのメールで杏子はまた嫌なことを思い出してしまった。
「だいたい、ランチに行く暇があるなら、娘のしつけをどうにかして欲しいわ…」
先週のランチの時も、向日葵が莉伊佐のぬいぐるみを取り上げて泣かせてしまった。
(奈美だって、ぬいぐるみを取り上げたところを見ているはずなのに…)
この手のトラブルは、子供の成長と共に増えてくるものだが、他の母親はトラブルが起きるとちゃんと対応している。
しかし、奈美は向日葵のことを叱らない。
娘に謝らせることもしなければ、奈美自身が謝罪することもなかった。
(親が子供に何が悪いことなのか教えないでどうするの!?そんなんだから、向日葵ちゃんは乱暴なことをするのよ)
しつけがなっていない奈美の態度に杏子はイライラする。
イライラがピークに達した時に
その時、莉伊佐を乗せたベビーカーがコンクリートの道の割れ目に引っかかった。
ベビーカーの車輪が割れ目にはまってしまい、上手く抜け出すことができずに、イライラが募っていく。
「杏子さん、どうされたの?」
杏子が舌打ちを漏らした時、背後から声がかかった―。
モラルハザード【11話】『杏子の憂鬱①』の感想
杏子と奈美の確執がだんだんと明らかになってきました。
杏子は自分がデキる人間だから、娘にも完ぺきを求めてしまうんでしょうけど。
娘の莉伊佐が杏子の期待に応えられなくなった時に、しんどくなるタイプの親かなと思いました。
でも、子供のしつけに関しては常識的で好感が持てますね。
娘の莉伊佐も大人しくて真面目そうな子で、しつけが行き届いている感じがしました。
それに対して、向日葵の乱暴さは、奈美の育て方がもろに現れている感じがします。
杏子と奈美は根本的に合わないと思うんで、縁を切った方がいいと思いますが、それが簡単にできないところがママ友の難しさなんでしょうね。
12話ネタバレは以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
マンガMeeのアプリをダウンロードするだけで、今すぐ無料で読めますよ〜!