こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』17話『奈美、墜落の兆し③』のネタバレ感想を紹介していきます。
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16話ネタバレは以下をどうぞ!

モラルハザード【17話】『奈美、墜落の兆し③』のネタバレ
昨日までは幸せだったのに…
昨日の夜。
陽介から向日葵の誕生日プレゼントの話しが出て、幸せに浸っていた奈美。
今では、あの時間がとても遠いように感じていた。
陽介に電話すると
太田と別れた後、家に帰宅した奈美は陽介に電話をした。
借金の催促に太田がやって来た件を伝える。
「今、会社でいろいろトラブルがあってな。たぶん、その中のどれかやと思うわ」
陽介は、契約書もちゃんとあるし、法を犯すようなことはしていないと奈美に告げる。
「奈美は心配せんでええからな」
「本当?大丈夫なの?」
今月中に一千万を返すのは少しキツいけど、払えないことはないと言う。
自分の方から太田に連絡を入れておくと言う陽介の言葉を聞いて、奈美は安心したように涙を流す。
「奈美、ごめんな。会社っていろいろあるねん」
そう告げて、陽介は電話を切った。
電話を切った後、陽介は何か思い詰めたような怖い表情を浮かべながら、どこかへ歩いて行った。
以前にも聞いた言葉
陽介の言葉を来た奈美は、ふと思い出した。
(あの言葉、以前にも聞いたことがあった…)
奈美は、当時の記憶をたどりながら、チェストの引き出しを開けて封書を取り出した。
(この封書が届いた時のことだったわ…)
裁判所から届いた封書
その日、奈美は陽介に封書が届いたことを告げた。
「陽介、裁判所からこんなものが届いたんだけど」
「ああ、それは別に開けんでいいよ」
封書を見ても、何でもないから気にするなと言う陽介の言葉に奈美が戸惑う。
「え?でも…」
「奈美、会社はいろいろあるねん」
陽介は、奈美の追求を拒絶するように、その言葉を吐いた。
その時は、陽介の反応が怖くてそれ以上何も聞けなかった。
現実を直視するのが怖い…
結局、裁判所からの封書は怖くて開けることができず、引き出しの中にしまい込んでいた。
(この封書の中に何があるっていうの…?)
奈美は、封書の中身を見ようとする。
(これを開けたら、一体どうなるんだろう…)
封を切りながらしばらく考え込んで、結局そのまま封書を引き出しに放り投げた。
(やっぱり、これは開けない方がいい…)
現実を見ることを恐れた奈美は、裁判所からの封書を開けることを拒んだ。
幸福な日常が壊れる恐怖の中で
「ママ、おなかすいたー」
その時、娘の向日葵が奈美にまとわりついてきて、お腹が空いたとしつこく訴える。
「静かにしなさいっ!!」
奈美は、鬼のような形相で向日葵を叱りつける。
母親の剣幕に驚いた向日葵は、ワーワーと泣き出した。
(大丈夫…私は幸せだから…)
泣き喚く向日葵の隣で突っ伏して涙ぐむ奈美。
不幸な未来を予感しながらも、自分は幸せだと必死に言い聞かせていた―。
モラルハザード【17話】『奈美、墜落の兆し③』の感想
奈美の夫の陽介は、かなりヤバい状態になっていそうですね。
会社でいろいろとトラブルがあるようですが、借金以外のトラブルも何かありそうです。
奈美は、上京後のどん底な貧乏生活から這い上がれて幸せに暮らしていただけに、現実を見るのが怖いんだと思います。
でも、陽介の問題は陽介自身の問題なんで、一緒に不幸を背負わなくてもいいと思うんですけどね。
いくら夫婦だからと言っても、共に背負える不幸には限度があります。
奈美の状況はシャレにならなさ過ぎて、怖くなってきました。
18話ネタバレは以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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