こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』23話『奈美、地獄の一丁目①』のネタバレ感想を紹介していきます。
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※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
22話ネタバレは以下をどうぞ!

モラルハザード【23話】『奈美、地獄の一丁目①』のネタバレ
向日葵の誕生日を祝って
奈美の家族は、向日葵の誕生日パーティーをするために、meeランドに向かう。
扉を開けて足を踏み出すと、別世界のような夢の国が広がっていた。
奈美達は、きらびやかな広い個室で、豪華なご馳走を食べる。
従業員が共に祝ってくれる中で、向日葵が誕生日ケーキの蝋燭を吹き消した。
ケーキを食べていると、ウサギのマスコットキャラのラッキーちゃんが現れる。
「ラッキーちゃん!!」
ラッキーちゃんに気づいた向日葵が嬉しそうにラッキーちゃんに抱きつく。
その様子を奈美と陽介はニコニコ笑いながら眺めていた。
meeランドで優越感に浸りながら
食事を終えた奈美達は、meeランドのパレードを見学する。
「陽介、前にmeeランドに来た時のこと…覚えてる?」
あの時のパレードは周囲が見学客だらけで、向日葵を肩車してあげても、一生懸命に背伸びをしても、パレードなんてろくに見えなかった。
「でも、今のこの光景は私達だけのもの…」
ホテルの一室にあるベランダからパレードを見下ろしながら、奈美がつぶやく。
人でごったがえしている様子を悠々と眺めていた奈美が、陽介に話しかける。
「高い場所にお城が建っているのは、こうやって庶民達を見下ろすためだったのかな…」
「急に何の話しや?」
「人を下に見下ろすのって、すごい優越感があるじゃない?庶民を見下すお殿様の気持ちが分かる気がして」
奈美の話しを聞いた陽介は、確かに上と下では見える景色がまったく違うと同意する。
心から離れない不安と恐怖
優越感に浸りつつも、奈美は不安と恐怖に襲われていた。
この地位から堕ちたくないと思うほどに、今のこの状況を陽介がどうやって手に入れたのか気にかかる。
昨日、また横浜地裁から封書が届いていた。
あの中身には、一体何が書かれているのだろうと思いながらも、封を開けることが出来ない…。
この幸せが続くと信じて…
「パパ、ありがとー」
向日葵が陽介に抱きついて、また連れてきてと言いながら頬にキスをする。
娘のキスに感動した陽介は、また来年も来ようと向日葵に約束する。
(今の幸せは、この先もずっと続くの…?)
奈美は、陽介達の会話を見つめながら、心の中でつぶやく。
不安な気持ちを振り切るように、奈美は陽介と向日葵に笑いかけた。
「そうね、また来年も一緒に来ようね!」
夢から覚めるとき
帰り際、奈美はSNSに誕生日パーティーを楽しんでいる向日葵の写真を投稿する。
疲れて眠ってしまった向日葵をベビーカーに乗せて、幸せの余韻に浸りながら、陽介と家に帰宅する。
「家に戻ると、夢から覚めたみたいな気分になるわ…」
陽介がそんなことを話していると、家の前で待っていた太田が奈美達の前に現れた。
「家族揃って外出とは、いいご身分だな」
いっきに現実に引き戻された奈美と陽介は、真っ青な顔で太田を見つめていた―。
モラルハザード【23話】『奈美、地獄の一丁目①』の感想
豪華で幸せな向日葵の誕生日パーティーから一転、地獄の入り口が開いたようです。
夢のような世界で幸せに浸っていただけに、太田の登場は、冷や水を浴びせられたような気分になったでしょうね。
太田の様子からして、陽介はまだ借金の返済ができていないのでしょう。
裕福な暮らしをしていると、生活レベルを下げたくないって気持ちは分かるんですけど。
現実から目を背けるだけでは、何も変わらないんですよね。
奈美は、周囲より優位に立ちたい選民意識が強いみたいなので、余計に今の生活を変えることが難しいのかもしれません。
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
24話ネタバレは以下をどうぞ!

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