こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『マンガMee』で配信中の作品、『モラルハザード』3話『相原真琴②』のネタバレ感想を紹介していきます。
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※4話以降は23時間ごとに
1話ずつ読めます。
2話ネタバレは以下をどうぞ!
モラルハザード【3話】『相原真琴②』のネタバレ
違う人種
真琴は、斗夢が生まれて半年経ったくらいの時、育児につまづいた。
透がいない昼の間、長い時間斗夢と過ごすのがつらくなってしまったのだ。
そこで、真琴は誰かと話したい一心で、近所の育児サークルに通い始めた。
「子供って元気ねぇ」
「やっぱり外で遊ばせないと」
真琴を含めたママたち5人が、シートの上に座り楽しそうに会話をする。
斗夢はまだ年齢が低いので、真琴の腕の中で抱かれているが、
他のママの子供たちは、元気そうにボールで遊んでいた。
「で、でも…外で遊ばせるのは、ケガとか…少し危険じゃないかなぁ」
真琴は不安げな様子で、他のママたちに言う。
「大丈夫! 少しのケガくらい、なめたら治るから!」
子供たちの中には、ボールが顔に当たったり、垂れた鼻水を服でぬぐったり…
真琴はその光景を怪訝そうに見た。
「そうだ、これ。是非食べてください」
そう言って真琴が差し出したのは、とても豪華なお弁当であった。
「すごい! おいしそう!」
「こんなおいしそうな食材、どこのスーパーで買ったの?」
ママたちは、クオリティの高い真琴のお弁当を見て大騒ぎ。
「あっ、私たちのも食べてよ」
シートの上に、近所の店で売られている惣菜、パンやタコさんウインナーが差し出される。
真琴は差し出された他のママたちの弁当を食べながら、絶句した。
(信じられない! よくこんなものが出せるわね)
(しかも! 子供の服汚いし、ママたちの服だって安物だし。それに、私が使ってる食材はスーパーでなんか売られない、デパ地下の高級な…)
真琴がこころの中で不満を爆発させていると…
「これ、うめえぇ!」
遊んでいたママの子供たちが、真琴のお弁当を手づかみで食べ始める。
真琴は自分が作ってきたお弁当が、無茶苦茶にされるその光景をただ呆然と見た。
そして、確信した。
こんなところは、自分たちにふさわしくない。
自分たちはもっと上の世界にいるべきであると。
そうして、出会ったのが現在斗夢を通わせているプリスクールであった。
本当の居場所
育児サークルのママたちと比べ、プリスクールのママたちのお弁当はとても豪華なものであった。
ママたちの指には綺麗なネイルが施され、持ち物は高級そうなブランドもの。
そして何より、子供たちの教育はきちんとしているし、ママたちの自分自身への意識も高いのが見受けられた。
(ここが、私たちの居場所なのよ)
真琴はやっと自分たちにふさわしい場所を見つけることができたのだ。
現実
プリスクールで、『3歳で脳が決まる』という話をしていた。
子供の頃、どのような環境で育ち、どのような教育を受けたのか。
それで将来にどのような人生を送るのかが決まるのだ。
(私は、斗夢を育児サークルのママの子供たちのように、不安定な人生を送る透のようには絶対にさせない)
真琴は、斗夢が将来に輝かしい人生を送れることを切に願っていた。
(斗夢のために私がしっかりしないと。夢を追ってばかりの透に、私の気持なんか分かるはずがない)
「おい、真琴」
考え事をしていた真琴は、透に名を呼ばれハッと我に返る。
「ごめんね、食べよっか」
楽しそうに家族で食事…
しかし、真琴の頭の中にあったのはSNSに書く内容のことだった。
(私はこの現状では、まだ満足できない…透が夢を見ないで、ちゃんと働いてくれたらいいのに)
真琴の不満は募っていく。
(お金があれば、もっと上の世界に…)
モラルハザード【3話】『相原真琴②』の感想
真琴が世間体を気にするのは、全部斗夢のためだったんですね。
話の最後で真琴はお金を望んでいたのですが、このことが逮捕されることにつながるのでしょうか…?
これからの展開も楽しみです!
4話ネタバレは以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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