こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、『お嬢と番犬くん』23話のネタバレ感想を紹介していきます。
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お嬢と番犬くん【23話】『来し方と行く末』のネタバレ
香織が過去を語る
香織を前にして、緊張のあまりカチカチに固まる一咲。
「お忙しい中お時間をとっていただき、ありがとうございます」
一方の香織は、ごくごく柔和な表情で、「気にしないで」と言ってくれた。
相談される内容まで予想していた香織は、「相談って、宇藤ちゃんとの恋愛についてよね?」と聞いてきた。
頬を赤らめながら、はい、と答える一咲。
恋バナ大好きな香織は、何でも聞いてごらんなさい、と笑顔で言ってくる。
一咲はドキドキしながら、思い切って口にした。
「香織さんは、敬弥の彼女なんですか?」
すると香織はあっさりと、彼女じゃないよ、と答えた。
「彼女だったこともないよ」とも。
それを聞いて、どこか安堵した表情を浮かべる一咲。
でも香織はすぐに、「昔はちょっと、体の関係はあったけどね」と微笑んだ。
一咲は頭が爆発し、ドロドロの泥になって溶けちゃった。
でもなんとか立ち直って、「予想はしてました」としょんぼり答えた。
香織は敬弥との関係を話し始めた。
香織と敬弥が出会ったのは、6年くらい前のこと。
その頃の香織はまだ自分の店も持っておらず、老舗クラブでホステスとして働いていた。
瀬名垣組の男たちがぞろぞろと入店してきて、その中の1人が敬弥だった。
初めて来店した敬弥は、軽く名を名乗り、直後にはお店の女性たちの視線を釘付けにするほどのイケメンっぷりを見せていた。
一瞬にして、女性陣のテンションが爆上がりしたのだ。
とにかく敬弥はモテまくって、常に若い女性たちが周りに侍っている状態だった。
それでも敬弥は、揉め事は起こさなかったらしい。
女性たちに対する要領が良いのだろう。
そんな敬弥を、ちょっと引いたところから眺めていた香織。
食えない男、という思いで見ていた。
ある日のこと。
香織が店の裏に出てタバコを吸おうとすると、すでにそこには敬弥がいてタバコを吸っていた。
お互いに軽く「どうも」と挨拶をかわし、そのあと自分のタバコのケースが空っぽであることをに気づいた香織。
するとすぐに敬弥が自分のタバコを1本取り出してくれて、どうぞ、と言ってくれた。
でも香織はそれを断り、敬弥が吸っていたタバコを手に取って吸い始めた。
男女の関係になった香織と敬弥
ベッドに横たわる香織が、ベッドの縁に腰掛けている敬弥に話しかける。
敬弥は上半身裸だ。
「子供が描いた絵?」
敬弥はスマホで、自分の似顔絵を見ていた。
それは、一咲が図工の宿題で描いた絵だった。
「組長のお孫さん? その年でパパみたいなことするの大変ね」と香織。
すると敬弥は、
「俺は一咲さんのパパでありママであり兄弟であり友人です。一咲さんにとっての俺は世界の全てで、俺にとっての一咲さんも世界の全てです」
そして敬弥は、一咲の学校のためにその部屋を出たのだった。
一咲の思い
香織は一咲に言う。
「宇藤ちゃんにとっては、一咲ちゃん以外の人間なんて、その辺に転がっている石ころみたいなもんなのよ」
「過保護なんですよね」と、一咲はポツリ。
一咲の気持ちがわかっている香織は、敬弥のそばにいることで一咲が危険に合っていることや、それでも一咲が敬弥と一緒にいたいこと、そう言ったことを一咲に尋ねる。
一咲は「はい」と答えた。
そして最後には、軽い調子で「嫌になったら別れればいいのよ」と言ってきた。
あなたが別れたくなっても、宇藤ちゃんのほうがあなたは話さないと思うけど、とも。
敬弥の部屋へ
香織の店を出た一咲は、自分がただ背中を押してもらいたかっただけだであることに気づいていた。
その夜。
敬弥の部屋を尋ねる一咲。
パジャマ姿で、何か覚悟を決めたような表情を見せている。
敬弥はこう言った。
「一咲さんが俺の部屋にくるなんて、珍しいですね」
お嬢と番犬くん【23話】『来し方と行く末』の感想
香織の言葉に勇気をもらった一咲は、思い切って敬弥の部屋を訪れます。
夜だけあってパジャマ姿なのですが、そのラフさが次週の展開を予想させますね。
かなり覚悟を決めているようなので、もしかしたら一咲は、自分の思いを告げる以上のことを申し出るつもりなのかも?
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
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