今回は、コミックシーモアの先行配信作品『鬼の花嫁』の11巻について、ネタバレ感想をシェアしていきます。
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鬼の花嫁【11巻】ネタバレ
透子と東吉の馴れ初め
玲夜との関係に悩む柚子に、透子は東吉との馴れ初めを教えてくれた。
突然街で声を掛けられ、猛アタックしてきた東吉。
あるとき東吉が別の女性と歩いているのを目撃してから、透子は自分の気持ちに気づいたのだ。
「人を好きになるのは、理屈じゃないわ」
透子の言葉に、いつか答えが出たら良いなと柚子は思った。
玲夜が迎えに来てくれる
今日は柚子が祖父母宅に泊まりに行く日。
玲夜もあやかしの会合があるため、しばらくは自宅に帰れないようだ。
ふと、外から黄色い歓声が聞こえたかと思うと、校門前にいたのは玲夜と高道。
迎えにきてくれた玲夜に、柚子は大きな愛情を感じる。
いつか玲夜の腕の中に飛び込んでいけたら、と思いながら、柚子は玲夜の体に身を寄せるのだった。
桜子の突撃来訪
祖父母宅に到着すると、誰かの車が停まっていた。
祖父母は焦った表情で、鬼山桜子が来ていると言う。
玲夜の婚約者が来ていると知った柚子は、ドキドキしながら部屋へ入る。
人形のようにキレイな桜子に、柚子も見惚れるほどだった。
桜子は、婚約が白紙になったことを恨んでいるわけではない。
ある事実を伝えるために、柚子を尋ねてきたのだ。
恋人の存在を知る
「玲夜様から愛されるなど、不相応な希望は抱かないでください」
柚子はあくまでもただの花嫁。
玲夜には愛し合っている恋人がいるという。
柚子が戸惑っていると、桜子は衝撃的な発言をする。
「相手は高道様です」
玲夜と高道の邪魔をするなと言って、桜子は帰っていった。
2人が親密に写る写真を残されて、頭がパニックになる柚子。
その頃、妖狐の瑶太が、柚子の護衛に妖術をかけていた。
鬼の花嫁【11巻】感想
桜子が柚子に接近してきたのは、玲夜の恋人の存在を伝えるためでした。
しかもその相手は高道という、衝撃的な内容です。
たしかに2人の親密さは、他の使用人とは比べ物になりません。
ですが、どう考えても桜子の嘘か勘違いだと思います。
玲夜が柚子を愛する気持ちが偽りのようには見えませんしね。
桜子は玲夜と柚子を引き離したくて、意地悪をしにきたのでしょうか。
もしも高道がライバルだとしたら、玲夜を取られたくないと柚子は思いそうです。
そうしたら透子のように自分の気持ちに素直になって、好きだと言えるかもしれません。
そして玲夜がそばにいない時に、瑶太と花梨が近づいてきました。
これは祖父母宅で修羅場が始まる予感です！
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