今回は、コミックシーモアの先行配信作品『鬼の花嫁』(クレハ漫画版)について、ネタバレ感想の全話まとめ情報をシェアしていきます。
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各話のネタバレは、以下をどうぞ!
1話 | 2話 | 3話 | 4話 |
5話 | 6話 | 7話 | 8話 |
9話 | 10話 | 11話 | 12話 |
13話 | 14話 | 15話 | 16話 |
17話 | 18話 | 19話 | 20話 |
21話 |
鬼の花嫁【1巻】ネタバレ
日本が世界大戦の後遺症から立ち直る手助けをしたのは、「あやかし」と呼ばれる存在であった。
あやかしは人間を超える能力と美貌を持ち、中でも鬼は最も位が高いとされている。
鬼の花嫁に選ばれることは、女性にとって、大きな名誉であった。
主人公の柚子(高校生)は、恋人である大和からふられた。
大和いわく、花梨(柚子の妹)が好きになったから、とのこと。
その花梨にも、すでに恋人がいた。
あやかしの中でも名門とされる、妖狐の狐月瑶太だ。
花梨は、妖狐に選ばれた花嫁ということで、両親は花梨ばかりを可愛がるのだった。
いっぽうの柚子は、家庭内で孤立し、慰めを与えてくれるのは祖父母だけであった。
ある日のこと、花梨といざこざを起こした柚子が、両親からとがめられて家を飛び出した。
悲しみに暮れる柚子の前に、漆黒の髪を持つ美しい男性が現れた。
その男性は柚子に、「俺の花嫁。会いたかった」と告げるのであった。
鬼の花嫁【2巻】ネタバレ
男性の名は、鬼龍院玲夜。
なんと、あやかしの中でも最上位の、鬼だという。
その家柄は、まさに日本のトップに立つもの。
柚子は、玲夜の全身から滲み出るような美しさから、彼が人間ではないことをすぐに理解した。
家に帰ろうとしない柚子に、玲夜は優しく対応する。
両親から愛されてこなかった柚子は、玲夜の愛を疑いながらも、その愛を望んでもいた。
鬼龍院家に招かれた柚子は温かく迎えられ、玲夜とその家族に自分の過去を打ち明ける。
玲夜は柚子を守る決意を固め、「俺のすべてを賭ける」と誓うのだった。
鬼の花嫁【3巻】ネタバレ
鬼龍院家の次期当主である玲夜は、冷酷で無感情な男とされていたが、そのカリスマ性であやかしたちを魅了してもいた。
柚子に出会うまでの玲夜は、『花嫁』なる存在を疑問視し、桜子との政略結婚を進めるつもりであった。
しかし、柚子との出会いが、玲夜の心に高鳴りをもたらした。
「俺だけの花嫁を見つけた」と感じたのだ。
玲夜は、柚子を苦しめた者を許さないと誓い、柚子を守るために立ち上がるのであった。
鬼の花嫁【4巻】ネタバレ
柚子の家庭事情を知った玲夜は、柚子が祖父母と養子縁組するようにと提案する。
柚子の祖父母は、柚子に対する両親の行いに怒り、養子縁組を快く承諾してくれた。
柚子は玲夜に迷惑をかけたくないとためらうが、玲夜は柚子に、自分を頼るよう強く願っていた。
実家にある荷物を取りに行くため、柚子は妹の花梨に連絡を取った。
花梨は、柚子の荷物を持ってきてくれたものの、癇癪を起こして川に捨ててしまう。
玲夜の元に戻った柚子は、そこの温かさに触れ、鬼龍院家に自分の居場所があると感じ始めるのだった。
その後、玲夜とともに実家に向かった柚子は、そこで祖父母と両親が言い争っている場面に遭遇した。
そこには、花梨の恋人である瑶太もいた。
瑶太が柚子に詰め寄ってきたが、玲夜が柚子を守るために立ちはだかるのだった。
鬼の花嫁【5巻】ネタバレ
柚子は両親に向かって自分の気持ちをはっきりと伝え、祖父母との養子縁組を望むと告げた。
「ここにいても、私は幸せになれないから」
柚子の言葉に父は怒り、手を上げようした。
しかし、玲夜がそれを阻止する。
柚子は家族からの愛を求めてきたが、無理だと悟り、涙を流すのだった。
いっぽうの花梨も、自分の意に沿わない状況に怒りを募らせていた。
玲夜が何者なのか知らない花梨は、玲夜に食ってかかる。
いっぽう、玲夜の強大さを知っている瑶太は、玲夜の力を恐れて花梨を止める。
玲夜が瑶太に炎を浴びせ、「柚子の痛みを知るといい」と言い放った。
しかし、柚子が玲夜に瑶太を燃やすのを止めるよう懇願すると、玲夜はすぐに火を消した。
柚子は、玲夜が自分のために怒ってくれたことを理解し、家と自室に別れを告げるのだった。
鬼の花嫁【6巻】ネタバレ
荷物をまとめた柚子は、瑶太の容態が気になっていた。
瑶太は妖狐のあやかしであるため、大怪我をしていないことがわかり、柚子は安堵の表情を見せる。
花梨は柚子に脅しをかけるが、玲夜は鬼龍院家の次期当主としての正体を明かし、毅然とした態度を取る。
柚子は両親に感謝の言葉を述べ、家を後にした。
柚子と玲夜は、鬼龍院家での新生活を始める。
祖父母は柚子を心配しつつも、玲夜に孫娘を託す。
柚子は結婚生活をどう振る舞うべきか困惑しながらも、玲夜の温もりを信じたいと願っていた。
いっぽう、そのころ。
柚子が鬼龍院家の花嫁になったことを知った両親は、態度を一変させていた。
柚子に冷たい態度をとってきたことを反省し始めたのだ。
花梨は両親の態度に嫌悪感を抱きながら、瑶太に柚子を連れ戻すよう要求する。
瑶太は一瞬躊躇するが、最終的には花梨の願いを受け入れ、「わかったよ」と答えるのであった。
鬼の花嫁【7巻】ネタバレ
柚子と玲夜が鬼龍院家に出揃うと、使用人たちは敬意を表して頭を下げた。
道空と雪之が柚子に挨拶をし、柚子の部屋が最高級のもので整えられていることを伝えてきた。
玲夜が本家に報告に行くと聞いた柚子は不安になるが、玲夜の優しい言葉で安心を得た。
しかし、あまりにも豪華な部屋を見て、柚子は自分が場違いなのではないかと、再び不安に思うのだった。
また、柚子はバイトを辞めさせられたことを知り、学費の支払いについて不安になる。
親友の透子からの電話で、柚子は涙を流しながら状況を説明した。
透子の家に行った柚子は、猫又のあやかしである東吉(透子の旦那)と対面するのだった。
鬼の花嫁【8巻】ネタバレ
東吉は、柚子が鬼の気配を漂わせていることに驚いていた。
いっぽう透子は、柚子の来訪を喜び、柚子が鬼の花嫁となったことに興奮する。
透子は、柚子が幸せそうに話すのを見て、柚子を守る人が現れたことを喜んでいた。
抱き合って喜ぶ柚子と透子を見て、東吉は嫉妬し、2人を引き剥がした。
あやかしにとっての花嫁は特別な存在であり、たとえ女同士でも、自分の嫁を取られたくないのである。
東吉は、柚子が鬼龍院家の弱みになり得ると、警告してきた。
玲夜が迎えに来て、柚子は自立の意志を伝えた。
しかし玲夜は、柚子にすべてを自分に預けるよう要求し、強引なキスをするのだった。
鬼の花嫁【9巻】ネタバレ
柚子は玲夜に不安を打ち明けるが、「何度でも不安を取り除く」と玲夜は約束してくれた。
柚子は、いつか玲夜を無条件に信じられる日が来ることを願う。
学校では、柚子の「鬼の花嫁」ステータスがクラスメイトに歓迎され、玲夜の写真に驚きの声が上がった。
そんなおり、透子から、玲夜には婚約者がいるという話をされ、柚子は自分の立場に不安を感じる。
しかし東吉いわく、「(婚約者よりも)花嫁が優先される」とのこと。
玲夜の会社でアルバイトを始めた柚子だが、玲夜の秘書である高道から、働くことを反対された。
いっぽう玲夜は、柚子が働くことを支持してくれた。
鬼の花嫁【10巻】ネタバレ
かつての高道は、玲夜に仕えることに不満を抱いていた。
いつの日か、玲夜の圧倒的な霊力を目の当たりにし、それ以来玲夜に忠誠を誓ってきた。
高道は、親友の桜河に対して、柚子は玲夜に不釣り合いな花嫁だと愚痴る。
その後、桜河の妹である桜子は、玲夜との婚約解消を知らされる。
桜子は平静を装っていたが、内心では平凡な柚子に対して何かを企んでいた。
鬼の花嫁【11巻】ネタバレ
透子は、東吉との馴れ初めを柚子に話す。
東吉が透子に猛アタックをかけ、透子は東吉の本気を知ったのだ、と。
柚子は、愛情は理屈ではないという透子の受け、いつか玲夜への答えを見つけたいと思った。
玲夜は、柚子を祖父母の家へ迎えに行く。
柚子は玲夜の愛情を感じ、玲夜の体に身を寄せるのだった。
桜子が、柚子の祖父母宅を訪問してきた。
桜子は、玲夜との婚約が解消されたことを恨んではいないと言いながらも、柚子にある事実を伝えてきた。
玲夜には、愛し合う恋人がいる、と。
高道だ。
柚子は、玲夜と高道の写真を見て、頭が混乱してしまうのだった。
鬼の花嫁【12巻】ネタバレ
柚子は、桜子の言葉によって、不安で眠れずにいた。
それでも、心配する祖母に迷惑をかけまいとする。
いっぽう、あやかしの会合に出席した玲夜は、花嫁を得たことで霊力がさらに増していた。
それでも、柚子のことで心は落ち着かない。
柚子が玲夜に会いたいと思っていると、両親と花梨が訪れる。
両親は柚子を連れ戻そうとするが、柚子は「玲夜がそばにいるから」と断固拒否した。
母は、玲夜には恋人がいると言って説得を試みてきたが、柚子は玲夜への信頼を貫く。
両親が強引に柚子を連れ去ろうとしたとき、柚子は心で玲夜に助けを求めた。
その瞬間、父と柚子の間に青白い炎が現れて…
鬼の花嫁【13巻】ネタバレ
柚子を守る青い炎の持ち主は、玲夜が柚子を守るために備えた、子鬼たちだった。
子鬼たちの力により、家族は退散する。
玲夜は、花梨や瑶太が柚子に接触してきたことを知り、妖狐の当主に面会を要請した。
翌日、玲夜と妖狐の当主である撫子との面会が実現。
その場で瑶太は、花梨の願いを叶えるために柚子に近づいたことを告白した。
瑶太の身勝手な行動を知った撫子は、瑶太の処分と、花梨を監視することを決めた。
鬼の花嫁【14巻】ネタバレ
柚子が鬼龍院家に戻ると、玲夜と高道がキスをしている場面に遭遇してしまう。
柚子は玲夜に自分の想いを伝え、キスを交わす。
玲夜は柚子の告白に応え、2人の間には甘い空気が流れるのだった。
いっぽう桜子は、玲夜と高道の関係を誤って解釈し、その噂が広まっていた。
最終的に、玲夜は柚子だけを愛していると宣言。
桜子は、自分の勘違いを認めるのであった。
鬼の花嫁【15巻】ネタバレ
柚子は、鬼龍院家の人々、特に玲夜を支える高道や桜子、桜河を尊敬していた。
いっぽうの自分は、ただ花嫁だからという理由で良くしてもらっている、と感じていた。
そこで柚子は、花嫁として認められるよう努力すると宣言し、教えを請う。
この素直さに、高道は柚子の存在が玲夜にとって特別であることを認識した。
そして高道は、柚子を花嫁として受け入れ、支えることを誓う。
そのころ花梨は、狐月家に閉じ込められ、自分より柚子を贔屓する両親に対する怒りを募らせていた。
身勝手な花梨は、すべての責任を柚子に押し付ける。
柚子はあやかしの会合に招待され、玲夜の両親との対面を控えて緊張しながらも、玲夜の愛を受け入れる準備ができていた。
柚子は玲夜の言葉を受け、美しい振り袖を身にまとい、会場へと足を踏み入れるのだった。
鬼の花嫁【16巻】ネタバレ
柚子と玲夜は、豪華な洋館で騒がしいあやかし達の声を聞きながら、玲夜の両親に会いに行く。
柚子は厳格な両親を想像していたが、実際には温かく迎えられ、戸惑いながらも礼儀正しく挨拶する。
そのあと柚子は、玲夜の父に連れられてあやかし達が集まる会場へと向かった。
そこで自分の両親が、狐月家からの援助を失ったことを知る。
玲夜の父は会場で柚子を紹介し、柚子の立場を高めようとする。
会場では、柚子は花梨と再会するが、互いに声をかけることはなかった。
柚子は狐月家当主の撫子から、花梨や瑶太がしでかした悪さに対する謝罪を受ける。
「気になさらないでください」と柚子は微笑んだ。
撫子は柚子の優しさを褒め、花梨と瑶太には鋭い視線を送った。
柚子が会場を出たところ、廊下で花梨が待っていた。
鬼の花嫁【17巻】ネタバレ
柚子を引き止めた花梨は、姉が鬼の花嫁であることを否定し続けた。
柚子は花梨の辛い思いを察していた。
そして柚子自身は、玲夜との出会いによって、過去の苦しみを乗り越えてきたと告げる。
「今がとても幸せだから、もういいの」と柚子は心の底から感じていた。
花梨は柚子に対する怒りを露わにし、ついには手を出してきた。
柚子が階段から落ちそうになったその時!
玲夜が青い炎で柚子を救う。
撫子は花梨の行動を愚かと断じ、もし再び柚子に手を出せば、遠い地へ送ると宣言した。
瑶太は花梨のために涙ながらに訴えるが、撫子は動じず。
挙げ句の果てに、瑶太は花梨に「もう、君は花嫁じゃない」と告げるのだった。
鬼の花嫁【18巻】ネタバレ
瑶太や撫子から離縁を告げられた花梨は、やはり柚子に敵意を向けてきた。
柚子は心の中で、花梨との決別を決める。
瑶太は涙を流しながら去ってゆく。
花梨は特別な花嫁であった日々を回想するが、瑶太は振り返らない。
柚子は玲夜とともに家に帰り、悲しい過去も自分を形作る一部として受け入れる。
「辛いときは俺がいるのを、忘れるな」と、玲夜は言ってくれた。
学校では、柚子は元彼の大和から告白された。
しかし柚子にはすでに、玲夜がいる。
迎えに来た玲夜と一緒に、学校をあとにする柚子。
そんな2人を見つめる、謎の男。
男は玲夜の幸せそうな様子を見て、不敵な笑みを浮かべるのだった。
鬼の花嫁【19巻】ネタバレ
大学受験を控えた柚子は、進路について悩んでいた。
家から離れることを考えていたが、玲夜の花嫁となった今、通える大学を探さなければならない。
友人の透子は、あやかしや花嫁が通う『かくりよ学園』を提案してきた。
しかし柚子は、学費の高さに頭を悩ませ、玲夜に金銭的な負担をかけたくないと考えていた。
そんな柚子に、玲夜もまた、かくりよ学園をすすめてきた。
「柚子に金を惜しむつもりはない」と、きっぱり言い放つ玲夜。
柚子は玲夜に頼ろうと決め、かくりよ学園への入学手続きを進める。
その頃、柚子を見つめる男もまた、かくりよ学園への入学を決意していた。
鬼の花嫁【20巻】ネタバレ
柚子は、桜子と高道の婚約報告に驚いていた。
霊力の高いあやかし同士の結婚は、自然な流れだと、玲夜は言う。
玲夜たちはすでに、柚子との結婚や子供について話し合っていた。
柚子は、玲夜との温かい家庭を築く夢に、思いを馳せる。
桜子と2人きりになった柚子は、恋バナを楽しむ。
桜子は柚子に、かくりよ学園での注意点をアドバイスしてくれた。
柚子は、花嫁学部で勉強する決心を固める。
透子は、東吉との結婚は大学卒業後だと考えていた。
そして、かくりよ学園の面接当日がやってきた。
鬼の花嫁【21巻】ネタバレ
玲夜と柚子が学園に入ると、周囲は彼らに注目し、ざわめきが始まる。
柚子は「平凡な女」という声や視線に戸惑いを感じ、玲夜の特別さを改めて認識していた。
面接では、柚子は緊張するが、玲夜の支えがある。
面接官たちは玲夜に敬意を表し、柚子の面接は形式的なものに終わる。
そして一週間後、柚子は合格通知を受け取るのだった!
高校卒業の日、柚子は学校での大切な時間を振り返っていた。
玲夜は柚子を卒業祝いにレストランへ連れて行き、2人は初の食事デートを楽しむ。
帰り道、玲夜の知人が現れた。
「鬼龍院、久しぶりだな」と声をかけてきたのは…
【鬼の花嫁】クレハ漫画の結末は小説完結と同じ?
鬼の花嫁には、原作小説があります。
漫画版はいまのところ、原作小説をなぞらえる形で進行しています。
となると、漫画版の結末も、小説版の完結と類似すると予想できます。
ちなみに小説版では、柚子と玲夜が結婚するところまで描かれ、その続編である『新婚編』へと続いていきます。
漫画版も人気なので、『新婚編』まで描かれるかもしれませんね。
まとめ
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※当記事の内容は、大まかな概要(ストーリー)と、ごく一部のセリフ(意訳)、実際に読んでみた感想で構成されています。