こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』15話のネタバレ感想を紹介していきます。
3話までなら、ピッコマ公式ページあるいはアプリで今すぐ無料で読めます!
4話もすぐに「待てば0円」で読めますので、実際に待って読むのは5話以降です。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。
第14話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【15話】のネタバレ
武器は消耗品
無数に出てくるライカンを切り伏せ続けたため、真島の剣もかなりダメージが蓄積していた。
武器は結局のところ消耗品である。
いくら高額でも、ダンジョンをいくつか回っていけば、いつかはボロボロになる。
旬は、以前に無理して購入した5万ほどの短剣を思い出した。
しばらくの間は狩りが楽になったけど、ボスとの戦いで一緒にして壊れてしまった。
その代わりに手に入れた戦利品は、E級の魔法石3つのみ。
元が取れず、それっきり武器を買ったことはない。
素手で戦ってきたのだ。
それだけに、真島の剣がすごくありがたく感じ、「ありがとな」と思わず礼を言うのだった。
実際、真島の剣で切り伏せたライカンは数知れず、今こうして旬の周りに無数の亡骸が横たわっている。
そうして得た狼虐殺者という称号は、獣タイプモンスターと戦う際に、能力値が40%ずつアップする。
さらに、インベントリにはアイテムが3種類。
狼の牙が34本。
古くなった短剣が2本。
旅人の服が1つ。
そして、意外と楽に手に入った「帰還石」は、手に持っている。
帰還石を使って、帰ろうかと思う旬。
しかし、こんなに簡単に強くなれるチャンスはそうそうないという思いもあった。
「帰還石を使えば、このダンジョンは消えるのか?」
どちらにしても今の状況は、得体の知れない何かの支配下にあることを、旬は悟っていた。
お釈迦様の掌の上、というやつだ。
進むか、戻るか。
少し迷った挙句、旬は帰還石をインベントリに入れた。
レベルアップして気づいたこと
ライカンを倒し続け、レベルアップするたびに、少しずつモンスターを倒すのが楽になっていくことを感じていた。
鋭爪のブリガ、黒影のラザンなど、ライカンとは別のモンスターも切り伏せていく。
普通のダンジョンと違って、モンスターがエンドレスに湧いてくる状況ではあるが、そのモンスターは生きている生命体という感じはしない。
ゲームのモンスターみたいに、決められた動作を繰り返すだけなのだ。
それはつまり、動作のパターンを把握すれば、動きが読めることを意味している。
実際に今も、上からブリガが落ちてくること、左右から1匹ずつラザンが襲ってくることを、瞬時に感じ取った。
手際良く3匹倒した後、ライカンが飛びかかってきた。
それもバシュッと両断した旬。
ふと見ると、たった今切り伏せたライカンは、『剛鉄牙のライカン』という文字が白くなっているではないか。
どうやらモンスターの強さによって、表示される名前の色が違ってくるらしい。
弱いモンスターは白、オレンジは旬と同じくらいか少し強い、赤だとかなり強い相手を意味するようだ。
最初はオレンジに見えていたライカンも、今では白に見えていた。
それだけ旬が強くなった証拠である。
「それでも今のレベルじゃ、下にいるやつに勝てる気がしない」
感覚能力値がレベルアップしたからか、直感でわかるのだった。
階段の地下にいるモンスターは、怪物だと。
ウィンドウのステータスを見て、レベルアップの限界を感じる旬。
名前:水篠 旬
職業:なし
称号:狼虐殺者
レベル:15
疲労度:30
HP:1105
MP:200
筋力:45
体力:24
速度:24
知能:24
感覚:24
分配可能ポイント:0
剣ももう、今にも崩壊しそうだ。
それでも旬は、地下に向かって足を踏み出していくのだった。
巨大蛇
長い階段を降りながら、まるで畑岡駅の雰囲気がないことを感じる。
降り立った地下は、線路に水があふれ、ホームの半分ほどまで水が押し寄せていた。
水際には、ちょっとした植物も見える。
いきなり不気味な呼吸を感じた旬は、水を切って向かってくる何者かの攻撃を剣で受け止めた。
吹っ飛ばされて背中から壁に激突し、すこし血を吐いてしまう。
見ると、剣が折れているではないか。
「結構レベル上げたけど、それでもオレンジなんだな」
そう呟きながら立ち上がり、巨大な蛇を見上げた。
「沼の主 青毒牙のカサカ」というモンスターで、名前はオレンジ色で表示されている。
旬は、折れた剣を逆手で持ち直した。
俺だけレベルアップな件【15話】の感想
数多くのライカンを倒し、着々とレベルアップしてゆく旬。
最初はオレンジに見えていたライカンも、今では白に見えます。
強くなっているのを自覚し、ボスがいる地下へと踏み込んで行きますが、さすがはボスだけあって名前はオレンジ色なのでした。
しかも、もうまともな武器すらありません。
苦戦必至ですが、どうやって戦うのか?
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。