こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』28話のネタバレ感想を紹介していきます。
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第27話のネタバレは、以下をどうぞ!
俺だけレベルアップな件【28話】のネタバレ
馬淵
とある剣道場で、剣道の勝負をしている2人の男。
片腕の男が、両腕で竹刀を持つ若者を軽くあしらっている。
ひと段落すると、若者が片腕の男に声をかけた。
「やっぱり師範には敵いません」
「年寄りをからかうな」というその後ろ姿は、薄茶色の髪の毛だ。
振り返った片腕の男、馬淵は、目を細めながら、
「手を抜いてるのがバレバレだ、親指の力を抜いてたろう」
「そんなのハンデにもなりません。師範が腕をなくさなければ」と若者は謙遜した。
馬淵のスマホがなり、緊急招集の呼び出しが入った。
低級ハンターに任せられる雑用だろう、と予想する馬淵。
若者は馬淵に、「(ハンターを)引退なさらないのでしょうか?」と尋ねた。
馬淵は窓の外を見ながら、
「先の短い人生、世の中に貢献しようと思ってるからな。そんなことより、S級の君が私みたいな低級ハンターに剣を習うのも、不思議なものだな」
「ランクは足りない技術を補ってはくれませんからね」
(ここまでのシーンで、若者の顔は全て隠されている。)
街角で再開
街の歩道を歩く馬淵。
桜が舞う季節で、若い男女が店の前で会話しているような平和な日常だ。
馬淵は、自分の運命について考えていた。
物理系覚醒者ではない私の剣は、モンスターには通じない。
剣士の私が魔法ハンターに覚醒したのも運命か。
数十年培ってきた剣の腕も、ダンジョンでは役に立たない。
それにも理由があるのだろうな。
ふと横を見ると、フードをかぶった若い男に気づいた。
「水篠くん」と声をかけると、旬が振り向いた。
前より背も伸び、表情も端正になっている旬を見て、馬淵は言う。
「あのあどけない少年はどこいった?」
ふと旬の足を見て、元どおりになっているのに気づく馬淵。
その点を尋ねられた旬は、目が覚めたときになぜか戻ってたんです、と微笑みながら答えた。
馬淵は快活に笑い、先が長い君のことを心配してたんだ、と旬の肩をポンポン叩いた。
旬の視線が無くした左腕に向かうのを見て、
「腕のことなら構わない。君が無事だって噂は聞いてたが、また会えたのが信じられないよ」
馬淵も旬も、ハンター協会に呼ばれて向かう途中だった。
ということで、一緒に移動する。
あの日のメンバー
協会に到着すると、偶然にも、二重ダンジョンでメンバーだった3人がいた。
観月、真島、大柄な男(旬たちを置いて逃げた)の3人だ。
旬を見た美月は、涙を浮かべて旬の名を口にした。
旬のほうも驚き、観月の名を口にする。
すぐに目を細めた旬は、「それに、真島さんも」と呟いた。
真島は気まずそうな顔で、旬と目を合わせようとしない。
馬淵は、真島の心情を察していた。
二重ダンジョンで、真島は馬淵に剣を突き付けた上に逃げたのだから、合わせる顔がないのだと。
馬淵だって結局は逃げたので、旬には後ろめたい気持ちがあるのだった。
観月が口元に手を当てて、「水篠さんですよね? 見違えて…」
旬は柔らかく微笑み、「遅くなりました」と言う。
「遅すぎます、ずっと探してたんですから。背も伸びてるし、脚も悪いのに…あれ?」
旬の脚が治っているのを見て、観月は不思議そうに尋ねてきた。
答えようとした旬だが、歩道に停まった車から男たちが降りて冷やかしてきたため、言葉を止めた。
男たちは囚人服を着ていて、手錠をかけられ、表情もどこか険悪だった。
「ハンター同士の恋愛か?」という囚人たち。
そんな囚人たちを、若い男(27話登場の殺し屋ハンター)が「静かにしろ」と諫めた。
観月を見て、「今日はよろしくな」と声をかける囚人の1人。
囚人たちが去っていくと、メガネをかけた協会の女性が寄ってきて、説明を始めた。
今の囚人たちは、代役服役者だという。
旬たちと一緒に、レイドに参加するそうだ。
ようするに、犯罪者と一緒にダンジョンに向かえ、ということだ。
反発する馬淵に、メガネの女性が説明を加える。
「今は服役してますが、彼らもハンターです。減刑目的で代役服役してるので、危険行為はしないはずです」
頭を抱える馬淵に、女性は続ける。
「ご理解ください。この区域のハンター数が減っていて、どうにもならないんです」
囚人ハンターを諫めた若い男についても、女性は説明してくれた。
「監視課の道門もレイドに参加します。服役者は全員C級、道門はB級です。C級は10人いないと、B級に勝てませんからね」
旬は観月に、なにか不安だから参加を見送るようにと伝えた。
「水篠さんはどうするんです?」と観月。
「俺は行きます」と旬。
「それなら私も行きます」
若者のやりとりを見て、馬淵は頬をポリポリ。
ゲートへ
ダンジョンに潜るメンバーが揃い、いざゲートへ向かう。
メンツを見て、馬淵はまた運命を感じるのだった。
俺だけレベルアップな件【28話】の感想
久しぶりに馬淵と再会した旬。
たくましくなった旬を見て、馬淵は快活に接してきます。
でも、心の中ではちょっと後ろめたさもあるようです。
旬は観月とも再会し、お互いに嬉しそう。
とくに観月は、涙を浮かべて再会を喜びます。
真島もいましたが、やはり気まずい様子。
次なるミッションは、囚人ハンターと一緒です。
しかも、監視課の道門は悪い奴なんですよね。
また何か、新たな危険が訪れそうな予感がします。
第29話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。