こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』35話のネタバレ感想を紹介していきます。
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第34話のネタバレは、以下をどうぞ!
俺だけレベルアップな件【35話】のネタバレ
観月が引退を決める
夜の沿道を歩く、旬と観月。
観月はふと、旬が見違えるほど変わったのに、自分は何も変わってないとこぼした。
「経験から受ける影響はそれぞれですよ」と旬。
「ですよね」と観月。
観月は、ハンターとして自分は臆病すぎること、克服しようとしてもダメだったことを口にする。
「D級やE級のレイドにばかり参加して、そこで水篠さんと知り合って、気づけばいつも水篠さんの手当てしてた気がします」
二重ダンジョンでの治療のことを思い出す観月。
「正直言うと、最初は少し面倒でした。命知らずって思ってたこともあります。けれど水篠さんは、必ず生き抜く人でした。生命力あふれるあの強い眼差し、一生忘れません」
振り返った観月は、微笑みながら続ける。
「生きて戻ったら、食事に行く約束でしたよね? これ、お返しします」
そう言って観月は、魔法石を旬に差し出した。
「引退することに決めました。実家の大阪に帰ります。来られるときは、連絡ください」
さわやかな笑顔で言う観月に、旬は返す。
「そのときにもう一度、食事に誘います」
「待ってますね」
手を振って去った観月を見送りながら、旬は決意する。
強くならなければならない理由ができた、と。
S級ハンター右京将人に狙われているため、強くないと生き延びることができないのだ。
C級ダンジョンを連続で攻略
諸菱が集めたハンターたちを見て、ドン引きする旬。
・ハンターの資格はあるけど事情があって活動できない人
・足を骨折して松葉杖をついている人
・生活に困っている風な人
・ビールを飲んでいるアル中
以上のような、完全に人数集めのメンバーを揃えてきたのだ。
その中に1人、高校生と思われる若い女子が混ざっていた。
「子供もいるようだけど」という旬に、
「未成年でも覚醒していれば法的に問題ありません」と諸菱。
するとその女子高生は憤慨して、「失礼じゃないですか。私もれっきとしたハンターです」
でも旬が尋ねると、レイド経験もなく、ランクも低いらしい。
「まあいい、どっちみちダンジョンに潜るのは俺と諸菱くんだけだからな」
旬の言葉を説明するように、諸菱がハンターたちに告げる。
「今日来ていただいたのは、C級ダンジョンの参加条件をクリアするためです」
たった2人でC級ダンジョンに潜るときいて、いぶかるハンターたち。
一人が手をあげ、待ってるだけで本当に30万もらえるのかと聞いてきた。
「もちろんです」と諸菱。
「レイド1回につき報酬30万。その代わり、依頼内容は口外禁止です。漏洩が発覚した場合、契約書通り報酬の10倍をお支払いいただきます」
そしていざ、ダンジョンに乗り込む前、諸菱はゴージャスな鎧に身を包んでいた。
イタリアの職人ギルドで作った、強化鎧のフルセットだという。
旬がちょっと指で押すと、諸菱はバランスを崩して倒れてしまった。
「脱いで来いよ」と旬に言われ、涙ながらに承諾する諸菱。
しかし仰向けになったまま、起き上がれもしないのだった。
いざゲートへ
鎧は脱いだが、兜だけは装着したままの諸菱。
背中には荷物も背負っている。
そしていざ、ゲートに飛び込む。
ちょっと頼りなさげな2人の背中を見て、ハンターたちは「強そうに見えないけどな」と噂していた。
「2人でC級ゲートを回るなら、大型ギルドに入って高ランクのダンジョン攻略したほうが金になるよな」と松葉杖の男が言えば、
「E級の水篠旬、俺知ってます」と野球帽の青年が切り出した。
「史上最弱兵器って言われてる人ですよ」
それを聞いていたアル中が、「世の中舐めてやがる」とタバコの煙を吐いた。
次なるゲートへ
少しすると、2人は無事に戻ってきた。
逃げてきたと判断するハンターたち。
ところがゲートが閉じてゆくのを見て、2人がボスを倒したと知って驚くのだった。
諸菱はハンターたちに、みんなで移動して今日は3カ所回ると声を掛ける。
「1日に90万ですよ、行かないんですか?」
ハンターたちは目を丸くしながら、驚きを隠せないでいた。
C級ダンジョンを攻略し、しかもレイドを梯子しようとしているなんて、と。
さっきの女子高生も、目を見開いて驚いていた。
白虎ギルド
ビルにオフィスを構える、白虎ギルド。
課長に対し、部下が声をかけていた。
C級ゲート攻略のために2千5百万円も使った奴らがいると聞き、課長は驚く。
部下が言うには、最近C級ゲートが発生するたび根こそぎ参加許可を落札するチームがいて、白虎ギルドには仕事が回ってこない、とのこと。
そのチームは、元々7百万だったゲートを、2千5百万で落札したという。
隊長の名前は諸菱賢太、知らない名だな、と課長。
「諸菱建設会長の次男らしいです」
「ボンボンのおふざけにしては度が過ぎるな」
ふとパソコンをチェックしていた課長は、部下の吉田に尋ねる。
「ふた月くらい前に起こった二重ダンジョン事件の生き残りの名前、覚えてるか?」
「なんってったかな?」と部下。
「水篠旬、か?」
「そんな名前でしたね」
課長はピンときて、これはにおうぞ、と感じ取った。
すぐに社内に向けて、「D級ハンター諸菱賢太、E級ハンター水篠旬、この2人を調べてくれ」と号令を発した。
俺だけレベルアップな件【35話】の感想
観月がハンター引退を決意しました。
能力的にはB級でも、気持ちの弱さはどうしても克服できなかったようです。
賢明な判断かもしれませんが、読者としてはちょっと残念…
ヒロインとして、また戻ってきて欲しいですけど、難しいかな。
諸菱は資金力にものをいわせて、C級ダンジョンの連続攻略を目指します。
戦ってるのは主に旬なのでしょうけど。
最後には白虎ギルドのオフィスの様子が描かれてました。
右京将人とは別のところでも、旬たちをマークする組織が出てきた感じです。
旬も諸菱も、出る杭は打たれる、ってことにならなきゃいいですけど。
第36話のネタバレは、以下をどうぞ!
漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。