こんにちは、まんがMAP管理人のセシルです。
今回は、漫画アプリ『ピッコマ』で配信中の超人気作品、『俺だけレベルアップな件』37話のネタバレ感想を紹介していきます。
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第36話のネタバレは、以下をどうぞ!

俺だけレベルアップな件【37話】のネタバレ
宍戸の誤算
白虎ギルドのオフィス。
白虎ギルドが入っているビルの価格を聞いた旬は、「それをくださるってことでしょうか?」と尋ねた。
困惑する宍戸に、諸菱との契約金が30億であることを告げると、宍戸は驚きのあまり大きな声を出して注目を集めてしまった。
旬は改めて、諸菱建設の提示額が30億のビルであることを伝え、その2倍なら50億のビルをいただけるのかと、と口にした。
宍戸は内心で考えていた。
(水篠ハンターの)等級の再検査もまだなのに、諸菱は30億も?
値段を吊り上げるための嘘か?
宍戸の内心を見透かすように、「証拠もありますよ」と旬はスマホを取り出した。
旬は、諸菱とのやりとりを宍戸は調べてきたと見ていたが、反応を見るとどうやら違うようだ、と判断した。
「その額では、私の一存では決めかねます。上の人間と話し合わないと」
それなら、と旬は席を立って帰ろうとする。
諸菱建設での待遇を調べてから会うべきだった、と宍戸は悔やむ。
行きかけた旬は、振り返って尋ねる。
「僕のことは誰から? まさか隠れて調べたわけじゃないでしょうね?」
旬の姿が消え、宍戸の頬に軽い切り傷がついた。
後ろから「振り返らないで」と言われ、スキル『隠密』だと悟る宍戸。
そんなスキルまで持っているなんて、諸菱建設が提示した額にも納得がいく。
宍戸は、ことの顛末を話した。
白虎ギルド区域内のC級ダンジョンを買い占められたため、調べたところ、水篠ハンターに行き着いた。
三度の事件事故に遭遇しながら、生き延びた事実。
再覚醒によって上級水準の力を得て、三度とも潜り抜けたのだろう。
水篠ハンターの強さを知った諸菱ハンターは、計画中のギルドのためにゲートを買いあさり、テストを行っている。
予想ではあるが、辻褄があってると判断して、実際に水篠ハンターに会いに行った。
すると旬は、「他に僕を知ってる者は?」
「私と部下、2人だけです」
高値でC級ゲートを買い漁ったため、目立ってしまったらしい、と旬は考えた。
あまり知られたくないことだと前置きして、旬は釘をさす。
「どこからか僕の噂が聞こえてきたら、まっさきに宍戸さんや部下の方を疑いますよ」
「上に報告しなければならないのですが、私も死にたくありませんからね。部下にも口止めしておきます」と宍戸は答えた。
「ありがとうございます」
すると旬は姿を見せ、もうしばらくは最高値でC級ゲートを買い続けると宣言した。
宍戸は、社の新人を訓練させるゲートがなくて、困るという。
「それなら取引しましょう」と旬。
旬が予約してあるC級ゲート参加許可を、白虎ギルドに3つ売る。
今回限りのサービスだから、逃したらしばらくC級には参加できないだろう、と。
売り切れ間近だと煽るショッピングの司会者みたいだな、と思いながら、宍戸は考えた。
地方にもゲートは発生するが、他の大型ギルドと揉めることになりかねない。
「わかりました」と宍戸は結論を出した。「おいくらでしょうか?」
「1つ3千万です」
びっくりして吹き出した宍戸は、冷や汗まで流した。
「C級ゲートで手に入るマナ石と魔法石は、2千万ほどです。3千では元が取れない。せめて2千まで下げて…」
「いいでしょう」と旬。
両者は握手し、3つのゲートを6千万で交渉成立となった。
帰る前に旬は、「これを差し上げます、口を開けてください」と言って、宍戸の口に細長いビンから液体を流し込んだ。
たちまち、頬についた傷が消えてゆく。
「隠密に回復能力まで見せてくださった。私を信頼していただける証拠と考えても?」
「秘密をもらさなければ、ですけどね」と旬。
旬が帰り、吉田がやってくると、宍戸は感想を口にした。
「思った以上の大物かもしれん」
6千万の入金
諸菱からの電話で、6千万の入金があったと報告を受ける旬。
キャンセルしようとしてたゲートなのに、どうやって、と諸菱は不思議そうだ。
詐欺
白虎ギルドの区域内で、C級ゲートが余ってると聞き、驚く宍戸。
入札価格もすべて百万以下と聞いて、愕然とする。
諸菱建設はどこにも入札などしていなかったのだ。
どうやら諸菱と水篠は、明日のレイドに出る予定などなかったらしい。
詐欺にあったと知って、身体中を震わせる宍戸。
しかし直後、水篠から連絡があると、少し気持ちが落ち着いた。
こんな内容だった。
「隠れて調査されてたことは、これで水に流しますよ」
いっぱい食わされたと、宍戸は目を閉じた。
けれど、連絡をくれたってことは、名刺を持っててくれた証。
「水篠ハンターの番号が手に入っただけでもよしとしよう」と前向きに考えるのだった。
転職クエスト
紫色のゲートを前にして、旬はつぶやく。
「転職クエスト、おもしろそうだな」
中に踏み込みながら、こう思っていた。
やっとこのゲームが、本格的に動き出す兆しが見えたな。
俺だけレベルアップな件【37話】の感想
二重ダンジョンに入ったときから、旬は頭の回転はとても際立っていました。
ここにきて、白虎ギルド相手に詐欺をしてみせます。
手口が鮮やかで、頭の良さを感じさせるシーンでしたね。
最後には、転職クエストに踏み込んだ旬。
どんなステージが待ち受けているか、先の展開が気になりますね。
第38話のネタバレは、以下をどうぞ!

漫画で読むとより臨場感が味わえるので、ネタバレ文章を読んだら、その後はぜひ絵付きで読んでみてくださいね。
※4話以降は23時間ごとに1話ずつ読めます。